2017年度 春学期 分子生命科学I

担当 仁田坂 英二

連絡用メールアドレス enitascb@kyushu-u.org

電話(伊都) 092-802-4266 または 092-802-4327


◆ レポートについて: 
次の1~3の問いへの解答を上記のメールアドレスまで、メール本文またはワードの添付ファイルとして送ってください。
メールのタイトルは「分子生命科学I」としてください。
提出期限は1週間後(5/17 正午まで)です。

1.次の遺伝子同定の事例を順遺伝学的手法(a)と、逆遺伝学的手法(b)に分類しなさい。
1) アサガオの八重咲き変異の原因遺伝子をシロイヌナズナのagamous遺伝子の同祖遺伝子(オーソログ)を利用して単離した。
2) イネの脱粒性遺伝子は日本晴とカサラス系統を交配したF2分離集団を利用して同定することができた。
3) キイロショウジョウバエのeyeless遺伝子をトランスポゾンの挿入変異体から同定した。
4) ブルームシンドロームの原因となる遺伝子をhomozygosityマッピングによって特定することができた。
5) アオダイショウのアルビノ変異はヒトのOCA4遺伝子のオーソログの変異体であった。

2.あるイネの突然変異体の原因遺伝子を図のような手順で同定した。変異の原因となる遺伝子は染色体の(A~D)およびBACクローン(E~H)のどの領域に存在すると考えられるか。記号2つで答えなさい。変異体は日本晴のバックグラウンドで生じているので、原因となる遺伝子の近傍は日本晴のバックグラウンドを持つ(組換えが少ない)個体が多いはずである。

3.講義の感想・質問等(任意です)

 


◆講義資料

以下に掲載しています

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