アサガオの水耕には以下の組成の培養液が適当である。これは、NakayamaとHashimoto (1973)が報告した培養液をShinozakiら(1988)が一部改変したものを、さらに一部改変したものである。
100倍または1,000倍濃度のストック溶液を作っておき、使用するたびに蒸留水で希釈して所定の濃度の溶液を作ると便利である。この際、リン酸塩は沈殿しやすく、あるいは、リン酸イオンの存在下では他の塩類も沈殿しやすくなることがあるので、Ca(H2PO4)2とKH2PO4はそれぞれ別のストック溶液とした方がよい。ストック溶液は冷蔵庫に保存しておく。