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第11回アサガオ研究集会のお知らせ(東京農工大学 2022年7月30日)

第11回アサガオ研究集会をオンラインで開催します。世話人が所属する東京農工大学での対面による開催を検討してきましたが、新型コロナウイルス感染症の収束が見えないまま、前回の開催より3年が経過してしまいました。そこで、関係各位の皆様と相談し、オンラインでの開催を決めさせて頂きました。これまでとは異なる開催形式でご不便をお掛けしますが、多くの皆様方にご参加頂けると有り難く存じます。 

  アサガオは、江戸時代からつづく伝統園芸植物であり、植物生理学や植物遺伝学などの学問分野における研究材料としても広く用いられてきました。最近では、アサガオ・ナショナルバイオリソースプロジェクトによる研究基盤の整備が進展し、高精度な全ゲノム配列の公開や100を超える突然変異系統のゲノム解読が行われ、研究のさらなる発展が期待されています。 

  第11回アサガオ研究集会でも、これまでの研究集会と同様に、アサガオが属するヒルガオ科、近縁のナス科植物を研究対象とされる方々との連携促進を図りながら、幅広い研究分野の研究成果の発表を通して交流を図り、研究の発展に繋げていきたいと考えております。アサガオや近縁種の研究者だけでなく、他の植物を材料とする研究者の参加もお待ちしております。 

主催: アサガオ研究集会世話人会 
共催: ナショナルバイオリソースプロジェクト・アサガオ  
世話人: 東京農工大学大学院 山田 哲也 

日時: 2022年7月30日(土)9:00 ~ 18:00  スケジュールは演題数により変更する可能性があります。 
場所: オンライン(Zoomを利⽤)  ZoomのURL等は参加申込者の皆様に後日お知らせします。 
参加費: 無料  交流会もオンラインで実施する予定です(こちらも参加費は無料です)。

発表形式: 口頭発表  演題数が20題を超えた場合には「ポスター発表」も併せて実施します。 申し込みの際にポスター発表への変更希望をお知らせ下さい。各発表形式の概略は以下の通りです。  

<口頭発表>  発表方法: Zoomによる完全オンライン形式   Power Pointスライドを画面共有し、口頭発表を行う  発表時間: 20分間(発表15分間+質疑応答5分間を目安とする)

<ポスター発表>  発表方法: Zoomブレイクアウトルームによる完全オンライン形式   ポスターの様式は自由(スライド、PDFなど)    発表時間: 60分間(発表10分間+質疑応答10分間を3回繰り返す)  *プログラムや発表方法の詳細は7月8日までにお知らせします。 

参加申し込み: 参加人数を把握するため事前の申し込みをお願いいたします。 以下のフォームにご記入いただき、teyamada(at)cc.tuat.ac.jpへ送信してください。((at)を@に変えて送信してください。講演される方は、7月1日までにご送付ください。)

 ―― 申し込みフォーム(ここからコピー)―― 
氏名:
所属:
職名:
メールアドレス:
講演希望: 希望する ・ 希望しない 
ポスター発表への変更希望: あり ・ なし ・ どちらでもよい 

 講演を希望される方は氏名、所属、講演タイトルを以下の見本に従って記入してください(発表申込期限は7月1日といたします)。

 ○農工太郎1、農工花子2 (1東京農工大学農学部、2基礎生物学研究所)
アサガオ花弁の吸光度と着色領域のQTL解析 

その他のご希望・連絡事項等:

 ―― 申し込みフォーム(ここまで)―― 

<連絡先> 東京農工大学大学院農学研究院 山田哲也 
電話:042−367−5683
E-mail:teyamada(at)cc.tuat.ac.jp  (at)を@に変えて送信してください。

研究集会はzoomを利用してオンラインで行われます。視聴にはURLやアカウントが必要です。参加希望される方は上記の山田先生までお問い合わせください。研究集会および交流会の参加費は無料です。

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第11 回アサガオ研究集会プログラム

主催: アサガオ研究集会世話人会 
共催: ナショナルバイオリソースプロジェクト・アサガオ  
世話人: 東京農工大学大学院 山田 哲也 

10:00 開会の挨拶 山田哲也 (東京農工大学大学院)

セッション1 座長: 仁田坂英二 (九州大学大学院)

10:05 アサガオにおけるアクアポリンのゲノムワイド解析
○位田瑞実 1、星野敦 2 、太田垣駿吾 1 3、松本省吾 1、白武勝裕 1 (1 名古屋大学大学院生命農学研究
科、2 基礎生物学研究所、3 名城大学農学部)

10:25 アサガオの花弁老化に関わるプログラム細胞死にV-ATPaseによる液胞酸性化が関与する可能性
○袴田光平、金勝一樹、山田哲也 (東京農工大学大学院農学府)

10:45 アサガオの花持ち性と種子生産性との関係
○山田哲也、桐生怜治、中村理沙、金勝一樹 (東京農工大学大学院農学府)

11:05 質量分析計を用いたアサガオのFTタンパク質の検出・定量
○森仁志 (名大・生命農学研究科)

11:25 幻の変化アサガオ間黄の秘密を探る。(高等学校におけるアサガオ研究事例)
○濱島裕輝 (東京都立墨田川高校)

昼休み

セッション 2 座長: 久保山勉 (茨城大学農学部)

13:00 高品質ロングリード技術を利用したアサガオ4系統の全ゲノム解読
○白澤健太 1、星野敦 2、仁田坂英二 3 (1 かずさ DNA 研究所、2 基礎生物学研究所、3 九州大学大学院理学研究院)

13:20 大規模リシーケンスによるアサガオの遺伝子変異の解析I
○星野敦 1、仁田坂英二 2、白澤健太 3、山田哲也 4 (1 基礎生物学研究所、2 九州大学大学院理学研究院、3 かずさ DNA 研究所、4 東京農工大学大学院農学研究院)

13:40 大規模リシーケンスによるアサガオの遺伝子変異の解析II
○仁田坂英二 1、星野敦 2、白澤健太 3、山田哲也 4 (1 九州大学大学院理学研究院、2 基礎生物学研究所、3 かずさ DNA 研究所、4 東京農工大学大学院農学研究院)

14:00 アサガオの主要な変異原Tpn1ファミリーの転移および転移の抑制機構
○水成友紀 1、星野敦 2、白澤健太 3、山田哲也 4、仁田坂英二 5 (1 九州大学大学院システム生命科学府、2 基礎生物学研究所、3 かずさ DNA 研究所、4 東京農工大学大学院農学研究院、5 九州大学大学院理学研究院)

14:20 休憩

セッション 3 座長: 武田 征士 (京都府立大学大学院)

14:35 アサガオの側方裂片形成・分裂組織の制御に関わる孔雀(PEAR)遺伝子の解析
○勝矢翔真 1、星野敦 2、白澤健太 3、仁田坂英二 4 (1 九州大学大学院システム生命科学府、2 基礎生物学研究所、3 かずさ DNA 研究所、4 九州大学大学院理学研究院)

14:55 アサガオの体軸形成に関与する乱菊(PY)遺伝子の解析
○光永大晟 1、宮尾崇矩 1、星野敦 2、白澤健太 3、仁田坂英二 4 (1 九州大学大学院システム生命科学府、2 基礎生物学研究所、3 かずさ DNA 研究所、4 九州大学大学院理学研究院)

15:15 アサガオにおいてD機能を担うMADS-box遺伝子PEONYは心皮の融合に機能する
○越水静 1, 星野敦 2, 3 (1 明治大・農, 2 基生研、3 総研大)

15:35 変化アサガオ「台咲」における花弁屈曲の分子メカニズムの解明
○山田康志 1、下木彩香 1、大橋惠一郎 1、前野哲輝 2、武田征士 3 (1 京都府立大学大学院、2 国立遺伝学研究所、3 京都府立大学大学院、京都府生物資源研究センター)

15:55 休憩
セッション 4 座長: 星野 敦 (基礎生物学研究所)

16:10 アサガオの形質転換系を利用したトルコギキョウの F3'5'H 遺伝子の機能解析
○元山ちひろ、清水圭一、大島寛史、米澤徹、前島理奈、宝泉孝輔、フィントンフク、橋本文雄 (鹿児島大学農学部)

16:30 γ線照射により誘発された 2 つのアサガオ新規白花変異体における遺伝解析
○勝山弘章 1、岡野凌平 1、高橋悠愛佳 1、仁田坂英二 2、星野敦 3、久保山勉 1 (1 茨城大学農学部、2九州大学大学院理学研究院、3 基礎生物学研究所)

16:50 マルバアサガオ新規 ivory seed (ivs)易変性変異の同定と解析
○森田裕将 1、北村崇馬 1、渡辺大起 1、飯田滋 2、星野敦 2 (1 名城大学農学部附属農場、2 基礎生物学研究所)

17:10 アサガオ花弁における時系列トランスクリプトームのデータベース化
○中川颯也、星野敦 (基礎生物学研究所)

総合討論 座長: 仁田坂英二 星野 敦
17:30

17:50 閉会の挨拶 山田哲也

 


 

 

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