アサガオ花成生理学に関連する文献をできる限り網羅した。アサガオ花成生理学に関しては、モノグラフとして1967年に日本植物生理学会からImamura Shun-ichiro(今村駿一郎)編集のPhysiology of Flowering in Pharbitis nilが刊行されている。また、1985年にCRC Pressから出版されたAbraham H. Halevy編集のHandbook of Flowering, vol. IVの一章として、Daphne Vince-PrueとJonathan GresselによるPharbitis nilが書かれている。これらのモノグラフには、その当時までのアサガオ花成生理学に関する知見が総括され文献も多数引用されている。そこで、ここでは、これら２つのモノグラフを区切りとして、1）1966年以前の文献、2）1967〜1984年の文献、3）1985年以降の文献の、3部に分けて収録してある。