黄色いアサガオ・黒いアサガオ
黄色アサガオ
江戸時代の文献にはかなり黄色いアサガオの記録があるが、現在はっきり黄色とよべる系統はない。吹掛絞の地色は淡い黄色であることが多いがこれはCHI遺伝子が欠損しておりカルコンやオーロンが蓄積するためだと言われている。これに吹掛絞を抑圧するような、speckled-reduced (sp-r)のような変異が入ると無地の淡い黄色のアサガオとなる。吹掛絞の系統にも見られるが黄色い部分の花弁は縮んでしまうことが多い。
右近 54Y 都の誉れ
黒色アサガオ
黒いアサガオも育種家の目標であったが現在ではかなり黒いアサガオができている。尾崎哲之助氏も黒色系統を作ることに尽力した。右はその流れを組む、恵比寿葉系統。
黒王(こくおう) 明烏(あけがらす)