も く じ

  アサガオは日がよくあたり,
  風通しのいいところをこのみ
  ます。住宅が密集するところ
  では,2階の物ほし場や屋根
  にさいばい場をつくったりし
  ます。

大輪アサガオのつくり方
 大輪(だいりん)アサガオのさいばいがさかんになると, あちこちで展示会が開かれるようになりました。そして,各地で花のみごとさや美しさを生かした, とくちょうのある大輪アサガオのつくり方が生まれました。 それぞれのつくり方に合った品種がつくられています。

  はなやかに見えるぼたんざき。
  おしべやめしべが花びら化する
  のでたねがとれません。

 ふつうは,つるをしぜんにのばして花をさかせますが,はちといっしょに花を観賞できるように,つるを短く切ったり,つるのまき方をくふうしたりします。各地の同好会がそれぞれとくちょうのあるつくり方を考えだしました。園芸家のあいだでよく知られているつくり方をあげてみましょう。
 展示会をたずねるときには,花のもようや大きさだけでなく,つくり方にも注意してみてください。

     丸ざきのアサガオ。形は
     ふつうですが,花のもよう
     が美しいそめ分けになって
     います。

あんどんづくり  大きなはちに,3本の支柱を立て,輪を3だん通してつるをまかせます。 花は下からじゅんにさき,毎朝,花のさくのがたのしめます。大きな花がさきやすく, 手入れもあまりむずかしくないので,大輪のアサガオづくりがさかんになると, あんどんづくりもさかんになりました。あんどんづくりには,葉が青く斑入りのセミ葉の品種が用いられます。


毎日心をこめて育てられた,切りこみ
づくりのはちがならんでいます。
葉の色と美しい花の調和がすばらしい。

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