過去ログその5

9/1/00 から 4/2/01まで

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おーつかけん

title:渡辺せんせいの朝顔資料館へお邪魔してきました。

on 09/01,17:56
from 202.255.203.2

私の夏季休暇を使って8月30日(水)の午前中に伺いました。
前日の夕方にお電話し、急に押しかける格好になってしまいましたが、渡辺せんせい自ら「武蔵中原」の駅までお迎えいただきました。

昨日、お礼状を投函しました。そろそろ着くかと思います。
ありがとうございました。

10時半から3時間もお邪魔することになってしまいましたが、やはり屋上にところ狭しと並べられた朝顔の数々は圧巻でした。その実物の朝顔を見ながらいろいろ教えていただくと、まさに「百聞は一見にしかず」という感じでした。

花の形も、葉の形も、実物を見ると、本などで読む場合とは印象度が違いました。

それから、せんせいの栽培方法も自ずと知ることが出来、大変参考になりました。

あと、図譜なども、実物を手にとり見ることが出来るという貴重な体験をさせていただきました。

今年は8月27日(日)に開催した展示会も、毎年8月の第4日曜日に行う予定でいらっしゃるとのことでしたので、申し添えておきます。

最後に、川崎にお住みでありながら、東京・世田谷に朝顔の圃場をお持ちとのこと。
体が2つあるわけではなし、どうやって維持してされているのか不思議に思いお聞きしようしていて忘れてしまいました。

取り急ぎ、お礼とご報告を兼ねて。

では、また。



あちゃお

title:朝顔天国

on 09/01,18:03
from 210.132.232.85

あちゃおです。渡辺先生のお宅で撮影してきた写真をUPいたしました。
(渡辺先生、構いませんでしょうか、構いませんよね)(^^;
おーつか様もあの朝顔天国へいらっしゃったんですね。(はるばる)
れきはくも今週末で終わりですね。入場者は多かったのでしょうか?



にた

title:やっと

on 09/01,18:27
from 133.5.173.64

ワークショップも終って一息ついています。北は北海道、南は鹿児島まで、
いろんなところから偉い先生方に来ていただき、アサガオ三昧の日々でした。
夜は遅くまで屋台やら飲み会、朝は6時からアサガオの観察会。有意義でした
がちょっと疲れが今ごろ出てきました(年寄りの証か?)。

今年は少雨でダニの被害も出始めており、万全という形ではなかったのですが、
3000本(その他おみやげ用をいれると4000本くらいあったかも)
くらい栽培し、牡丹咲高級出物(車咲牡丹20鉢、その他は糸柳・針葉・柳牡丹
が100鉢、獅子咲牡丹も100鉢、その他もろもろ展示いたしました。
近かったら皆さんにも見に来てもらいたかったです。



山中

title:>長谷川様

on 09/02,01:15
from 213.116.110.187

オランダの展示については、、にた様からも画像提供の要請があったのですが、デジカメ、スキャナなどが揃わず、タイムリーな話題の提供ができませんでした。申し訳ありません。歴博のホームページ(リンクはメインページにあります)で近々公開される予定と伺っていますので、展示の様子などにつては、もう少しお待ちいただければ幸いです。
で、日本の朝顔の実物が、これだけの規模で海外に紹介されたのは、初めてのようです。会期中の入場者数は、16,000〜17,000人程度だったそうです。にた様、歴博やライデン植物園の皆様のお力で、ここまでの成功したのだと思います。
私の感想としては、海外で展示をするとしたら、もう少し暖かい気候帯の国や地域が良いのではないかと思います。はい。



にた

title:テストその2

on 09/03,18:13
from 133.5.173.64

テスト



安田

title: 黄色い朝顔

on 09/04,13:31
from 210.225.194.227

 涼しくなってきたので、マルバアサガオのクリーム色も濃くなってきました。黄色のイポメアに関して、アフリカ産の小輪に、画像データベースの中のヒメノアサガオがよく似ています。果実の形も類似しています。類縁性がずいぶんありそうに思われます。



下駄

title:変化朝顔が今朝咲きました。

on 09/05,08:09
from 211.0.183.142

昨年、佐倉歴博で貰った(仁田坂先生採取の種)「青掬水爪竜葉白獅子咲」5粒のうち3粒が発芽。カーネーション風の白です。生まれて初めての経験で夫婦で喜んでいます。来年も頑張るぞー!それにしてもこの掲示板面白いですねぇ。随分楽しませてもらっています。来年は友人諸氏をお招きして朝顔の塗り椀(先祖伝来の良い物があるんですよ)で一献差し上げねばと夢を膨らませています。



すす

title:素人の疑問

on 09/05,10:50
from 210.141.119.22

はじめまして。実は、知人の子供さんが、「うちの朝顔は青色なのに、夕方になると赤くなるの。どうして?」と質問されたのですが、てんで答えられません。どの様に説明してあげればよいのでしょうか。無知で恥ずかしく思いますが、お助け下さい。



にた

title:>すす様

on 09/05,14:18
from 133.5.173.64

アサガオの色素であるアントシアニンはアルカリ性側では青、酸性になると
赤くなります。そういうわけで、花が咲いて時間が経過すると細胞(液胞)
内のpHが酸性になり花が赤くなります。午前中でしぼんでしまうと余り
気付かないことが多いですが、これから涼しくなると花のしぼむことが
遅くなるため赤くなるのが不思議だという質問を多く受けます。



にた

title:>下駄様

on 09/05,14:19
from 133.5.173.64

カーネーション様の牡丹咲が咲いたのでしょうか? 喜んでいただけると
種子を提供した甲斐があります。



おーつかけん

title:皆様のご来場ありがとうございました。

on 09/05,18:07
from 202.255.203.2

歴博の事務職員のおーつかです。
9月3日で終了した本館の「伝統の朝顔」展には、この掲示板に書き込まれる方を含め多数お越し下さいましてありがとうございました。

今年の会期中の入場者は7000人台でした。
昨年の1万人には及びませんでしたが、これは、8月12・13日のお盆休みのかきいれ時に台風の影響を受けたことと、今年は、先着50名の変化朝顔の種の配布を行わなかったためだと、私個人的には分析しております。

でも、今年は図録に変化朝顔の種が付いてきたので、図録の売上は好調だったようです。

本当に良い出物の開花はこれからだと思います。
昨年のように引き続き、縮小してこれらの出物をご覧いだたくことになるかは未定ですが、情報が入り次第お知らせしたいと思います。

図録の販売は引き続いて行っていますので、博物館の方にお越しいただければ購入できます。この図録の販売は歴博ではなく、「財団法人歴史民俗博物館振興会」
で行っております。種の添付の有無についても後日調べてお知らせします。
なお、上記の財団は、歴博と同じ住所になります。

すこし遅くなりましたが、ご報告までに。
にたせんせいにも、ありがとうございました。



おーつかけん

title:正木系でも・・・

on 09/05,18:11
from 202.255.203.2

続いてすいません。

正木系でにたせんせいのところから元は分譲していただいたと思われる朝顔のうち、うす黄色(クリーム色)と名称がついている株を持っていますが、青紫の花をつけているものがあります。

正木系でも、その変化をもたらす遺伝子などが抜けてしまうことってあるんでしょうか?

そういえば「紅爪覆輪」ということでいただいた朝顔の中には、覆輪がなく、赤紫一色になったものもあります。



にた

title:自然交雑

on 09/05,18:19
from 133.5.173.64

か、種子の取り違えによるものです。突然変異によるものもあると思いますが
恐らく違うと思います。うちでも管理はちゃんとしていますが、種子を集める
際に別の袋に入れてしまったりとかいう単純なミスもあるようです。ただ
系統ごとの特徴を記録していますので、交雑したもの、取り違えたものは
すぐにわかります。今年から支柱はワイヤーにまっすぐ立てるようにして
いますが上の間隔が詰まらないので便利です。

とにかく株ごとに採種して、支柱に他の系統が絡まないように管理する必要
があります。ここへんがアサガオの手のかかるところですね。

爪覆輪に関しては、しばしば覆輪のなくなった全色花になります。



すす

title:ありがとう、にた様

on 09/05,22:40
from 210.251.16.214

回答、ありがとうございました。早速、説明できます。
実は、私、花屋さんなのです、恥ずかしながら・・。
朝顔は売っていますが、全然知らない事ばかり。もっと勉強しよ!と思います。
本当に助かりました。



すす(2)

title:ところで・・

on 09/05,23:02
from 210.251.7.153

先程、にた様に教えて頂いた、アントシアニンの事で、またまた質問させて下さい。
花が咲いて時間が経過すると、細胞内のpHが酸性になるとの事ですが、それはなぜなのですか?
青い花だけが元はアルカリ性なのですか?



にた

title:この掲示板を

on 09/05,23:48
from 133.5.173.64

読んでいる(かもしれない)方々にもっとお詳しい方がいるのですが、
恐らく、咲いているときは細胞(液胞)内部のpHを高い方(アルカリ側;
といってもほとんど中性ですが)に保つ働き(イオンチャネル)があって、
花がしぼむか、弱ってくるとこのチャネルの働きが弱まるか、ストップして、
空気中や呼吸によって生じた炭酸ガスのために酸性側に液胞内部のpH
が傾きます。そのためじゃないでしょうか。

最近の研究では紫色の花はpHが青い花より酸性寄りになっているそうですよ。
しかし色の道は深くて険しいみたいで私にはとてもとても・・



シッグ

title:すす様

on 09/06,00:59
from 133.48.48.38

花弁表層の細胞内の液胞のpHと花の色の青色化についてはソライロアサガオのヘブンリーブルーについて、名古屋大学のグループによって詳細な研究が行なわれております。
その結果によれば、ヘブンリーブルーは、蕾の時は赤紫色で、開花するときれいな青色花となり、またしおれると赤紫色となりますが、赤紫色の蕾が青色花となる時に液胞内のpHは6.6から7.7に上昇するとのことです。
なお、青い花に炭酸ガスを吹きつけると(赤)紫色に変わることも確かめているようです。
さらに、クシャットしおれて花が赤色化するのは、液胞そのものが崩壊したためとのことです。
確かにアサガオの青花は、ヘブンリーブルーに比べて早く赤色化していくので、開花後にアサガオの花はソライロアサガオに比べて早く液胞内のpHが酸性化するのではないかと考えられてはいるようですが、なぜアサガオの方が早く赤色化するのか(または、なぜソライロアサガオの方がいつまでも青いのか)という点については、実際は未だよく分かってはいないのではないかと思います。
身近なアサガオの色についても、実際にはマダマダ分からないことだらけだと思います。



おーつかけん

title:ありがとうございました。

on 09/06,17:40
from 202.255.203.2

にたせんせいへ。
ありがとうございました。

そうですね。特に変化朝顔は、種取を慎重にしなければならないところが大変ですね。毎週週末は伸びた蔓を1本ずつ他の株の蔓と混じらないように巻きなおすのが日課になっています。
種も家中の使い古しの封筒をかき集めて区分けしてとっています。

テスト蒔きを効率良く行えるノウハウがございましたら、お手すきになってからで結構ですからご教示ください。

>爪覆輪に関しては、しばしば覆輪のなくなった全色花になります。
この覆輪のなくなったものは、その子孫にあたる種子で覆輪がまた出てくるということはないのでしょうか?



にた

title:全色花

on 09/06,17:42
from 133.5.173.64

からまた爪覆輪が出ることもあるようです。恐らく他の遺伝子との相互作用に
よるものでしょう。



にた

title:テスト播き

on 09/06,17:54
from 133.5.173.64

小規模でやっていくのであれば、テスト播きはしなくても、親木の何株分か
の種子を播いて出物のない親木由来の苗は全部捨てればよいのですが、
やはりテスト播きしておくと安心して育てられますね。

一本の親木に付き、12粒づつ、9cm程度のポット2,3個に種を播きます。
かなりたてこんでいますが、蕾がつくか花が咲くまでの栽培ですので気にしない。
もし気になるようでしたら市販の矮化剤Bナインを規定の濃度で一度噴霧
するとよいと思います。
できれば9月中に播きます。短日のためすぐ蕾がつきますが、子葉、牡丹咲き
の有無しを確認します。ただ親木の種をとってすぐ播くのが間に合わない・
忙しいようであれば、一年おきのローテーションでやっていくのも一つの
方法だと思います。
また采咲・車咲系統などでは牡丹の確認はできなくても、子葉で出物がでるか
だけでも確認しておくとだいぶ省力化につながります。

うちでは整理が終った冬場から春先にかけて、温室(30度恒温)で24穴の
連結トレーに播いて、一度Bナインを散布して、花が咲くまでほおって
おきます(肥料はいりません)。少ないスペースでも結構たくさんの親木を
チェックできます。



津田 康平

title:朝顔のルーツ

on 09/06,21:59
from 210.231.64.156

先生こんばんわ
朝顔はどこの国からやってきたのですか
教えて下さい



すす

title:面白い!

on 09/07,00:06
from 210.251.6.143

シッグ様、にた様、ありがとうございました!なるほどー!
ウン年前にエセ農学部を卒業した私。の割に、まったく無知で、お恥ずかしい限り・・。しかし、面白いですよねー。久々に、教科書を探して勉強したくなりました。また、壁にあたったら、お助け下さい!助かりました。



おーつかけん

title:ありがとうございました

on 09/07,09:01
from 202.255.203.2

にたせんせいへ

試し蒔きの件、ご教示いただきありがとうございました。

1年おきでやるのがやりやすそうですので、そうしてみます。

家の朝顔たちも8月中であれば雨が降ると蔓がずーんと伸長していましたが、
9月に入ってからはもうあまり伸びなくなりましたね。
今週は千葉県地方は毎日雨ですので、水遣りをしなくてよくて、ちょっと楽です。

では、また。



にた

title:>津田さま

on 09/07,09:31
from 133.5.173.64

やってきたのは奈良時代、遣唐使によって中国から来たようです。実際、
中国産のアサガオが日本のと一番近いです(DNAの配列から)。

原産地はどこかという問題がありますが、DNA配列から系統樹を描きますと
近縁種のアメリカアサガオに一番近いのはアフリカ系でした。またDNAを
調べてはいませんが、アフリカ系にそっくりなブラジル系というのもあり
ますし、イポメア属の種数が多いのは熱帯アメリカだそうです。起源地に
近い方が(歴史が長いため)種数が増えるという原理からも、アサガオは
熱帯アメリカ起源なのかもしれません。これがアジアに渡って独自の適応
進化を遂げて、日本にも渡来したというところでしょうか。



シッグ

title:すす様が

on 09/07,17:41
from 133.48.48.38

面白い!と書かれたので、それに力を得て、花の色素アントシアニンがたまる液胞のpHと花色について追加します。
液胞のpHと花色に関する研究は、ほとんどがペチュニアと(ソライロ)アサガオに限られていて、詳細なpHの測定はソライロアサガオのヘブンリーブルーで、突然変異による色の変化については、主にペチュニアで研究されています。
しかも、開花に伴い(ソライロ)アサガオではpHが上がって青花となるのに、ペチュニアでは開花に伴ってpHが下がって酸性化するとのことです。
なぜそうなっているのかは、大変不思議です!。
なお、“青いバラ”を作リ出すために、何とか液胞のpHをアルカリ側に変えられないものかという議論もあります。



千葉の今

title:牡丹のえだかわり

on 09/07,22:30
from 210.165.217.4

牡丹が丸咲きに変わるえだがわりのもの、
当方にも1株あり、花色は白色、出所不明
桔梗咲きの八重が一重になつたりするものと、
同じと考えていた。來春に期待



千葉の今

title:牡丹のえだかわり

on 09/07,22:30
from 210.165.217.4

牡丹が丸咲きに変わるえだがわりのもの、
当方にも1株あり、花色は白色、出所不明
桔梗咲きの八重が一重になつたりするものと、
同じと考えていた。來春に期待



にた

title:>今さま

on 09/08,04:43
from 133.5.173.64

牡丹の枝変わりはとても珍しいですね。
枝変わりで一重になった部分から種子ができるはずですから、それを一部
いただけると、私の研究上で大変助かります。



Joe(ふじ)

title:ヘブンリーブルー

on 09/08,18:04
from 202.228.166.45

似た様な名前の方がおられるようなので、ハンドルを変えます。

変化朝顔ではありませんが、今日のasahi.comに、
「ヘブンリーブルーが満開」という記事が載っていました。
長野の豪商の家だそうです。
HPには写真も載っていましたが、奇麗ですね。

http://www.asahi.com/0908/news/national08024.html
http://mytown.asahi.com/nagano/news01.asp?kiji=76



おーつかけん

title:今朝、気づいたこと

on 09/09,07:51
from 202.219.222.34

おはようございます。
今朝は週末なので久々にゆっくり朝顔の手入れが出来ました。
そこで、気づいた雑感です。

@花がらとりは大事ですね。
 朝顔資料館の渡辺せんせいを訪問したときに、たんねんに花がらをとっているのを見て、いままで放っておいたのですが、鉢植えのものだけ取ってみました。
すると、不思議不思議・・かなり見栄えがよくなります。
 園芸的にきれいにみせるためには必要なことだと知りました。

A1週間の雨で・・
 水遣りをしなくてすんだのはよかったのですが、種採りをしてみると結構既に発芽している種があってびっくりしました。水分があるとすぐに成長しだしてしまうものなのですね。
 そこで今日は少し青みが残っているものまで、採種しました。
また、1週間種採りの時間がとれないでしょうから。

では、また。



おーつかけん

title:今朝、気がついていなかったこと

on 09/09,10:06
from 202.219.222.27

このホームページに新しく「朝顔カレンダー」と「三十六花撰ミレニアム」などが加わりましたね。

「朝顔カレンダー」はあと2ヶ月早くできてほしかった!!です。
来年は便利!!と思います。冬の間が寂しくならないかちょっと心配です。

「三十六花撰ミレニアム」はさすが!にたせんせい!!という感じです。
今年の良花の集大成ですね。それぞれに少し解説があるとうれしい気もします。

「開花movie」などは、まだ見ていませんので後ほど感想を寄せさせていただきます。

では、また。



おーつかけん

title:にたせんせいも大変なようですね。

on 09/09,10:28
from 202.219.222.36

ことしの夏は、テレビ、新聞、園芸雑誌と朝顔・変化朝顔についての記事を見かけることが増えてきました。

そのためでしょうか。にたせんせいのところへの種の分譲の希望が殺到しているそうですね。

わたしは、栽培2年目の初心者ですが、
わたしなりの視点からご忠告させていただくと、このホームページに載っているような綺麗に整った出物はなかなか簡単には得られません。
(出物自体1割未満〜2割5分程度の割合でしかでません。
他は遺伝上、変化する要素をもっていても、普通の形に朝顔になります。
もちろん、これも親木として続けて栽培する上では大切なものです。)

 そのため、沢山栽培する必要があるので、例えばマンションなどで育てる方は、夏の間ベランダを全て朝顔に取られてしまうくらいの覚悟が必要です。
 また、「今年よい花が出なくてもまた来年」というくらいの気持ちで(3〜5年くらい以上続けるつもりで)栽培を続けることが必要です。

にたせんせいも愛好家が増えることは喜ばれているでしょうが、せっかく送った種が万一、粗末に扱われていたりしたら悲しく思われるでしょうから、一言書き込ませていただきました。

でも、にたせんせいの受付時期の3月の寒いさなかに、夏の朝顔のことを覚えていらっしゃる方であれば、大切に育てていただけるでしょう。

では、また。

そうそう、わたしも歴博の「伝統の朝顔」展を見ながら、リクエストの候補をメモっていますので、その節はよろしくお願い致します。



にた

title:あの朝顔は

on 09/09,10:30
from 133.5.173.64

今年デジカメで撮っていたものを載せただけで、いまいちの花(写真も)が多い
ですが、そのうち解説をつけてみます。確かに解説つけないとどこが珍しい
のか分からない花も多いですね。新規突然変異の花もちらほら混じっています。

助走距離の長い私は、どうもいろいろ煮詰まってくるとcgiをいじってみたり
して遊んでしまいます。冬場はいずれこの掲示板は寂しくなることでしょう
(笑)。



にた

title:リクエスト

on 09/09,10:41
from 133.5.173.64

最近、「あの撫子みたいな花の種子送ってください。えーと住所は
・・・」というような電話を受けたり、牡丹出物がでるように30粒以上
送って、後であんな綺麗な花は咲かなかったとか言ってこられる方が
いてちょっと閉口している面もあります。聞いてみたら、たくさんもらった
ので、3粒くらい播いてのこりは近所の方に上げたそうです(−−;)

説明が悪い私も悪いのですけど、もう少し本気で育てる気の方に上げたいと
思ったりします。中学のころ遺伝研の田村さんに手紙を書いたら、丁寧に
メンデルの法則を教えていただき(僕なりに勉強してたので知ってましたが)、
でも結局、ここは国立の機関だから一般の方にはあげられません。と断わられ
たことがあります。しかしこの種子も元はと言えば愛好家から収集したもので
すから、僕は配布することに抵抗はないんですが。



ねこもも

title:ヘブンリーブルー咲きました

on 09/09,15:55
from 202.219.207.200

8月初旬に全く花芽がないと嘆いていた者です。
昨日初めて花が1つ咲きました(^^)
でもよその写真のように、暴力的に花がたくさん咲きそうな
気配はありませんが。
下の方の葉はかなり黄色く枯れ、けさは咲いてないし(ーー;)

ところでこの掲示板に出てくるチロリさんというのは
「週刊朝顔」のチロリさんでしょうか?
7月はじめに見つけましてほとんどをプリントし、ちょくちょく
読ませていただき、たいへん参考になっています。
イラストもきれいだし、ありがたいもんですm(__)m
おかげで、入谷の朝顔市まで行ってしまいました(^^ゞ



しお

title:香りのする朝顔

on 09/09,16:56
from 210.251.20.16

ちょっと気になっていたことがあるのでにた先生に質問していいですか?
小川信太郎さんが育てていた、バラの香りのする朝顔は、
今どうなってしまったのでしょう。



にた

title:実は

on 09/09,17:24
from 133.5.173.64

うちに小川系統として保存されています。僕もあさがお百花の文章を読んで
気になっていたので、以前展開してみたのですが、匂いはよくわかりません
でした(鼻が悪いのかも?)。不安定で選抜の必要があると思いますから
興味があればお送りします。



しお

title:ぜひ

on 09/09,18:17
from 210.251.21.20

お願いします。3月にリクエストしたいと思いますので、
よろしくお願いいたします。他にも小川さんの作っていた系統は
有りますか?小川さんの作っていた朝顔は、たとえば海松葉系統、柊葉系統
にしても今見られるような物とはちょっと違うような気がするのですが・・



にた

title:他にも

on 09/09,18:42
from 133.5.173.64

小川系と書かれた系統がありますが、変化物にはあまりないようです。
肥後とかマルバアサガオとか。
確かに小川さんの育種の方向は少し違っていましたね。小川さんの
本も最近古本屋で出まわっているようですが、ちょっとの差で
いつも買い損ねてしまいます。現物は見せてもらったことは
あるのですが。



おーつかけん

title:朝顔資料館の変化「アサガオ」研究会に入会しました。

on 09/09,21:12
from 202.219.222.136

先日、渡辺好孝せんせいの朝顔資料館にお邪魔した際に、渡辺せんせい主宰で「変化アサガオ研究会」があるとお聞きし、早速入会して来ました。

(「変化朝顔」ではなく、「変化アサガオ」です。「変化朝顔研究会」は東京・三田の魚藍寺にある別組織ですので注意を。)

毎年、春に渡辺せんせいから種子のリストが来るのでその中から10種類リクエストし送っていただくというものです。特に展示会などを意識していないので、遠方の会員も多いと聞きました。

年会費は5000円です。

採種の現状からみて100名程度がキャパシティかな?とおっしゃっていました。
でも、
この掲示板の9月7日に書き込まれている「今」さんと同じ方でしょうか?
渡辺せんせいのところに訪問された「今さん」が協力してもよいということだったのでもうすこし会員のキャパを広げられるかも?とのことでした。

私で、60〜70人目くらいだったのではないでしょうか。
変化アサガオを中心にマルバアサガオやイポメアなども栽培していきたいとのことでした。

このように、にたせんせいを始め、渡辺せんせいなど、長年栽培を続けている熱心な愛好家がいるお陰で、わたしのようについ最近「変化朝顔」の存在を知った新参者でも種子を分けていただき、その美しさを楽しめるわけですね。

感謝です。

わたしも、後発の方に種子をお分けできたり、同じくらいの年季の方と交換できるように見習いたいものです。
(その目的で、先日「テスト播き」について質問したのです。)

そうそう、最後に
渡辺せんせいの朝顔資料館の今年は8月27日だった観察会は、この「変化アサガオ研究会」の展示会と総会を毎年8月第4日曜日と決めているからだったそうです。

お問い合わせ先などは、朝顔資料館の渡辺好孝せんせいへ(掲示板の過去ログやトップの紹介の中に確か、電話番号まで含めて載っていた筈です。)

では、また。
(この研究会のご紹介にあたっては、主宰されている渡辺好孝せんせいの了解を得ております。)



あちゃお

title:ひとこと

on 09/10,12:56
from 210.132.232.173

こんにちは。あちゃおでございます。
渡辺先生の研究会、私もはいる〜。文でもしたためるべし。
そうそう、お電話番号まで掲載するのはプライバシーの面からよくないような
気がするのです。渡辺先生のところにご迷惑がかかっていないことを
祈っています。削除しません?>にた先生。

9月14日には私もご一緒したいです。(^^)
仕事は夕方からなので余裕です。

もう一点。
分譲以来殺到とのこと。うれしいですが、先生の本業のご研究が頓挫しては
申し訳ないです。インターネットの普及ですそ野が広がっていますし、
これからも増え続けるでしょう。最低限の礼儀は心得て頂きたいですね。
ちょこっと育ててみたい方はご遠慮なく、まずあちゃおにご依頼下さい。
正木系統など中心にお分けします。
(実際に育てると、がっかりするひとも多いんだな、これまた)



チロリ

title:朝顔資料館

on 09/10,17:38
from 63.12.64.206

私も8月27日に資料館をたずねたひとりです。栽培方法など、
とても参考になりました。その折、渡辺先生の研究会にも
入ってしまいました。
来年は大変だあ!

ねこももさん、そのチロリというのは私です。
読んでいただいてありがとうございました。
ごくごく普通の栽培の場合しかとりあげていないので、
本格的に栽培するかたには通用しないかもしれません。



taka

title:はじめまして

on 09/10,17:41
from 203.165.9.69

こんにちは、takaと言います
私は今アサガオについて調べているのですが
ここでは本当に勉強になりました
ところでずっと疑問に思っていることがあります
朝顔は朝に咲くからアサガオというのですよね?
それでは、アサガオは明るくならないと咲かないということなのでしょうか
もしそうであるなら夜、それ相応の光を当てれば咲くのでしょうか?
愚問なんですが気になってしまっていて・・・
教えて下さい 
お願いします



にた

title:開花

on 09/10,22:51
from 133.5.173.64

貝原・瀧本先生が詳しく調べられていたと思いますが、簡単にいうと
朝明るくなるから咲くのではなく、7−9月ごろの開花時期では
暗くなってから10時間程度で花が咲くようになっているようです。
そのため明るくしておくと花の咲くのが遅れます。
また、日長条件や温度にもかなり影響を受けるようで、低温(20度)
だと連続光(づっと明るい)にしておいても花は咲くようです。



Joe(ふじ)

title:種蒔き

on 09/11,17:33
from 202.228.166.45

種を蒔くときに種子に傷をつけるとよい、というお話ですが、
今まで傷をつけて蒔いたことがなかったので、
春が来る前に予行演習で種を蒔いてみました。

まず、普通の朝顔で蒔いてみたのですが、傷をつけすぎたらしく
葉がぼろぼろになってまるで変化朝顔の双葉のようになってしまった芽もありました。
それでも、発芽した芽はすべて順調に育っています。12粒中9粒が発芽しました。

それを踏まえて、変化朝顔研究会の神代植物園での展示会でいただいた種を
傷をつけて蒔いてみたのですが、その直後の天候が雨続きで不順だったせいか、
根が出てきた種もあったのですが、全て腐ってダメになってしまいました。
(蒔いたのは3粒だけでしたが)

そこで質問です。
種を蒔くときに傷をつける際のアドバイスがあれば、ご教示ください。
また、種を蒔いた後の天候は、やはり「晴れ」の方が良いのでしょうか。
種の皮を剥くのは、芽が起き上がる前でも良いのでしょうか。
(変化朝顔の種では、芽が起き上がってくるのを待っていたのですが、
その前に腐ってしまいました。)
他に気をつけるべき点があれば、ご教示お願いします。

p.s.チロリさんの「週間朝顔」を検索して見てみました。
まだ全部は見ていませんが、読みやすくて読み応えがあって
すばらしい内容ですね。
プリントアウトしやすいレイアウトになっているのも感動しました。
先日の渡辺先生の朝顔資料館を訪ねた際に、チロリさんとお話しましたが、
有名な方とは知らず、失礼いたしました。
私も渡辺先生の研究会に入会いたしました。よろしくお願いします。



おーつかけん

title:最近はすごいですね。

on 09/11,18:08
from 202.255.203.2

この掲示板の書き込みの量が です。

あっという間に下の方にいってしまいます。

でも、冬場は一体どうなるのでしょうか?
興味津々です。



taka

title:ありがとうございました

on 09/11,22:18
from 203.165.9.69

なるほど、わかりました
もうちょっと自分で調べてみます
仁田先生ありがとうございました



にた

title:基本的には

on 09/11,23:40
from 211.10.34.151

種子に傷つける”芽切り”は必須です。特に出物を子葉の段階で
選抜する変化朝顔には重要だと思います。
うちでも毎年一万粒くらいは芽切りしています。子葉軸の出てくる
あたり(へそのような部分)に傷をつけるように書いている本も
ありますが、どこでも大丈夫ですが、限りなく小さく、中の白い
子葉が見えるくらいにしたら大丈夫です。

播く前に一晩水につけるという行為はあまり意味がありません。
水を最初から吸う種子はそのまま播いても発芽しましし、そうでない
種子は芽切りをしない限り発芽が遅れます。



にた

title:冬場は寂しく

on 09/11,23:41
from 211.10.34.151

なるでしょうね。毎年そうだもの・・



ついつい

title:種子をつけさせるには?

on 09/12,13:27
from 210.197.80.13

はじめまして。
今年の夏から朝顔にハマりだした、ついつい(筒井芳郎)と申します。

7月22日のくらしの植物苑(佐倉の歴史民族博物館となり)で
開かれた観察会に行きました。(8月26日も行きました。)
その時に石化の朝顔(系統番号931)の苗をいただいたのですが、
その後順調に成長し、夏じゅう毎日たくさん花を咲かせてくれました。
茎の幅はあまり広くありませんが、斑入りの涼しげな孔雀葉や
細身で切咲きの白い花がとても気に入っています。

ただ、今まで50くらいは花が咲いたと思いますが、
いっこうに種子がつきません。

この掲示板では、夏の暑い時期は種子がつきにくいとありましたが、
図録「伝統の朝顔2」で「この系統は稔性が低い」とあるので心配です。
石化は特殊な遺伝をするとのことなので、
(劣性遺伝子が3つホモにならないと出ないのでしょうか?)
できるだけ多くの種子を取りたいと思っているのですが。

たくさん実らせるのに何かいい方法があったら教えて下さい。



にた

title:その石化系統

on 09/12,18:04
from 211.10.35.236

931は種子ができにくい(稔性が低い)です。これから咲く花が
少しは稔ると思いますが、雌しべが短いので、朝雄しべをとって
人工受粉してやるともう少し種子ができやすいと思います。



Joe(ふじ)

title:芽切り

on 09/12,19:54
from 202.228.166.45

なるほど、やはり傷は大きすぎたのですね。
もう少し芽切りの練習で蒔いてみる事にします。

数粒でも芽切りは割と神経をつかつ作業でしたが、
年一万粒くらいを芽切りするというのは、大変ですね。

にた先生、ありがとうございました



にた

title:補足

on 09/12,22:48
from 211.10.33.222

>石化系統は交配したとき、F2の分離個体が出てくる確率は
非常に低いですが、ホモ(正木として)保存していますので、
少ししか種子ができなくても大丈夫です。ただ石化はやや不安定
なので、播いた種子の半分から3分の1くらいしか石化にならない
かもしれません。

>芽切り
それほど大変ではないですよ。多量にやる場合は硫酸処理が楽で
よいと思いますが、うちは種類をたくさん播きますので、いちいち
芽切りをしています。1万粒芽切りするのに・・一人だと2,3日
くらいかかりますね。



ついつい

title:ありがとうございました。

on 09/13,02:50
from 210.144.142.116

石化の931、うまく受粉させて来年も育てたいと思います。
幸い、まだつるは元気なのでこれからも花は咲いてくれるでしょう。
がんばります。



おーつかけん

title:また台風が・・・

on 09/13,17:07
from 202.255.203.2

やってきていますね。

にたせんせいの圃場は大丈夫でしょうか?

沖縄は直撃のようですが、福岡は大丈夫なんでしょうか?

種とりの大事な季節ですから心配ですね。
(それとも、毎年のことだから慣れっこになっていますでしょうか?)

では、また。



にた

title:心配です・・

on 09/14,05:05
from 210.174.43.193

それよりも、今日はちゃんと帰れるんでしょうか・・・



にた

title:心配です・・

on 09/14,05:07
from 210.174.43.193

それよりも、今日はちゃんと帰れるんでしょうか・・・
台風は毎年直撃を受けていますが、結構壊滅的状況になってもなんとか
復旧できています。今年は支柱を丈夫にしたのでなんとかなるとは
思いますが、アサガオがもたないかも・・ひどいときは葉っぱが全部
飛んで丸裸になってしまいます。



まい

title:ありがとうございました。

on 09/14,17:46
from 210.143.45.82

夏休みの終わり頃質問した、「双葉であさがおを咲かせる」の返事ありがとうございました。提出日は過ぎてしまったけど、とりあえず成功しました。



おばた

title:先日は失礼致しました

on 09/14,19:08
from 130.69.126.63

T大農学部図書館員で、先日お目にかかりました者です。
無事福岡にお帰りになられましたでしょうか。

この掲示板の仁田坂先生がお見えになっていると急に呼び出されたので
びっくりしてしまい、間抜けな質問ばかりしてしまい、失礼いたしました。
もっと聞きたい事もあったのですが、仕事中でもあり、残念なことを
しました。めぼしい文献はみつかりましたでしょうか?

図書館前で栽培してあった朝顔は系統番号646と1093です。
手抜きで育てている上に、天候が悪かったためだいぶみすぼらしく
なってしまい、お目にかけるには恥ずかしい代物でしたが・・・。
花が盛りだった頃は周囲にも好評で、既に種の予約が入っています。

今年も歴博で新たに種を頂きましたので、自分のところで採れる
予定の種もあわせて、来年も花を咲かせたいと思っております。



にた

title:>おばた様

on 09/14,20:44
from 133.5.173.64

さきほど、やっと福岡に戻ってきました。
こちらこそ図書館では色々お世話になりました。図書館前のアサガオは
見させていただきました。なんだか遠くで馴染みの系統にであうと
昔の恋人にあったような気がしました(少しおおげさですが・・)。
可愛がっている様子が伝わってきました。

僕も時間がなくて、ばたばたしてたり、人と連絡をとっていたので失礼
しました。今後ともよろしくお願いします。文献はアサガオ関係を適当に
見せていただこうと思っていましたが、時間もなくて見つかりませんでした。
またよろしくお願いします。



新参の恵子

title:種の保存について

on 09/14,21:10
from 211.122.116.95

「伝統の朝顔U」p75に”冷蔵庫で保存する”と書いてありますが、やはり、常温でないほうがよいのでしょうか?あと、図録に付いていた種は、昨年採取された種ですよね。今年蒔かずに、来春まで待つわけですが、採取してから種を蒔くまでの年月と出芽率の関係はどうですか?



にた

title:>種子の保存

on 09/15,00:01
from 210.250.94.54

経験では、室温で乾燥剤もない状態では3,4年、5,6年で発芽率が目に
見えておちてきます。来年まく程度だったらそのままでも問題ないですが、
冷蔵庫にいれておくだけで、ずっと長持ちします。乾燥させなくても
10年20年は大丈夫なはずです。



にた

title:>補足

on 09/15,00:29
from 210.250.94.54

3,4年は大丈夫で、5,6年で目に見えて落ちてきます。と書いたつもり
だったのですが・・



にた

title:>チロリ様

on 09/15,02:29
from 133.5.173.64

今日はどうもでした。週刊アサガオのリンクを張っていたつもりでしたが
抜けてました。ごめんなさい。しかし展示会の情報などどのようにして
調べているのでしょうか? 感心しきりですが。



おーつかけん

title:そろそろ収穫期ですね。

on 09/15,11:34
from 202.255.203.2

今朝は種とりをしてから、当番で出勤しました。

昨日は渡辺せんせいのお宅で皆さんお集まりのようで羨ましい限りです。

ところで、
ウチの種袋を入れていた箱から袋を全部取り出したところ、不明な種を1サク発見!
こんなことでびっくりするのは変化朝顔ならではですね。

連休中に先日教わった試し蒔きをしてみようと思います。

あと、今さまからメールを頂きました。
何とか、今月中に栽培場に伺わせていただこうと思っています。

では、また。



さち

title:琉球あさがおについて

on 09/15,22:16
from 210.165.202.219

こんにちは、はじめて投稿します。
今年、7月終わりに、琉球あさがおを買ったのですが、いまだに花が
咲く様子がありません。
8月終わりから、肥料(花工場)を週に1回あたえているのですが、
今年は、もう花の咲く時期を逃してしまったのでしょうか?
まだ間に合うのなら、何か花を咲かせる方法を御存知でしたら、
教えてください。
よろしくお願いします。




チロリ

title:おそれいります。

on 09/16,05:42
from 63.12.64.28

14日は早々に帰ってしまい失礼いたしました。
にた先生、無事にお着きでなによりです。
(でも、まだ台風が…)

週刊アサガオは…古くなってしまったのと、内容がちょっと
甘いのと、なにより途中で力尽きてしまったのとで、
お恥ずかしいかぎりです。

さきほど、朝顔市・朝顔展のページをおかたづけしてきました。
朝顔市・朝顔展2000

ここで掲載しているのは、基本的にwebから拾い出してきたもの
で、主催者を探し出して電話で取材し、掲載許可をいただき、
掲載したものをファクスして校正確認しています。
主催者に自治体が多いので、平日の昼間に長距離電話を
かけなければならず、やむなく有休をとったりして。

なんと言っても、7月の電話代は目をむく金額でした。

でも、朝顔とほおずきは町おこしやコミュニティおこしに
うってつけの植物なんですね。そういう側面にもちょっと
興味がありまして、やっているんですが。



チロリ

title:琉球アサガオ

on 09/16,22:06
from 63.34.126.193

こんにちは、さちさん。

琉球アサガオ(「ノアサガオ」と思われます)は、宿根草で、
しかも一般的なアサガオとは、すこし花期が違います。
私のところ(東京)では、8月に咲くものもありましたが、
10月ごろ花が最も多くつきました。

沖縄あたりですと、3月ごろ花盛りだったりするそうです。

ノアサガオはタネができませんが、宿根しますので、
鉢植えにしている場合は、冬になり蔓が枯れたら地上部だけを
適当に刈り、鉢を氷点下にならない程度のところにおいてやって
ください。翌年の春にまた芽が伸びだします。

しかし、買ってきた苗がまだ小さい場合など、その年の秋には
咲かない場合があります。そのときは、来年に期待しましょう。



にた

title:>琉球アサガオ2

on 09/17,00:30
from 210.250.94.16

今年くらいから、沖縄など日本系のノアサガオが売られています。白・ピンク
などの色変わりもあるようですが、よく流通している外国産ノアサガオより
小型で花付きもよくないようです。琉球アサガオとして市販されているのは
日本系が多いようですが、もしそうなら、秋以降花が咲くかもしれません。
また、外国さんは一度植えると6から7月に花盛りになって、夏やすんで
9月以降また花がさくようになります。

基本的には宿根性のアサガオはさぼり〜なのです。その点アサガオは
秀逸ですね。



新参の恵子

title:教えて下さい

on 09/17,10:02
from 211.122.116.83

おはようございます。いつもお世話になります。
種の保存の件ありがとうございました。

以前この掲示板に、午後になると朝顔の色が
変わるのはpHの違いとありましたが、
pHは、pHメーター(小数第一位まで測定)
又は、リトマス紙(整数まで)で調べられる程
違いがあるのでしょうか?

もう一つ。
「名古屋朝顔のつくり方」という資料の中で、
夜間に水分がたっぷり残ると枝葉の徒長の
原因になる(夕方の潅水は葉が肥大する)
と書いてあります。
例えば、”日中だけ水”と”夕方だけ水”
に分けた朝顔の花や葉に、目立った違い
は現れるのでしょうか?(個体差以上に)
よろしくお願いします。







にた

title:>教えてください

on 09/17,12:34
from 133.5.173.64

恵子さま:

以前シッグ先生がレスを書いており参考にしていただいたらよいと思いますが
(9月6日)、開花時には6.6から7.7にpHが上昇し、また開花後
下がるようです。pHで2くらいの変化はあるようですが、液胞内部のpH
ですので、花を潰して調べられるかはわかりません。またリトマス紙より
鋭敏な試験紙を使えば多少の色の違いはわかるかもしれませんね。

夜間に潅水すると徒長するのは確かです。午後は夜間まであまり水が
残らないように潅水するのが基本のようです。私はあまり気にしていません。



今ちゃん

title:質問

on 09/17,20:06
from 210.165.217.85

にたさん今晩は
九月にはいつてずうと雨続きで、種の乾燥不足でかびが発生しているものあり。
かびは発芽率の低下につながりますか。
出物系統の親株は一系統当たり何本育てているのでしょうか。
更新の周期はどのようにしているのですか。



さち

title:琉球あさがお

on 09/17,21:37
from 210.165.202.16

チロリさん今晩は
琉球あさがおの件、ありがとうございました。
私が買ってきた苗は、小さかったのですが、今は葉が生い茂っています。
お話を御伺いして、期待がでできました。
ありがとうございました。



にた

title:>今ちゃん

on 09/17,23:10
from 133.5.173.64

冷蔵保存でアサガオの種子は少なくとも30年は大丈夫です。そういう意味
では30年に一回でも良いのでしょうが、最近は展示・研究目的で
たくさん展開することが多くて1,2年おきにやっています。自殖した種子
を毎年重ねていくのはいずれ劣化していくのでよくないと思います。ただ
自分の寿命を超えるようなレベルかもしれませんが・・

親木は1系統につき少ないもの(単一性出物、獅子咲牡丹など)で五本くらい
のこともありますが、平均10本以上、3重不稔形質を含むものでは
15本や20本のこともあります。一般的には5−8本くらいは親木を
とった方がよいと思います。



にた

title:カビ

on 09/18,13:47
from 133.5.173.64

のレスを忘れておりました。採種期に長雨になると種子がよくカビます。
よくはわかりませんが、カビた種子はあまり調子がよくないように
思います。濡れた種子はカビが生える前にできるだけ早く乾燥させて
方がよいでしょう。



今ちゃん

title:サンプル

on 09/18,21:47
from 210.165.217.38

何時も御丁寧に有難うございます。
あのサンプル数すくなすぎたでしょか。
もし必要でしたらもつと多くお送りいたしますが、



あちゃお

title:自殖した種

on 09/19,00:01
from 210.132.232.100

こんばんは。あちゃおです。
燕獅子牡丹、すごいですね〜。超高級出物の開花、おめでとうございます。

>自殖した種子を毎年重ねていくのはいずれ劣化していくのでよくない

を読み、何となく目からウロコ、な気がしました。
どんどん作ることだけを考えていたのですが、「保存」というのも
大事な作業なのですね。

少し前に画像掲示板に出ていた、畑植えの獅子咲き。
種が採れる、とのことですが、ああいった特殊な花はたとえおしべめしべが
あっても不稔なのだと思っていました。うちで咲いた一重出物で種が
できたことはありませんし、できそうにもありませんでした。
あれは稔性のある系統なのですか?
(でも、正木じゃないですよね?)



新参の恵子

title:にた先生が頼り!!

on 09/19,12:08
from 211.122.116.18

にた先生、お返事ありがとうございます。
思いつきで投稿してしまったので、過去の掲示板を
見直しました。<液胞のpHの違い>でしたね。
にた先生でも花を潰して内部のpHを調べられるか
わからないとの事ですので、鋭敏な試験紙をどこかで
手に入れ、実際に試してみることにします。
田舎町に住んでいる私が利用する近隣の図書館には、
朝顔の資料があまりないので、つい、にた先生を頼りにしてしまいます。



おーつかけん

title:私のアイデアのご提案

on 09/19,12:39
from 202.255.203.2

にたせんせいへ

そろそろ、朝顔の季節もおわりですね。
これからは種採りと試し蒔きですね。

先日、このHPについてふと思ったアイデアをご提案します。

それは、
朝顔Q&Aを作ったら如何かな?ということです。
朝顔はなぜ朝咲くのか?
なぜつるは左巻きなのか?
というような質問が散見されるので、そのような質問について
「よくある質問」として載せたら如何でしょうか?

質問について
初級・中級・上級にわけたり、
基礎知識・栽培知識・遺伝についての知識でわけたり
するのもよいのではないでしょうか?

あと、私の撮りためたデジカメの今年の朝顔画像の保存に困っていたところ、
「アルバムサイト」の記事を雑誌でみたので自分のHPに多用しています。
キャパシティが無制限のところもあるので、
サーバー的な役割になっています。

詳細はあちゃおさんの「朝顔の庵」の掲示板に書きました。
ご参考下さい。

では、また。



にた

title:それも

on 09/19,17:46
from 133.5.173.64

考えてはいますが、暇がなくてですね。今後の課題にさせていただきます。
FAQ(Frequently asked questions)集のようなやつか、階層式の掲示板
でも良いかもしれません。
ここは検索システムがないから、不便ですし。
内容も趣味と研究で分けたほうがよいと思うのですが・・



にた

title:>チロリ様

on 09/19,17:50
from 133.5.173.64

あのアサガオの展示会情報はそのような苦労の末に集めていたものなんですか。
びっくりいたしました。来年も楽しみにしています。でも電話代やら手間が
大変ですね。



にた

title:>今さま

on 09/19,17:50
from 133.5.173.64

いえいえ、貴重な種子ですし、あのくらいで十分だと思います。
冬場に温室で播いて育ててみます。ありがとうございました。



朝顔資料館

title:遠路ご苦労さま

on 09/20,04:26
from 163.139.58.78

仁田坂さん
拙宅の朝顔観察会にお出かけいただき有難うございました。
久しぶりにお会いでき、楽しく朝顔談議に花を咲かせること
ができました。また、掲示板へ登場する若い皆さんにも会え、
今後が楽しみです。
あちゃおさんにアサガオモームーページを作成していただける
ようですので、私なりの発信をしたいと今からわくわくしています。
「伝統の朝顔」図録中で、気付いた点は、岩淵令治さんに直接手紙を
郵送しておきました。特に「あさがほ叢」と「牽牛花水鏡」の原文
を読み違いている個所が多少ありました。この図録はすばらしい内容
で、毎日読んでいます。来年も図録を刊行していただければと期待して
います。
次に、当掲示板に登場する方に遺伝研で出した「遺伝研の朝顔」という
小冊子を紹介いたします。特に、交雑について詳細に記されていますので
参考になるかと思います。
それから話は変わりますが、手元に「日本鶏」という本がありますが、
ご希望でしたらお送りします。
小生も60半ばを過ぎました.いつも若さを保つために「かきくけこ」を
心がけています。
「か」関心「き」興味「く」工夫「け」健康「こ」恋
それでは、また。




書いておきました。



おーつかけん

title:牡丹咲の株から丸咲が突然

on 09/20,12:03
from 202.255.203.2

咲きました。
にたせんせいのところの系統番号639のものです。
ずっと、牡丹咲きだったので歴博の一般参加展示にも出していたものが
昨日は突然普通の親木のような丸咲が咲きました。
牡丹咲から丸咲になったのは、昨日咲いた一輪が初めてです。
種が採れるとおもしろいのですが・・・。

あと、
随分昔に(今夏ですが)この掲示板でにたせんせいが「おお!」と
リアクションしていた牡丹咲から丸咲に変わったものは、
その株の写真を追っていくと、
八重咲きが、春先には花自体が小ぶりなので八重弁が目立って牡丹咲に見えたような感じもします。
今は主に丸咲で時折八重咲になっています。
秋も深まり、また、花が小さくなったら牡丹咲のようになるかが観察するポイントですね。

では、また。



にた

title:>渡辺先生

on 09/20,14:02
from 133.5.173.64

こちらこそ、朝早くからお邪魔して、奥様にもいろいろお気遣いいただいて
ありがとうございました。たくさんのアサガオに囲まれてのアサガオ談義は
非常に楽しかったです。また貴重な本もいろいろ見せていただき感謝して
おります。また来年機会がありましたらよろしくお願いします。

遺伝研のアサガオはトップページにリンクが張っている遺伝学普及会が
販売しています(一冊1000円程度)。ご興味のある方は遺伝学普及会
に問い合わせしてみてください。



にた

title:>おおつか様

on 09/20,14:06
from 133.5.173.64

639系統が丸咲に復帰しましたか・・。うちにある牡丹系統のうち、
もう二度と復帰できないようになっているものが約3分の1。残りは
構造が不明ですが、復帰できるものも含まれていると思っていました。

昔の図譜や会報にはときおり枝変わりが見られますが、最近では安定
した系統が多くちょっと残念ですね。選抜は安定化する方向に行われる
からしかたないんでしょうけど。



おーつかけん

title:ありがとうございます。

on 09/22,17:04
from 202.255.203.2

にたせんせいへ

いつもありがとうございます。
へえ〜って感じで、恐れいります。
この復帰するかどうかは例の(といっても表面的に聞きかじった知識しかありませんが)トランスポゾン〜動く遺伝子〜の影響なのでしょうか?

でも
現代の科学をしてもわからないことってあるんですねえ。

朝顔は本当に奥が深いですね。



おーつかけん

title:渡辺せんせいへ

on 09/22,17:26
from 202.255.203.2

先日書き込まれていた、歴博の図録の間違いについての件を、職場の歴博の館内のメールを通じて、岩淵助手に、先日私がお宅に伺ったときのことなどを付け加えて送っておきました。

まだ、私が渡辺せんせいにお会いする前に、館内の暑気払いの席上、岩淵助手と渡辺せんせいというこの道の重鎮のような方がいらっしゃるということの話しをした記憶があります。

その記憶が残っているときに渡辺せんせいがこの掲示板に登場されたので、コンタクトをとらせていただいたわけです。

これからも諸せんせい、諸先輩方にはよろしくご指導の程お願い申し上げます。



にた

title:>おおつか様

on 09/22,18:36
from 133.5.173.64

アサガオの突然変異体の多くはトランスポゾン(動く遺伝子)によって
壊されて起こっていますから、これがまた抜ければ元にもどる(復帰)
することが多いのです。

現代の科学をもってしてもわからないっていうわけではなくて、
ただ私の怠慢でよくわからないというだけです。調べればわかります。



まい

title:おひさしぶりです。

on 09/22,22:14
from 211.10.251.211

あさがお成功しまして、理科の先生に花の咲くところをビデオでコマ撮りするように言われたんですけど、あさがおって何時頃咲くんですか?大至急返信お願いします。明日の朝咲いちゃうんです。



にた

title:>まい様

on 09/22,22:27
from 133.5.173.64

えーと、双葉で花を咲かせるってのが成功したんですよね・・
うちでライブビデオをとってコマ撮りにしたものがいくつか
ありますが、どれも4時すぎから咲き初めて5時半ごろには
全開しています。

以下のページを参照してみてください
開花の様子



あちゃお

title:???

on 09/24,18:04
from 210.132.232.167

あちゃおでございます。
昨日か、一昨日あたりから、先生のサイトがネスケで見られません。
フレームに対応している筈なのに、フレーム未対応で表示できない、との
テキストが出ます。うちは両方入れているので、IEだと見られるんです。
(いま、IEです)
うちのネスケをバージョンアップする必要があるのかもしれませんが。
ついこの間まで大丈夫だったのにどーして?でしょう。
うちの問題なのでしょうか???



にた

title:ふみ?

on 09/25,00:50
from 133.5.173.64

カウンターの場所を替えてみただけなんですが、それ原因ですかね?
また元に戻しておきましたけど、いかがでしょ?
うちのIE5, ネスケ4.7(mac, windows)だと問題なかったんですけど???
不可解なり。



ふじたま

title:「伝統の朝顔」図録

on 09/25,08:11
from 150.26.40.3

昨日、変化朝顔研究会から歴博の「伝統の朝顔」図録U・Vが届きました。
去年も、今年も、行きたいとは思いつつも、四国からでは遠くて行けなかったのですが、図録を見ていると、あぁこんな実物が見られたのか!と……来年は、是非行きたいと思います。遅ればせながら、おーつか様、仁田坂先生、関係された方々、ご苦労様でした。



おーつかけん

title:らせん作りも風情があります。

on 09/26,12:50
from 202.255.203.2

こんにちは。

23日に同じ千葉県にお住まいの今さんの栽培場に伺って来ました。
詳細は朝顔の庵の掲示板にも書きましたが、
らせん作り用のらせん柱の作り方を教わりました。
行灯と違う風情のある容姿に仕上がります。
来年は取り入れてみたいとおもっています。
(行灯を買うよりも安くできそうですし・・・)

では、また。



今ちゃん

title:変化朝顔はいつごろから

on 09/26,20:43
from 210.165.217.65

にたさんこんにちは
最近読んだ本に、変化朝顔のことが初めて記載されている江戸時代の本として、1723年朝顔明鑑抄(三村森軒)があげられているが、この書を見たことはありますか。栽培、品種解説が記載されているとされていますが。この書とあさがおそうとの間、90年のへらきあり、その違いに興味あり。



おーつかけん

title:ふじたまさま

on 09/27,09:07
from 202.255.203.2

わたしも変化朝顔研究会の会員なので、「伝統の朝顔」U・Vの図録が届きました。2冊目になってしまいましたが、会費の一部なのでもらっておかないと損ですね。
ところで、わたしはれきはくの会計課という部署にいるので、展示や図録の作成には、ぜ〜んぜん関係していないんです。仕事上は。
趣味で、いろいろ宣伝をかねてお知らせしているだけなんですよ。
では、また。



あちゃお

title:ネスケ解決

on 09/27,11:01
from 210.132.232.104

こんにちは。
ネスケの件、直りました。うちの問題でした。お騒がせしました。(^^;
キャッシュをクリアして、パソコン内も掃除しました。あー、すっきり。
来週からこちらの地域はゴミが有料になるんです。
部屋も掃除して、ゴミをたくさんこしらえているところです。(^^;



にた

title:明鑑抄

on 09/27,13:08
from 133.5.173.64

先日、小笠原氏宅で見せていただきました。
1723年の本にしては、突然変異がいろいろ出ており、アサガオが変化
しやすいという記述もあります。文化文政期のころの記述ならわかるの
ですが、時期的にはや過ぎる気がします。この辺は作者の周辺を洗って
みるといろいろわかってくると思いますが、小笠原氏や古文書の専門家の方
の研究を待ちたいと思います。



にた

title:らせん作り

on 09/27,13:12
from 133.5.173.64

尾崎哲之助氏の考案になる、らせん作りも良いですね。蔓は上に登って
いくため自然な感じがあります。ただ、蔓の伸びる長さが予測できない
場合、行灯の方が一部に巻き戻したり加減をしやすく、体裁よくまとまる
ように思います。獅子系とかは特にらせんに向いていますね。昔は
自分で作ってました。



チロリ

title:FAQ集

on 09/27,21:01
from 63.34.126.78

こんにちは。今ごろ寝ぼけて反応しております。

FAQ集、あるといいなと思います。
実は私も、拙頁に「ご質問は…まで」という一文を載せて
いたため、メールで質問をいただきます。

特に小学校が夏休みに入ると、お子さんから、あるいは
親御さんの代筆でいただくことが多いです。自由研究に
使うのでしょうか。「子供に聞かれて困っている」という
親御さんもいらっしゃいますね。
6月ごろには、小学1年生を担任の先生からもいただきました。
1年生の生活科でアサガオを扱うということで、やはり「子供に
聞かれて…」というケースが。

感触として、7割がたがFAQなんですね。
もしFAQ集があったら、かなりの利用率になるかと思います。

そこでストーブリーグの間にでも、アサガオFAQのページを
作ってみませんか?
(「温室で栽培してるとストーブリーグはない」かな?)
作るのと音頭取りは、僭越ながらやらせていただきますので、
みなさんには、質問のお答えをいただければ…と。
FAQを拾い出すという作業もありますけど。
場所は、余っているとこがあり、cgiも使えます。

FAQといっても、まずは一般用バージョンだけですけど。



にた

title:FAQ集

on 09/28,01:48
from 133.5.173.64

チロリ様が作っていただけるということで心強いです。私も分かる範囲で
あれば協力させていただきます。で、リンクを張らしてください。



おーつかけん

title:「遺伝研の朝顔」

on 09/28,08:58
from 202.255.203.2

が届きました。1300円でした。
このページのトップにある遺伝学普及会にメールしたところ、ファックスで申し込んで下さいと返事が届き、ファックスで住所等を記入し申し込みました。
まだパラパラとめくってみただけですが、歴博の「伝統の朝顔」の図録や渡辺せんせいの「変わり咲き朝顔」などの著作と趣を異にしています。
しいて言えば、米田先生による「原色朝顔検索図鑑」が近いですが、内容が平易でボリュームもずっと少ないです。「ふんだんに」というほどではないですが、カラーの写真もわりと載っています。(でも、これが結構いい花が多いんですよ。獅子咲きや台咲の台がとても高いものなど・・・。)
総ページ数は40ページ余りですので、本というよりは、小冊子ですね。
取り急ぎ、ご紹介までに。



おーつかけん

title:チロリさま

on 09/28,09:01
from 202.255.203.2

FAQ集の件、チロリさんも同じようなお考えだったのですね。
機会をみて、この掲示板なども見直して私も質問を拾い出してみます。
よろしくお願いします。



新参の恵子

title:ヨルガオの件ありがとうございます(朝顔の庵にて)

on 09/28,11:31
from 211.122.116.186

HPのアサガオの系統関係を見て、同じサツマイモ属ならもしや・・と素人考えで思いついたものです。人工受粉は朝顔同士でやるべきなのですね。

それでは、さし芽や接木ではどうでしょうか?
例えば、サツマイモの芽に朝顔をさし芽したらどんな葉や花が?
相変わらず、妙な質問ばかりで、申し訳ありません。

>チロリさま
はじめまして。
週刊アサガオ、オフになってからじっくり読みました。
6/15に出ていた朝顔のさし芽、接木はその後どうなりましたでしょうか?
(どのような種類に挑戦されていたのですか?)
直接メールで伺おうかと思っていたところ、このHPにお名前があり、この場をお借りしました。(にた先生 すみません)




にた

title:交雑

on 09/28,11:52
from 133.5.173.64

植物は動物と異なり、生殖的隔離(違う種と交配できない、もしくはできても
雑種が不妊)がしっかりしておらず他種と交雑できるものが多いですね。
ただ効率は種内交雑よりも当然悪くなります。また植物の種類によっては
他属間!でも交雑できるものもある始末です。原因の一つとしては(ヒトが)
見かけで分類したものの遺伝的距離が必ずしも進化の時間・隔離を反映して
いないからです。だからサツマイモ属内で交雑できるかもしれないと思うのは
自然なことです。
アサガオの場合はもっとも近縁の種であるアメリカアサガオでやっと交雑
できる程度で、それより遠い場合は多少例外はありますがほとんど無理の
ようです。
接木はもっと許容範囲が広く、属内だと全然問題ないと思います。サツマイモ
に接いだことはありますが、下には(痩せた)芋ができて、上にはアサガオ
の花が咲きます。キューリとかメロンを接ぐために市販されている接木クリップ
(小さな洗濯バサミみたいなものです)を使えば成功率も高いです。
挿し芽も比較的簡単で、昔の本などには挿し芽をして採種用の株をつくる方法
が推奨されているものもあります。出現率の低い出物を挿し芽で増やすという
のは一つの方法だと思います。
接木では細胞層キメラの接木雑種ができる可能性もありますが、普通は
接木・挿し芽では葉や花が変わるということはなく、元の性質を保持して
います。



しお

title:青縮渦超小型葉

on 09/28,22:12
from 210.230.129.110

青縮渦超小型葉淡紅切咲すごいですね。これは渦小人から分離してくるとのことですが、私のところの渦小人からは分離してきたことはありません。何か違う遺伝子が入っているのでしょうか?ちなみに私は今年渦小人と燕の交配をして、超小型の朝顔を作ろうとたくらんでいます。



にた

title:渦こびと

on 09/28,22:25
from 133.5.173.64

の親木によっては、この小型株が出るものと出ないものがあります。
渦こびとが再度変異を起したか、または別変異が分離してくるのかも
しれません。渦こびと3に対して超小型1のような気もしますが
いまいち良く分かりません。



にた

title:今年は

on 09/28,22:28
from 133.5.173.64

細柳(新規の立田変異)+渦+燕+α?がありました。株径が今だ3cmくらい
ですが、立派に采咲きの花を咲かせています。これまた花が咲くのが驚きですね。



新参の恵子

title:FAQ集

on 09/29,10:01
from 211.122.109.204

おはようございます。
にた先生、いつも丁寧にお答えいただきありがとうございます。

自由研究で朝顔を調べている親子にとって(私を含め)、チロリ様やおーつかさまが書かれていた「FAQ集」とても嬉しい企画です。
米田先生データベースの中にある「アサガオ入門」は、自由研究をするなら必見です。シーズンになったら、もっと目立つところにおくと質問も減るのでは?と思います。
ただ、この中の、「もっと知りたい人のQ&A」 が開けなかったのは残念ですが。



にた

title:画像掲示板

on 10/02,14:03
from 133.5.173.64

の使用期限が切れており(フリーウエアなのですが、β版なので)再設定
までしらばくお待ちください。



下駄

title:青掬水爪竜葉白獅子咲が今朝咲きました。

on 10/05,07:42
from 210.132.16.103

仁田坂先生。咲きました。花びらの長さ2.5cm。糸のような花びらで、先端だけ開いています。デジカメが無いのが残念です。百聞一見にしかずですよねぇ。カメラを持たない時代の人のもどかしさが伝わってくるようです。先生伝授の種がこれで全部開きました。100%発芽。すごいですね。三粒の内二粒が変化朝顔でした。それにしてもゴールデンウィークに植えたのですから、遅い成長ですね。あまり大きくならないから行灯仕立てよりも棒1本に螺旋状に巻くのがグッドですね。



あちゃお

title:祝開花

on 10/05,12:49
from 210.144.133.212

下駄さん、こんにちは。あちゃおと申します。
開花おめでとうございます! 咲くとはまるんですよ、この世界に。
生育は遅いものが多いですね。9月以降によく咲くようになったり、
します。草姿、花とも、かな〜りマニアックですけど。



今ちゃん

title:「青い花」できるか

on 10/05,17:33
from 210.165.217.82

本日の毎日新聞の記事
細胞中の水素イオン指数(pH)を調節してアサガオの花を青くする遺伝子を、岡崎研究室の飯田先生が発見した。別種の花も青くできるか注目される。



にた

title:面白い発見ですね

on 10/05,17:56
from 133.5.173.64

紫色の花はpHの違いによってできるとは想像できませんでした。
他の花に入れたらどうなるか興味はありますね。
飯田先生はときどきやって来られるシッグ先生ですよ(ばらしてしまった)。



今ちゃん

title:青い花できるか(2)

on 10/05,21:49
from 210.165.217.31

アサガオの主役は青色、未来は黄色。
スイセンの主役は黄色、未来は青色。
(朝顔+水仙)/2=黄色い朝顔&青色の水仙できると面白いのだが。
こんな事を考えているのはジキルとハイドか。



Joe

title:青い花できるか(3)

on 10/06,12:33
from 202.228.166.45

(朝顔+水仙)/2 で…
緑の花を想像してしまいました(^^;。
アサガオに限らず、緑色の花ってあまり聞かないですね。
目立たなくて虫に見つからないからでしょうか。
でも、自家受粉するなら、目立たなくても構わないような気もしますが…。



にた

title:いえいえ

on 10/06,14:03
from 133.5.173.64

アサガオは一年草なので確実に種子をつくって殖えるために自家受粉を
する繁殖戦略をとっていますが、遺伝子(DNA)も厳重に保持されて
りうとは言え、しょせん物質ですので壊れていきます。それを補うのが
他家受粉で、由来の異なる植物は遺伝子の壊れている場所が違うから
補いあって、組換えて健全な遺伝子を再生できるわけです。
虫もより付かないような花を咲かせる植物はいずれ遺伝子
が壊れてきて(近親交配の弊害で)いずれ滅びてしまいます。ただ自殖
性の植物は近親交配に強いようで100年程度なら大丈夫かもしれませんが。

花も葉が形を変えた器官なので、花で葉緑素が発現するようになれば
緑の花が咲くようになりますかね・・遺伝子発現の最初の方に位置する
マスター遺伝子が見つかれば遺伝子工学的にもつくることが可能かも
しれませんが・・チューリップや牡丹などには結構、緑の花がありますね。



シッグ

title:たしかに

on 10/06,16:50
from 133.48.48.38

緑色の花、かなりあるようです。
1991年発行のバイオフォルティ5,黒・茶・緑色花の育種によれば、(1)開花後も緑色で、葉緑素が退色しない花、(2)花の一部が緑色を保っている花のリストが載ってます。緑色アマリリス、緑色アルストロメリア、緑色テッポウユリ、緑のバラ(原種ローザ シネンシス ピリディフローラ)などはカラー写真も出ております。



シッグ

title:たしかに

on 10/06,16:50
from 133.48.48.38

緑色の花、かなりあるようです。
1991年発行のバイオフォルティ5,黒・茶・緑色花の育種によれば、(1)開花後も緑色で、葉緑素が退色しない花、(2)花の一部が緑色を保っている花のリストが載ってます。緑色アマリリス、緑色アルストロメリア、緑色テッポウユリ、緑のバラ(原種ローザ シネンシス ピリディフローラ)などはカラー写真も出ております。



定吉

title:緑色の花

on 10/06,18:33
from 150.18.144.2

他にもいろいろありますよ。
よく知られているのは、シュンランやシンビジウム、エビネなどのランの仲間でしょうか。
サボテンやヒャクニチソウ、キクにも緑色の花の品種がありますし、最近流行している
クリスマスローズでは緑色はありふれた花色です。(もっとも、花弁ではなく、苞ですが)
ただ、他の色に比べ目立ちませんし、どちらかといえば珍しいのも事実ですね。



今ちゃん

title:緑色の水仙

on 10/06,20:01
from 210.165.217.46

水仙の原種の一つでモロッコ周辺に咲いているビリディフローラ(N.viridiflorus)は花弁もカップもオールグリーンの小形の水仙で、最近は国内でも販売されている。此花とポエティクス(原種系口紅水仙)との交配によるグリーン色水仙の改良も試みられている。
朝顔***仕付稔梅咲きの曜部分(?)の先端部ががくのように緑色になっているのが、これはなんですか。



あちゃお

title:渋い色の花

on 10/06,22:23
from 210.132.232.136

今日は大きな地震があったようですが、
みなさんのところは大丈夫でしたでしょうか。

飯田先生とシッグ先生が同じ方だとは、つゆ知りませんでした。
シッグ先生は日本語の達者な外国人かと思ってました。(^^;
歴博の公開討論会で、お背中だけ拝ませて頂きました。
(かなり後ろにいたものですから)

黒、茶、緑の花ですが。私も大好きです。
やっぱり変わってますね、私。家には黒すみれ、
ディスコロールセージ(←咲かない)、この夏はライムグリーンの
ハナタバコを作りました。ホリホックの黒、アイリスの黒も
作ってみたいですね。ベランダではちと無理か。
サルピグロシスの茶色もいいかなあ。
蘭はもうちょっと年を取ってからにします。(^^;



Joe

title:緑色の朝顔

on 10/07,00:24
from 202.219.240.86

緑色の花って、結構いろいろあるものなのですね。勉強になりました。
でも、朝顔で緑色の花はないようなので(?)、
黄色や黒色と共に、緑色の朝顔もできるといいですね。

そろそろ練習で蒔いた種が蕾を付けはじめてきました。
普通の朝顔の種もだいぶ実って取れてきましたが、
来年からは変化朝顔に移行するつもりなのでだいぶ余ってしまいますね。



矢野

title:これからの朝顔の管理の仕方は?

on 10/09,00:30
from 210.147.27.57

こんにちは。
落ちたタネから芽が出たようで、3つほど15〜20cmくらいになりました。
小さいツボミも付いています。とりあえず鉢植えに植え替えました。
最近、朝、夜も、20度切るようになってしまったのですが、
どうしても花を咲かせたいので、このツボミを枯らさず管理する方法があれば、
アドバイス頂きたいです。
家の中の日当たりの良い窓側で育てた方がいいですか?
それとも、まだ外で管理して、いいものでしょうか?



ねこもも

title:なかなか

on 10/09,08:52
from 202.219.207.125

咲かなかったヘブンリーブルーは今盛りです(^^)
「夏の風物詩」としてはアレですが、他の朝顔が元気がない中、
うれしいです。遅咲きも悪くないかも。来年はスカーレットオハラ
も混ぜてみようかなとも。

姉から東京古式標準型らしきものを4株もらっていましたが、
その1つにはピンク色の曜白が咲きました。姉が言うには、
「そんなことはありえない」。なにかまぎれ込んだか、
そんな遺伝子が隠れていたのでしょうね。
来年も育てるつもりでしたが、10コ位で後は咲かなくなって
しまいました(^^;)

自分のインクジェットで作った朝顔写真ラベルは雨と太陽の下、
ほとんど見えなくなってしまいました(^^;)。市販のとは
根本的に違うのでしょうね。



にた

title:これから咲かせるには

on 10/09,12:53
from 210.132.160.226

アサガオは低温に弱いですから、ちゃんと花を咲かせようと思ったら
室内にとり込んだほうが良いと思います。ただ強い日照を要求します
ので、できれば窓際に置いて、日中暖かいときは外に出すなどして
あげればなお良いでしょう。



にた

title:ヘブンリーブルー

on 10/09,12:57
from 210.132.160.226

うちのソライロアサガオも今花盛りです。初夏に咲いてしばらく休んでいました
が今ごろまた元気に花を咲かせていますね。病害虫に強いというのもいいですね。

東京古型のような野生型は変異を隠し持っていてもわかりませんので、曜白が
分離してきても不思議ではないですが、交雑した曜白は花弁の端から少しだけ
白い部分が入ったようになることも多いです。



M-Tag

title:朝顔の用土の管理方法を教えて下さい

on 10/10,09:51
from 202.247.6.27

こんにちは。
出物の白采咲きは、おかげさまでまだずっと咲き続けております。
(一重でも1株で1日に30個程も咲くときれいなものですね)
丸咲きの方は、そろそろ終わりに近づいたようです。
終わった後の植木鉢の土をどうしようかと思っていたところ、
仁田坂先生のアサガオ・ホームページでは「鉢植に使う土は病害予防の
ためにも毎年換える必要がある」、変化朝顔研究会も「朝顔は連作が
効きません」となっていました。
園芸についてまったくの素人なので初歩的なことですみませんが、
植木鉢で栽培する場合の用土の管理について教えて下さい。
(1)朝顔が終わった後、植木鉢の土は廃棄処分するしかないでしょうか?
それとも、消毒すれば再利用できるでしょうか?
再利用可能なら、消毒の方法(日光消毒とか石灰を混ぜる?)と
再生土の利用方法を教えて下さい。
(消毒しても朝顔には無理だとしたら、他の植物の栽培には使える
でしょうか?)
(2)家庭のベランダ園芸の場合、毎春、朝顔の鉢植用土は
前に朝顔以外の植物栽培に使ったものを再利用するのではなく、
その都度新しく購入するほうがよろしいでしょうか?
(今春は初めてのため購入しましたが・・・)
以上、よろしくお願いします。



にた

title:培養土

on 10/10,14:53
from 133.5.173.64

アサガオを同じ場所で何年も作ると連作障害が出ると言われています。
実際には確かに弱ってくるように感じるものの、苗を別の場所で育苗
して畑地に植える場合はさほど連作障害は起こらないようです。
しかし、鉢・プランター栽培をする場合は培養土が少ないこと
もあって、毎年変えたほうが良いと思います。そうしないと
特に小さい苗のときに障害が出て立ち枯れが起こったことがあります。

一般的にアサガオを栽培した土で他の植物を栽培しても問題がないことが
多いですね。特に中村長次郎・尾崎哲之助氏などアサガオの大家はサクラソウ
の大家でもありました。朝顔の土をそのままサクラソウに使っていたようです。

土を消毒するとしたらやはり鉄板の上で焼くなどした方が安全でしょう。
石灰などはpHを変えるのでよくないと思います。ただ手間と完全にもとに
戻るわけではないことを考えると毎年入れ替えて、使った土は畑に戻すとか
他の植物に使った方がよいでしょう。
ちなみにうちのベランダのプランターの土はもう5年以上換えていませんが
いろんな植物はよく育っています。アサガオだけはそれほど手を抜いたこと
がないので、よくわからないというのが実情です。



M-Tag

title:培養土の件ありがとうございます

on 10/10,17:57
from 202.247.6.33

仁田坂先生、早速のご返事ありがとうございました。
今年使った土は(ベランダ園芸の悲しいところですが)戻す畑がないため、
来春のチューリップに使ってみます。



あちゃお

title:つち

on 10/10,22:41
from 210.132.167.46

こんばんは。
土のこと。うちもベランダなので、土には困ります。
捨てるところもないので、連作なんて言葉は「何のことでしょう?」
状態です。(^^; なので、ご参考までに。

種まきには新しい用土を使っていますが、植え替えは朝顔もほかの草花も
古い土です。問題は、あるかもしれません。でも、一応、咲いてます。
(うちのサイトを参照くださいませ)

実は特に消毒もしてません。古い土はきれいにゴミを取り、腐葉土や堆肥、
パーライト、ツカエールなどのリサイクル材、それに新しい用土
(赤玉土や市販の培養土)も少し入れてまた使っています。
肥料過多が怖いので(肥料濃度計なんて持ってませんし)
化成肥料はできるだけ使わないようにしています。

センチュウが発生したときには(植物を抜いたら根にコブができている)
消毒が必要なようですが、センチュウ自体、どこにでもいる害虫なので
堆肥がきいた土ならセンチュウを食べるセンチュウも増えて、問題は
なくなります。実際、うちでも発生しますが、大問題にはなっていません。

そんな感じで、今も試行錯誤です。水はけは悪くなるし。
今の土は3年目かな。M−Tag様のところでは采咲きが30も
咲いたとか。素晴らしいですね!
古い土だとそこまで立派には育たないかもしれません。
大事な花には新しいものを、丈夫な草花や、使い捨てにするチューリップ
などの球根類には古いのを、と上手に使い分けるといいと思います。



M-Tag

title:土の件ありがとうございます

on 10/11,17:40
from 202.247.6.26

皆様いろいろアドバイスありがとうございます。
一度使用した土が使えないなら、単純に考えると年々、
土が余っていくだけなので、庭がないご家庭の方は
どのようにして栽培されているのかと不思議に思って
いたところでした。
ただし、確かに普通の草花でも同じ土を繰返し使っていると
土の状態が悪くなるようなので、新しい用土も混ぜて工夫してみます。



しお

title:渦小人

on 10/11,23:55
from 210.238.142.231

にた先生にちょっと質問なんですけど
こういう聞き方が正しいかどうか分かりませんが
渦小人はそれ自体がひとつの遺伝子なんでしょうか?
それとも渦の遺伝子+αなんでしょうか?
また遺伝子記号lpとは違うのでしょうか?



にた

title:渦小人

on 10/12,10:10
from 133.5.173.67

1)まずlpと同じかどうかということですが、今井先生の記述した
lp(lilliputian)は原色朝顔図譜に写真がありますが、子葉の段階から
2,3枚本葉が出て枯れるとありますので、現在ある渦小人
より激しい表現型を示しています。ただ同じ遺伝子の壊れた程度の違う
変異(対立遺伝子)かどうかはわかりませんが、この辺に関わるブラシノ
ステロイドの生合成経路にも多数の遺伝子が関わっていますから、別遺伝子
の可能性が高いと思います。

2)渦小人は単独変異か、渦との複合変異か。

渦小人がでる系統の親木は渦(ct)です。交配すると渦こびとは必ず渦葉
になるため、渦こびとと渦が連鎖している、または渦小人と渦が同じ遺
伝子の変異であるという可能性があります(渦小人の方が強い変異=遺
伝子の発現量が少ない)。 渦こびと変異をukで表すと、
同じ変異の場合、親木はct/ukで次代はct/ct; ct/uk uk/ukが分離して
きます。ct/ukはct/ctとuk/ukの中間サイズのはずですが、その個体は
観察されません。また同じ遺伝子の変異だとすると交配して得た、
渦こびとが分離してくる系統は渦は受け継いでいないはずですが、ただ
の渦で渦こびとを分離しない株も出てきます。これらのことから別遺伝
子の変異だと思います。

つまりは渦小人は、渦と小人の2重変異を見ていることになります。
以下混乱しないように、渦小人=渦+小人ですので、単独の変異を小人
と呼びます。

以前、渦小人の親木と別系統を交配した子孫を観察しましたが、渦の
個体と、星咲きで、桔梗渦(s)にそっくりな個体が分離してきました。
渦小人の親木に桔梗渦を交配してみればはっきりすると思いますが、
渦小人と呼ばれている系統は、渦と桔梗渦またはそれに類似の変異の
2重変異だと思っています。つまり、桔梗渦=小人になります。

桔梗渦から小型の変異が出てくる系統もあり、
仮に桔梗渦小人と呼んでいますが、これは逆に渦が分離してきている
ように見えます。また渦と桔梗渦を交配した系統もありますが、
かなり小型の個体を分離してきますし、桔梗渦から渦小人とほとんど
変わらないようなサイズの個体が分離してくる系統も最近見つかり
ました。

渦や桔梗渦は系統によって程度が異なり、堺渦(sc)と思われていたものが
実は渦の対立遺伝子だったりすることがあります。このように
対立遺伝子の違いが、2重変異の個体の大きさの違いになっている
ように思います。




おざきひろこ

title:種について

on 10/14,19:07
from 202.248.13.101

いつぞやはお答えをいただきましてありがとうございました。
温室栽培や土のことなど、このページの情報もしっかり活用
させていただいてます。さくらそうも去年のを朝顔土に植え
る予定でいます。

家で栽培している朝顔についての質問なのですが、市販の
「暁の露」という薄い水色の大輪の花の後に、薄い茶色の
種子ができました。買った時は真っ黒でしたので、あれ?
と思ったのですが、来年また同じ花は咲きますでしょうか。
莢は充分に茶色くからからになっていたので、早すぎたとも
思いにくいのですが・・・。色はちょうどその莢と同じような
色でした。 



にた

title:種子の色

on 10/15,20:40
from 133.5.173.64

アサガオには色々な種子の色がありますが、よく見る種子の色に褐色種子
(brown)があります。親がこの変異をヘテロに持っていた場合、
黒い種をまいても褐色種子が4分の1分離してきます。ただ全部がこの色
になるということはありません。
 他の可能性として、種子が完全に熟す前にさく果が茶色くなってしまった
のかもしれません。そのような種子は発芽しないか、発芽率が低い場合が
多いようです。



おーつかけん

title:シッグ先生の発見記事

on 10/16,09:27
from 202.255.203.2

読売新聞の確か12日の夕刊だったとおもいますが、シッグ先生たちの研究グループで「朝顔を青色に咲かせる遺伝子を発見」という記事が載っていました。

でも、記事のスペースが小さかったためか、以前同じ読売新聞でにた先生のところを取材した変化朝顔の記事のトランスポゾンの説明と違い、素人の私にはわかりにくい記事でした。

「正常な青色に咲かせる遺伝子は、つぼみのときは紫で開花し青になり、しぼむとまた紫になりますが、この遺伝子が壊れていると、開花時に紫色になったり、縞模様になったりする」というような主旨に読み取れました。

じゃあ、元から紫色の花はどうなの?
花の色は正常な遺伝子の場合が青色になるのが原則でその他の色はその遺伝子が異常なの?
青い花でもつぼみとしぼむとき紫色になるのが正常なの?
白や赤や柿色の花についてはどうなの?

などなど、疑問が湧いてきます。

「研究チームで発見」とありましたのでにたせんせいもきっとご参画されていると思います。
また、代表のシッグせんせいもこの掲示板をご覧のようですから、
お時間のあるときに、お教えいただければと思います。
(最先端の発見を素人に説明するのは難しいとは思いますが・・・)

よろしくお願いします。

では、また。



にた

title:サイエンス

on 10/16,13:19
from 133.5.173.64

その記事は(読んでいませんが)、最近のサイエンスに載っていた
飯田先生のグループの研究の話です。少し前に今さんが書いてお
られます。ちなみに私はその仕事には全く関わっておりません。

アサガオは青い花を咲かせるものが正常(というか、遺伝子の構成が
一番原種に近い状態)で、これにいろんな遺伝子の変異が加わることで
白や柿色など花の色が変わってきます。紫色の花は花の液胞内のpHを
維持している遺伝子が壊れているため本来青い花が紫色になっています。



シッグ

title:おーつかけん様、

on 10/16,15:53
from 133.48.48.38

にた様が既に書かれているので、あまり付け加えることはありませんが、一応、花の色について簡単に書いてみます。
花の色は主に花弁の表層の一層の細胞の中の色素などをため込む“液胞”と呼ばれる袋の中に(1)どのような色をだす色素がため込まれるか、(2)ため込まれた色素がどのような化学構造をとっているのか、の2つによって決まります。青いカーネーションやバラ、コスモスなどがないのは、青い色をだす色素をこれらの植物は作り出せないことが主な理由であり、さらに、たとえ適当な色素を作り出せたとしても、その色素が液胞内で青い色を安定にだすような化学構造をとれないと安定な青い花は咲かないと考えられています。
アサガオの場合は、原種は青い花を咲かせますが、例えばトランスポゾンなどが遺伝子に入り込んで青い色をだす色素を作りだせないようにしたり、安定な青い色をだすような化学構造をとるために必要な諸条件を整える様々な因子がつくれないようになった突然変異体では、突然変異(の組み合わせ)によって各々、赤、紫、白、薄黄色、茶色など色々な花を咲かせるようになります。実際、江戸時代にとられた色々な色の花を咲かせるアサガオの多くの突然変異体は、トランスポゾンが青い色をだすために必要な遺伝子のどれかの中に入り込んで、それらの遺伝子の機能を壊したためであることが、だんだんと明らかになってきました。(当アサガオホームページの“花色”と http://www.morning-glory.org/workshop/abstract.html#iida を御参照下さい。)
また、青い花を咲かせるアサガオも、よく観察すると蕾の時は赤紫色で、開花すると青くなり、しぼむとまた赤紫色になってしまいます。さらによく観察すると、開花してしばらくたつとだんだん色が赤っぽく(紫っぽく)なってきます。すす様の9月5日の“素人の疑問”と“ところで”はこの点に関する御質問で、これらの点関しても実際にはマダマダ分からないことだらけだと思います。
今回の紫(purple)変異体は、蕾の時は青い花の場合と同じように赤紫色ですが。開花しても青色にはならずに紫色で留まってしまう変異体です。青い花を咲かせるアサガオが蕾の時は赤紫色で開花すると青くなるのは、開花に伴って色素をためる液胞内のpHが上がるためです(アサガオの色素もリトマス試験紙のようにpHが上がると青く、低いと赤くなります)。そして、紫(purple)変異体では液胞のpHが十分に上がらないために、赤紫色から紫色までしか開花しても変われない変異をもったアサガオでした。つまり、液胞内のpHも上記(2)の“ため込まれた色素がどのような化学構造をとっているのか”に重要な役割をはたしていることになります。なお、私達が用いた紫変異体はトランスポゾンが液胞のpHを開花に伴って上げるために必要な遺伝子の中にはい入り込んだ変異体で、新聞記事の左側の紫変異体の花の写真の右下側にはトランスポゾンの脱離による青い色のセクターが入っていたのにお気づきになられたでしょうか。この変異体は当アサガオホームページの“咲き分け・枝変わり”の“易変性紫”と同じものです。
なお、花の色全般については、もしも興味をお持ちでしたら、http://orchid3.is.tsukuba.ac.jp/%7Eamagai/housou/soturon/gaiyou.html もよく纏められていると思います。



にた

title:失礼いたしました

on 10/16,18:03
from 133.5.173.64

飯田先生らの論文が載っていたのはScienceではなくて、Natureでした。
なんだか記憶違いを起すことは私はよくあります。

それと先生のすばらしい解説ありがとうございました。リンクには
タグをつけておきました。



おーつかけん

title:シッグせんせい、にたせんせいありがとうございました。

on 10/17,18:02
from 202.255.203.2

特に、シッグせんせいには、詳しく解説していただきありがとうございます。
理科音痴の私ですが、新聞記事ではわからなかったことが、
(多分輪郭だけでしょうが)わかって来た気がします。

変化朝顔を栽培していると、形態の変化の方に目が行ってしまいがちで、
花色は2番目になっていましたが、見方が変わるでしょう。

最新の研究結果ですので、シッグせんせいは、素人向けに解説するのにきっと
かなりご苦労されたことと思います。ありがとうございました。

でも、研究者・園芸家・愛好家・その手前のにいる素人と
異なる環境にいてもこのようなやり取りができることが、掲示板の非常によい点だと思います。



シッグ

title:おーつかけん様、

on 10/19,11:08
from 133.48.48.38

当アサガオホームページのメインに今表示されているソライロアサガオのヘブンリーブルーを育てられておられますか?
ソライロアサガオもアサガオ同様、蕾の時は赤紫色で、開花すると青くなり、しぼむとまた赤紫色になってしまいます。



シッグせんせいへ

title:育てていません・・・。

on 10/21,12:05
from 202.255.203.2

ヘブンリーブルーは手元にないです。
わたしは、れきはくが展示をした関係で興味をもったところが入口でしたから、
日本の変化朝顔が興味の対象の最初でした。

今さんの栽培場へ伺って、お話したときにも感じましたが、
植物全体に元から興味をお持ちだった方は朝顔の色・模様にも関心が深いようですね。

先日その今さんから黄色いイポメアの種をいただきました。
マルバアサガオは、家のそばの線路脇にあります。
ヘブンリーブルーは確か市販しているはずですから、今度購入して育ててみようと思います。そのときは、シッグ先生の研究を思い出し、花の色も気をつけて観察してみようと思います。

では、また。



おーつかけん

title:今さまご来館

on 10/26,19:31
from 202.255.203.2

21日土曜日に千葉の市原の今さんがご夫妻で、ちょうど休日出勤の私を訪ねて
れきはくにお越し下さいました。
朝顔以外でもお越しくださいました。ありがとうございます。

今さんにお会いして想い出したのですが、
9月に今さんの栽培場に伺ったときに、らせん作りのらせん柱の作り方を教えて
いただきました。(見本を1ついただいてきました。)
行灯作りと違った風情があるので、来年夏にはわたしも作ってみようと思って
います。

自作するので手間はかかりますが、行灯を買うより安くつくところも魅力です。

では、また。



にた

title:サーバテスト

on 11/01,02:43
from 133.5.173.64

テストです



恵子

title:朝顔

on 11/02,16:07
from 133.205.221.71

二年前に子供が学校で育てた朝顔を夏休みに持って帰ってきて去年も咲くかなと思ったのですが、去年はまったく咲かず今年の夏も全然咲く様子が無かったのですが、今年の10月24日から急に咲き出したんです。それからは二日に一回位の割合で花を咲かせて、明日も咲きそうな気配を見せています。私は寒くなっての朝顔は初めてだったので、思わずメールを書いてしまいました。



高橋

title:トンボ葉の後談

on 11/03,20:01
from 211.122.253.203

先生へ

私は先日トンボ葉について掲示板に載せた者です。

是非、私のHPを見てください。

(インデックスを開いたら、JAPANESEをクリック願います!)

http://www4.ocn.ne.jp/~hpnews



質問犬

title:朝顔の色素について

on 11/04,10:46
from 63.12.99.16

朝顔の色素と発色のしくみについて、教えて下さい。
特に濁色系品種の発色は単純なものではないと思うのですが?



にた

title:>恵子様

on 11/04,14:21
from 211.8.44.156

今は学会で京都にきております。最近のホテルは常時接続のEthernetの
ポートがあって便利ですね(もちろん無料)。

アサガオがまた咲きはじめたんですか? うちのはもう枯れているのが
多いですが、牡丹咲など不稔のものは長くさいていますね。
普通のアサガオでも種子が稔らないように実を摘んでやると長持ち
します。



にた

title:>高橋様

on 11/04,14:23
from 211.8.44.156

ホームページを見てきました。蜻蛉葉の系統は大輪咲由来でしょうか。
外国では日本のアサガオよりもマルバアサガオが多いですね。



にた

title:花の色

on 11/04,15:04
from 211.8.44.156

ここには花の色を変える遺伝子の簡単な説明しか書いていませんが、
以前シッグ先生が書いておられたリンクなどを参照してみてください。

http://www.morning-glory.org/workshop/abstract.html#iida

http://orchid3.is.tsukuba.ac.jp/%7Eamagai/housou/soturon/gaiyou.html

アントシアニン色素の構造だけでなく、前にここで話が出ていましたが
液胞内のpHや色素が顆粒状に凝集するなど発色に関わる因子がいろいろ
あるようです。出先ですので、また帰ってから書きます。



新参の恵子

title:同じ名前で・・

on 11/04,22:04
from 211.122.109.89

こんばんは。

11/2、"恵子さん"という方が投稿されていました。
私と同じ名前で、うちでも今、朝顔が咲いているので
びっくりしました。(普通の朝顔です)
外で朝顔が咲いたならすごいですね。
(うちはほとんど室内、それも一株に花芽2〜3つ、
外の鉢は、葉ばかりが徒長して咲きそうもない)

10/21に蒔いた種が双葉になったので、
これも開花するか観察中です。



質問犬

title:わんわんわん

on 11/05,18:17
from 63.12.99.14

にたさんが戻って来るまでと思ってすこし調べて見たのですが、アサガオはぺラルゴニジンを持っているんですね。(アサガオに関しては全く無知なので・・・)

バラのある品種ではブルーイングをおこして青く固まったシアニジンとオレンジ色のぺラルゴニジンの重なりで茶色く見えている事が分かっているものがありますが、柿系の花もぺラルゴニジンと青色化したシアニジンの重なりで茶色く見えているんでしょうか、どうなんでしょう?
でも、朱色やオレンジ色のアサガオ、見たことないですね・・・アサガオの色素はカフェ酸がくっついているそうですが、それで青っぽくなってしまっているからでしょうか?赤紫+青=茶???普通、そうならないですよね。

ところで、柿色って柿渋色のことですか?ここに来ているお客さんでアサガオの色名について詳しい方、教えて下さい。



あちゃお

title:柿色

on 11/06,11:54
from 210.250.64.178

質問犬さま、こんにちは。初めまして。
私はごく趣味で朝顔を育てているので、詳しいことは
さっぱりなのですが。

柿色は、いわば茶色です。
にた先生のサイトの「花色」のコーナーに写真があります。
花の話ではなく、江戸時代には茶色やねずみ色がたいへん好まれ、
流行したそうで、
(当時の役者が好んで着たらしい。江戸人もミーハーだったのです)
茶色やねずみ色の名前だけでもすごくたくさんの色が区別されていました。
それで朝顔も同様に渋い色を「粋」としたようです。
柿色は古来の日本の色の名前です。
おっしゃるとおり、柿渋で染めた色です。

シアニジンとか、そういう世界は全くの無知なので、
詳しい方にバトンタッチです。でわまた。



おーつかけん

title:ご無沙汰しています。

on 11/06,12:45
from 202.255.203.2

庭の朝顔も7割方種取が終わり、抜きましたが、まだまだ青々としている株も残っています。
来週末にはこの夏の朝顔もおしまいにしたいです。

これからは種の整理の季節になりますね。

あと、
にたせんせいに以前、教えていただいた試し蒔きをしました。
2種類だけですが、結果が芳しくありません。
最初は親木を1株もらってきただけなのでヘテロが抜けているみたいです。

このホームページの記載を守って、来年リクエストするかもしれませんが
その節はよろしくお願い致します。

では、また。



質問犬

title:再び柿色

on 11/07,16:32
from 63.12.99.218

柿色やねずみ色が大ブーム・・・・いいですね江戸時代。
ぼくは、10代からツバキを育てているのですが、東京新聞の歴史民族博物館の展示の記事(浅黄孔雀の押し花が載っていました)を見てアサガオは参考になるなと急に興味を持ったしだいです。(だから素人以前です。どんどん質問しますよ!)
柿色の件ですが、”百椿集”(1630)にも柿色のツバキが載っているそうです。柿色=”柿右衛門の赤”と何となく思ってしまっていたのですが・・・かんちがいですね。
しかし、江戸時代の植物の記録というのは気になりますね。昔は怪しさばかりが目についていたのですが変化アサガオと出会って考えが変わりました。200年も植物に熱を上げていれば、今は失われている幻の植物も本当に手に入れていたかもしれないですね。変化アサガオにしても絵しか残っていなかったら”幻”の”怪しい”植物になっていたでしょうから・・・・
アサガオの世界で幻の花色というと黄色と言う事になるのでしょうが、ツバキの世界ではもっとたくさんあります。”百椿集”には、柿色のほかに朽葉色、空色のツバキも集録されているそうです。また、黄色いツバキの絵も残っています。(アサガオと同じようにアントシアニンの合成がブロックされてカルコンが蓄積したものでしょうか?)
当時のこういう記録を盲目的に信じるのは馬鹿らしいですが、頭から否定する事もできないと今は思っています。現存する”隠れ磯”と言う品種は柿色とは言えないかもしれませんが”アズキ色”で柿色的ですし、なにより今春、自分で体験した事なのですが。とある福祉施設の中庭で発見したツバキは紫から”あんこ色”に変化するんですよ。(毎年、安定して発色するか分かりませんが、枝をすこしもらってさっそく接木しました)
まわりには、似たタイプの明るい赤い花を咲かせる個体が並んでいましたから、恐らく地元の植木業者が実生で苗を育てたものだと思うのですが、その中に一本だけ”あんこ色”です、まるで醜いアヒルの子の様でした・・・・
アサガオ掲示板にツバキのことを散々書きましたが、完全なアサガオの素人として色々な質問をさせてもらおうと思っています。”あちゃお”さんその他の方よろしく。



morita@okazaki

title:柿色

on 11/07,20:32
from 133.48.48.80

 書き込みご無沙汰していましたが、花の色ということなので少し書き込みさせてもらってもいいでしょうか?
 基本的にアサガオ(野生型(種?))のアントシアニン骨格はペオニジンという形をしています。アントシアニンの水酸化の度合いからみるとシアニジンと同じでしょう(?)。
 柿色はペラルゴニジンとシアニジンが混ざって柿色に見えるのでは?とのことですが、そんなことはなくて柿色の花の色素はペラルゴニジンの形をしています。ただグルコシル化とアシル化の度合いは赤色に比べると少なくなっていまが・・・。これに加えて書き込みにも少しありましたがブルーイングに似た現象が見らます。この度合いが大きいとより茶色みを帯びているよう、僕には見えますがこんな感じでどうでしょうか?
間違ってたり、付け加えがありましたらよろしくお願いします(シッグ先生は勘弁してください(笑)、直接僕までお願いします)。

質問犬さんいろいろご存知の様でびっくりです。自分、いろいろ教えて戴けたらうれしいです。



あちゃお

title:柿色

on 11/08,12:08
from 210.250.64.115

こんにちは。にぎやかになりましたね。

>質問犬さま
いろいろなことをよくご存知で感心してしまいました。
こちらのほうこそ、どうぞよろしくお願いいたします。
いろいろ教えてくださいね。
黄色い椿は現在、市販されていますね。
ベトナムだったか、で、発見されてから育種が進んだようです。
空色とは、すごいですね。初めて聞きました。
また、黒い朝顔「黒玉」を今年育てましたが、「あんこ色」です。
おっしゃっていた椿と同じような色ではないかと思います。
時節柄、私は「水ようかん色」だと思いました。(^^)
柿色から「柿右衛門の赤」を連想されたのが、なんかすごいです。
(ひそかに感動した)
私は「朝顔の庵」というサイトを作っています。
にた先生がリンクして下さってますので、
お時間あるときにでも遊びにいらして下さいませ。



にた

title:こんにちは

on 11/08,16:34
from 133.5.173.64

なんだか忙しくしているうちに盛りあがってますね。質問犬さんも素人と
言いながら、かなりのマニアかプロのご様子。今後ともよろしくです。

僕も昔から何故”柿”というのだろう?と思っておりまして、柿渋色
のことだとわかったのは割と最近のことです。色についてはいろんな
要素があって、僕がレビューするには難しくて、ちょっと異論もあり
そうだなと思っているところにmoritaさま、ありがとうございます。
暗色系の変異で、よく使われている色の組み合わせ表がありますが、
交配実験をして分離など見ていると、なんだか自信がなくなることが
よくあります。たとえば焼津高橋系、車咲牡丹など当初dkかなと思っ
ていましたが、やはりというか、黄葉でduskyでした。暗色系の系統
を総当りで交配していくなどやればもっといろいろ判ってくるので
しょうが・・

ところで、最近ぼろいパソコンにG3のカードを差したら蘇ってくれま
して、それにサーバを移しました。検索が効かなくなっていますが
そのうちFIXします。



質問犬

title:またまた柿色

on 11/08,18:43
from 63.12.99.207

なるほど、アサガオの色素構成は比較的、単純になっているんですね。他の園芸植物に比べて種間雑種的要素が少ないからでしょうか?柿色とは、つまり顔色のわるーいぺラルゴニジンなんですね。
赤に比べて柿はアシル化の度合が低いと言うことですが、ブルーイングの要素を取除けば、オレンジ花も目指せると思うのですが、そういう育種に取組んでいる方はいるんでしょうか?(過去ログにオレンジ花の育種の書込みがありましたが・・・)
それから、ぺラルゴニジンそのものなのですが、これは突然変異によるものなのですか?たしか、アサガオは原種の青から紫そして赤へと花色が豊富になっていったと思うのですが、もし原種の段階でシアニジン(ぺオニジン)の遺伝しか持っていなかったとしたらぺラルゴニジンは、いつどの時代に現れたと考えたらいいんでしょうか?

あちゃおさんのサイト見てきました。最近、忙しいのと秋口体調を崩しちゃったのとで、あんまりリンクたどったりしてなかったんです。(夏に体調が良すぎてとばしすぎました。夏ばてした奴の呪かも・・)あちゃおさんて女の子さんだったんですね・・・ビビリました。
さて、ベトナムの黄色いツバキ(C.fiava)ですが、この植物を語る時、20世紀のベトナムの歴史と切っても切り離すことが出来ません。1900年頃フランスの植民地下でまず発見され標本も作られたのですが、その後、太平洋戦争、フランスからの独立戦争、ベトナム戦争等、戦争続きだったため1994年に再発見されるまで幻の植物となってしまっていたのです。種間雑種による黄花の育種ですが、あんまり進んでません。C.fiava以前に金花茶(中国広西省で発見。学名が変わったそうで・・)が1965年に発表されています。色は金花茶の方が濃いです。
和菓子っぽい色いいですよね。イギリスのオーリキュラにも微妙な色、ありますけど和菓子的というよりじゅうたん的ですね・・・日本の美意識を再認識します。



morita@okazaki

title:参考になります(ペコ)。

on 11/09,03:26
from 133.48.48.110

 質問犬さんの造詣の深さにびっくりです。自分にわかる範囲で色のことなど返事になればと思います。
 オレンジ色の花を咲かせる朝顔の育種ということですが、オレンジ色に関してはアントシアニン色素より他の色素を上手に作らせる事ができれば、その方が奇麗かと思われます。実際、今年の夏にニタ先生の圃場で見た朝顔の近縁種は奇麗なオレンジ色でびっくりしました。多分、色素成分はカロチノイド(?)ではないかと思われます。
 朝顔のペラルゴニジンについてですが、歴史的な事はシッグ、ニタ両先生に御任せして、赤色の色素は今からそんなに遠くない時期に於て突然変異によりシアニジンが作れなくなったためと考えて差し支えないと思います(江戸時代よりずっと前だとは思いますが・・・。)。
 自分の感じでは新しい機能を獲得する(進化?)よりも機能を失う事(退化?)の方が起こり易いと思っていて、朝顔もその昔、種分化の過程でデルフェニジンが作れなくなって行ったのではないかと思われます。そんな訳でデルフェニジンの遺伝子が壊れているなど何らかの理由で働いていないものと考えた方が良いのかな(?)って感じです。それなのに朝顔が青色になることが面白いところでしょうか?
また機能の獲得という意味で、覆輪や吹雪なんかの模様はすごい面白いんですよ(力説)!!



質問犬

title:こんどは青色

on 11/09,20:06
from 63.12.99.157

アサガオの青の発色についてはボクも疑問に思っていました。(デルフィニジンが作れなくなった、と言う話ははじめて聞きました。興味深いです)
多くの青や紫花を咲かせる植物ではデルフィニジンを中心的な色素としていますが、アサガオではシアニジンで非常に青い色を出していますよね。色素の複雑化と進化が同じものならぺラルゴニジン、シアニジン、デルフィニジンと進化して行き、当然アサガオも(進化の段階でデルフィニジンを獲得していたのなら)デルフィニジンで青を作るのが自然と思うのですが、シアニジンで青を作っている・・・アサガオにとってシアニジンの青がどう有利に働いたのか?(紫外線を受けて蛍光を発し、より波長の長い無害の光に移している、という話を何かで読みましたが、同じ記事にナスの色素でも同様のことが起こっていることが書かれていました。ナスの色素はデルフィニジンのはずでデルフィニジンで体を守れるのなら、アサガオはわざわざ特殊なシアニジンを使わなくてもいいはずですが・・・)なぞだらけで、ほんとに不思議です。
花弁のpHの変化も何か変ですよね?ソライロアサガオの品種ではpH7以上になるものがあるそうですが、老化した花弁でなく最もイキイキとした花弁でアルカリ性を示す・・・分からないですね。

アサガオの豊富な模様斑これは、すごいですね。特に”吹雪”これもキメラじゃ無いんですよね!へんたいもようはん・・・

ところで前に自分で書き込んだのを見たら”C.flava"が”C.fiava"になってました。なんででしょう?2箇所とも。怪現象・・・・・



みっちパパ

title:11月の朝顔

on 11/09,21:18
from 210.147.181.108

11月になっても朝顔の花が咲いてるという話題がありましたが、
我が家でも春に植えた朝顔の花がまだ咲いてます。

娘がホームページでその様子を日記風に紹介していますので、
よかったら見てやってください。

http://go.to/mitthy



morita@okazaki

title:朝顔の青色についての考え

on 11/10,01:09
from 133.48.48.110

 質問犬さんの鋭い突っ込みに少し及び腰のmorita@okazakiですが、自分の考える範囲で答えになればとおもいます。
 朝顔の花の青色がシアニジンで有ることがどう有利に働いたのか?ということですが、青色の花が虫を引きつける作戦であれば、一度シアニジンを選んでしまった朝顔にとって液胞のpHを変化させることで青色の花を実現したことは苦肉の策で有ったろうと思います。ゆへにこの方法は植物の中で青色の花をシアニジンで作るための独特な方法になっているのではないでしょうか?
 植物がアントシアニン色素を作る機能を獲得していった過程ですが、その生合成の過程から、植物の体を守る役割で作られていたフラボノイドから派生して来た物だと考えていいのでは?と思います。いつ頃からアントシアニン色素を植物が作り始めたかは知らない(ゴメンナサイ)んですが、少なくとも単子葉と双子葉が別れる前であることは共通の生合成経路を御互いに持つことからも明らかです。
 ではペラルゴニジン、シアニジン、デルフェニジンを決める水酸化酵素を作る設計図はどうでしょうか?答えとしては単子葉と双子葉の分化前からアントシアニンの生合成の経路と共通に植物には存在していたと思われます。
 ですから現在デルフェニジンを作ることが出来る植物種はこの機能を働かせており、作らないものは何らかの原因で働かせていない(働かす事ができない)と考えたらどうでしょうか?
 アントシアニンも含めて二次代謝産物と呼ばれる物質が作られるために必要な設計図はもともとは違うこと(もっと植物が活きていくために必要なこと)に有った設計図が形を変えてできた(できてしまった物が必要に応じて選択された?)と考えていいでしょう。これの組み合わせです。
 進化という言葉を使う(進化って凄い難しデス。出来れば使いたくないなあ。自信ないです。)なら、アントシアニンの骨格を作る、もう少し下流の一つ、二つのグルコシル化、アシル化まで(色を発色するのに必要だからかな?)は共通だけど、暖かい地域の植物だっり寒かったり、いろいろな条件に置かれたり、いろいろな植物の異なる事情からアントシアニンの安定性や青色を維持する仕組み(コピグメントなど)は植物によっては独自の仕組みを持ってる(後から獲得してる?独自に適応してる?)からこっちの方が質問犬さんが考える所の進化なのかな?って思いました。

よく分からなかったらゴメンナサイ。自分の感じなので、この後も活発な書き込み有ればうれしいです。



質問犬

title:シアニジン青色生産組合

on 11/10,16:33
from 63.12.99.183

確かに、昆虫を引きつける目的(そうなってしまった)であるならシアニジンによる発色でもデルフィニジンによる発色でもそう変わらないかもしれないですね。(紫に近い波長の長い紫外線領域の吸収はあまり変わらない様ですので・・・)ただ、シアニジンによる”青”が異端である事は事実で何か不気味な感じはしますが・・・これはアサガオの”生い立ち”にかかわる問題でしょうか?
昆虫との”かかわり”という事で言えば”花筒”も問題になりますよね。花の中心部というのは、たいていどんな植物でも花弁と違った色をしているもので、アサガオもその例に漏れず白や黄色をしていて花弁とは違った紫外線の吸収をしている様に素人犬ながら想像していますが、遺伝子を安全に残すということでは、アサガオにとってはこちらの方が本当は大事なのかもしれないですね。(アサガオに意思は無いでしょうが・・)
アサガオの生い立ちについてクンクン嗅ぎまわったのですが、ハッキリとした事は分かりませんでした。シアニジンで”青”を作らなくてはいけない環境にアサガオは生まれたのか、それとも何となくそうなってしまったのか・・・気になります!



おーつかけん

title:再び柿色のことで

on 11/10,17:12
from 202.255.203.2

先般来、柿色の朝顔の話で盛り上がっていたと思い見ていたところ、今度は青色の方に話題が移ってきましたね。

話を元に戻すようで申し訳ないのですが、
柿色の変化物(大輪を除いて)が無いのはなぜですか?
台咲、獅子咲、采咲ともに本も含めて見たことがないと思っているのですが。

本当はあるのに単に私が気が付いていないだけでしょうか?

最近の花色の書き込みを斜め読みして書き込んだので重複があったらすいません。

最後に
話は変わりますが、石器の捏造事件で(うちの博物館も上高森遺跡の展示品を下げました)考古学関係の掲示板をみていて、思わず書き込んだら、皆さんのテンションが上がり過ぎていて、賛否両論多くの意見を頂戴しました。
あそこまで行き着いてしまうと掲示板を通して半腰で喧嘩しているようです。

やはり、このアサガオ掲示板のようにおおらかで「ほっ」とさせてくれる掲示板はいいですね。

石器はうそをついてもアサガオはうそをつかない・・・てか?

では、また。



今ちゃん

title:黄色い朝顔できるかも

on 11/11,07:13
from 210.165.217.31

本日の毎日新聞「黄色」花遺伝子発見
鮮やかな黄色色素を作り出す酵素と遺伝子を東北大などが発見した。カルコンからオーロンを合成することが可能になり、鮮やかな黄色の花が実現するとのこと。10日付けの「サイエンス」に掲載されたとのこと。
HPにリンクさせてもらいます。よろしく。



あちゃお

title:虹色の繭

on 11/11,09:31
from 210.250.64.140

おはようございます。
全然関係ない話なんですけど、色のことだったので。
昨日の夜11時からのWBSで、カラフルな繭が紹介されてました。
虹のように7色あり、それは美しいものでした。
これがなんと、繭を着色したものでなく、色つきのカイコが
出した糸で、そのカイコはもう、全身がピンクとかブルーとか、
すんごい色をしていました。ひょ〜!!!

なんでも、桑の葉っぱでなく、色素を混ぜた練り餌のようなものを
食べているのでした。そんなに単純なものだったのね。
・・・・それにしても気色悪かったです。(^^;



にた

title:なんだか

on 11/12,03:20
from 133.5.5.117

最近は毎週のようにお出かけしておりまして、今日東京から戻ってき
ました。有楽町駅のそばにあるコンベンション施設、すごいですね。
高いところが大好きななんとやら、と私、渡り廊下なんかうれしくなって
しまいました。

>大塚様
茶色など暗色系の変化物がないのはなぜか?ということですが、昔の
図譜を見てみるとたくさんありますね。変化物は形を最優先するため
色まで兼ね備える、品種作出が大変になってしまって、どうしても
青や紅、紫などの単純な色が多いというのが原因だと思います。
また戦後の系統は戦前の系統をそのまま残しているものも多く、戦後
育種されている系統はあまりないですね。もっと栽培人口が増えてきて
熱心なマニアが増えてくれば渋い色あいの変化物も増えてくることで
しょう・・。おまえが作れって?はい努力いたします。

割合労力が少なくて暗色系の変化物を作れる方法というと、黄葉と
茶色などduskyが連鎖している系統を親にする方法があります。
これだと子葉の段階で黄葉で変化物の子葉を残せばよいですから。
実際に今年は黄葉のグレーの糸柳をこの方法で作りました。



にた

title:蚕が

on 11/12,03:26
from 133.5.5.117

色付きの餌を食べると繭まで色素が出るとは知りませんでした・・
鶏に赤い色素を食べさせると赤い卵黄になりますけど(笑)。
昔から、黄色、緑、紅などの繭を作る系統は知られていましたが、
遺伝性のもので、色もそれほど鮮やかなものではありません。
最近では天蚕(蚕じゃない蛾ですね)の鮮やかな緑色の注目されていて
それで作った織物は蛍光色でそれは綺麗だそうです。

ちなみにアサガオ畑のとなりは桑畑で、九大の蚕の突然変異体コレクション
は日本でも一番規模が大きかったと思います。



にた

title:花筒の色

on 11/12,04:05
from 133.5.5.117

アサガオや近縁種の花筒の色ですが、アサガオでは有色筒は優性で
これがオリジナルとも考えられますが、北京天壇やネパール等
野生種は筒白が多いですし、アメリカアサガオも筒白です。
またサツマイモやその近縁になると筒紅(紫)のものが多いような
感じがします。花冠の色より虫などによる選択圧はかなり低い
のでしょうが、どんな意味があるんでしょうか・・

ちなみにアメリカアサガオの筒白とアサガオの筒白(tube white)は
交配しても相補しません(つまり同じ遺伝子の変異でしょうか)。



シッグ

title:シアニジン

on 11/13,17:51
from 133.48.48.38

最近話題になっているアントシアニン色素の進化に関して、化学分析の泰斗である斎藤規夫教授の見解を御披露致したく思います。
「アントシアニン色素の分布調査から、花色の進化は風媒花の中心色素であるシアニジンを出発点とし、大きく2方向に進んだことが認められる。1つは熱帯での緋色や橙色ヘの明るい目立つ色への方向であり、シアニジンからぺラルゴニジン、アピゲニニジンへと脱ヒドロキシ化が進んでいる。もう1つはミツバチなどの昆虫が送粉者となる温帯地方での青色花ヘの方向であり、シアニジンからデルフィニジン、ペチュニジン、マルビジンへとヒドロキシ化やメトキシ化が加わるものである」[現代科学、5月号25頁(1998)]。
色素の分布調査からの視点とmoritaサンのような生合成経路と遺伝子からの視点は必ずしも一致してはいないようにも見えますが、アサガオなどのように、シアニジン系で青花をさかせる植物もいくつかあるので、斎藤先生のような考え方も成り立ちうるようにも思います。



定吉

title:Re:花筒の色

on 11/13,19:34
from 150.18.144.2

昆虫は紫外線も見えるので、同じ花でも人間とは違う画像を見ているそうです。
(試しにネットで検索したところ下のURLが見つかりました。)

http://www2.odn.ne.jp/~cca00630/sigaisyasin.html

筒が白いと花がリング状に見えるので、筒紅の単なる丸よりも昆虫には目立つ
ことはないのでしょうか。



おーつかけん

title:ありがとうございました

on 11/15,09:57
from 202.255.203.2

にたせんせいへ
柿色の件、ありがとうございました。

今さんが書き込まれていましたが、東北大の研究グループによる「花を黄色に咲かせる遺伝子発見」のニュースは読売新聞にも載っていました。

黄色い朝顔の実現にも少し近づいたということでしょう。

では、また。



とみやま

title:種子ができました

on 11/16,21:03
from 202.232.164.119

にたせんせい
以前画像投稿でご教示いただいたとみやまです。
ノーマルな花を咲かせます個体は次々と種子を付けていましたが、写真の個体も1個だけ果実をつけました。ということはこの個体は正木系統ということでしょうか、また出物でこういうこともあるのでしょうか。
再度のご教示よろしくお願いいたします。
写真の株は現在も開花し続けていますが種子はその1個だけです。



み−やん

title:教えてください

on 11/18,22:06
from 210.253.92.244

はじめまして。
先日母親が、西表朝顔を近所で見つけて切ってきました。コップにいれてます。
育てたいのですが、さし芽できるのでしょうか?方法を教えてください。
また、これは種がないらしいのですか゛、どうやって増やすのでしょうか?
基本的な育て方についてご存知の方、教えてください。よろしくお願い
します。



にた

title:>とみやま様

on 11/19,23:06
from 133.5.5.122

以前、写真を見せていただいた系統は車咲で、これは縮緬葉台咲+
立田です。車咲は系統によってはほとんど
種子をつけないものもあり、これは出物系統として維持しますが、
稔性の高い系統は正木(純粋な系統)として維持できます。



にた

title:西表朝顔

on 11/19,23:11
from 133.5.5.115

このホームページの”イポメア”のところに少し説明があります。
コップにつけておくと根が出てきて、それを植えればよいのですが
できれば、地面を這っているランナー(匍匐枝)の方が発根する
率が高いです。すでに根が出ている部分をとってくればもっと
よいですね。西表朝顔(Ipomoea indica)は一度根付くとものすごい
勢いでまわりに匍匐枝を広げていきますので、暖かい地方では
雑草化しないように注意が必要です。



安田

title:寒くなりました

on 11/20,17:39
from 211.8.147.67

 気温は摂氏10度以下になりました。ですが、8月の末に蒔いたマルバアサガオの三突葉の種子は確実に大きくなっています。暖かくなるのが今から待ち遠しいです。マルバの縞模様や、クリーム色と交配するのが楽しみです。黄葉のようなので
それほど伸びすぎないでしょうから、鉢作りでも良さそうです。葉の形や花からは全くのアサガオ。アサガオには今まで広まっていない刷毛目模様や、色が導入出来そうです。それに寒さにも強いですね。ソライロアサガオも同様で、まだ花を咲かせています。アフリカは日中は暑いのですが、夜間は寒くなるそうです。寒暖の差がある中、たくましく進化してきているのかもしれません。みなさんも風邪などひきませんように。



安田

title:黄色いアサガオ

on 11/20,17:55
from 211.8.147.67

 黄色いアサガオの可能性が発見されたとのこと、嬉しく思います。カルコンやオーロンといえば黄色いコスモスでも聞いたことがあります。紫外線やブラックライトで照らすと目立つのではありませんか。昆虫の目に止まり易くなる進化の方向性なのでしょうか。それよりも夏の庭に黄色いアサガオが咲くと、またカラフルになりますね。コスモスのイエローガーデンも清々しい色ですし、流石に改良されたイエローキャンパスもよりよい色でした。ですが、オレンジは今一つ、気温の影響で
黄色の色素が弱まってしまうようです。東北大学から発表されたとのこと、より涼しい気候で発色しやすかったのかもしれませんね。冬の花、シクラメンにも黄色の品種が出始めました。黄色いアサガオ、早く見たいです。



とみやま

title:ありがとうございました

on 11/21,19:57
from 211.120.224.227

にた先生ありがとうございました。花はまだ咲き続けています。
我が家周辺で朝顔類が多く咲くようになりました。ノアサガオが咲き始めました。白花を友人に差し上げましたらそれも咲いています。鉢植えのゴヨウアサガオが蕾をつけ始めています。バラアサガオ(ウッドローズ)は今が盛りで伸びた蔓が樹冠を覆い豪華に咲いています。ありがとうございました。



風来坊

title:夢が消えそう

on 11/23,07:08
from 210.165.217.61

この所、花の色素を作り出す酵素遺伝子や花色を変える遺伝子等の、発見があいっいでおり、新しい花に寄せる期待が高まっているが、科学的に解明されるのはそれなりに有意義であると思う。しかし、遺伝子組み替えや組織バイオなどで新しい花を作り出すのには抵抗を感じる。例えば、エビネなどは組織バイオによってたくさんの品種の花が作り出され、人工の花となりつつある。皆さんはどのように考えますか。品種改良は夢を作り出す楽しいものとして、時間をかけて追いかけたいものです。



にた

title:黄色い朝顔

on 11/24,05:07
from 133.5.173.64

私もよくわかっておりませんが、吹掛絞のようにCHIのところで止まって
カルコンが蓄積して、これがオーロンになる経路の酵素の発現を強化
すれば、より黄色い花になるのでしょうか。アサガオにAureusidin
Synthaseなどの活性があるのかも知らないですが、江戸期の黄色い
アサガオはこのあたりの活性が強い系統が選ばれた結果でしょうか。

しかし、吹掛絞など地色の黄色い部分は花弁がちぢんで、そこが壊死
したようになりますが、カルコンか、その副産物が細胞に有害なので
しょうか。アサガオの形質転換が簡単になれば、吹掛絞の系統に
35Sプロモータなどをつないだ前述の酵素でも入れてみたら黄色くなる
かもしれませんね。



にた

title:組換え植物

on 11/24,05:31
from 133.5.173.64

には抵抗がある方が多いですね。特に作物の場合、遺伝子組換え作物を
使っていませんという表示をよく見かけます。花の場合はまだ口に入る
わけではないので、作物ほどではないのでしょうが、神をも恐れぬ行為
ということで毛嫌いされたりします。
また、おっしゃるとおり、その遺伝子の働きを調べる、真理の探求という
意味では、人為的に遺伝子導入して、本来とは違う発現をさせてみるなど
しないとわからないこともあるでしょうし、必要なことだとおもいます。

以下、私個人の考えですが・・
ここで主に取り扱っている変化朝顔は稀に出現する突然変異体で、自然界
でももちろん生存できないでしょうし、普通に育てていても維持できない
系統をかなり人為的に無理をして維持しています。一応自然に出てきた
突然変異体ですので、遺伝子組換えで得た植物とは違いますが、不自然さ?
では程度問題のような気もします。また、本来自然界にはない、強力な
X線やガンマー線を照射して作った植物はどうなのか?と思ったりもします。

よく、育種家は先祖の遺産で今を生き、今の仕事は孫のためとか言い
ますし(例えばチューリップでは新品種を作って市販するまで最短
で20年といいますね)そのような長い年月かけて夢を追い求めてい
くものなのかもしれません。
ただ僕は現時点で違う色や形をすぐにつくる方法があれば生きている
うちに見てみたいですから、すぐ試してみたいし、過程は問わないで
すね。もちろん環境試験とか、倫理的な問題はまた別の問題だとは思
います。



にた

title:伝統園芸植物

on 11/24,05:48
from 133.5.173.64

の仲間にしばしば入れられている朝顔ですが、最近伝統(古典)園芸
植物の世界でも組織培養(または培地に無胚乳種子を播く)程度のバ
イオ技術は最近ではよく使われています。

伝統園芸植物の多くは非常に増殖率が低く、どうしても高価になりがちですが、
バイオ技術を使うことで、大量に殖やせて、安価になり市井に出まわる
ようになるでしょう。ただ世の中の人の趣味が変わってきており、
これらを愛培する人口も少ないため、このバランスがくずれて数
少ない専門業者がかなり危機感を抱いているようです。実際、富貴蘭
(フウラン)の世界でも本来高価な品種が組織培養で大量に殖やされて、
値段の暴落を招き、質の高い品種を育てるマニアや専門業者が減って
最終的には、その趣味自体が廃れてしまうことを恐れているようです。
このような技術がその園芸趣味の将来にとって、プラスとはたらくか
マイナスになるかは、よくわかりませんが、たとえばウチョウランな
どの実生が簡単にできるようになって、驚くべき品種ができてきてお
り、ますますブームになりつつあります。また、エビネもウイルス汚
染株が増えて、大変なことになっていたところを純化できているのだと
理解しています。

コンピューターソフトウエアのオープンソース化の方向と独占化の
両極がある現在、これらはどうなるのか読みにくいというのと似ています。
金銭的なものにとらわれずに、その趣味を本当に理解し、愛している
愛好家がちゃんと育てば将来的に継続していくのだとは思いますが。

変化朝顔でも高級出物を組織培養で殖やそうという動きは他の研究室にも
ありますね。売れるのかな・・?



質問犬

title:帰ってきた質問犬

on 11/26,13:50
from 63.12.99.244

個人的なトラブルがあって、しばらく書き込みをしてなかったんですけど、ボクおぼえてます?
過去ログを見たらシッグさん、定吉さん等の反応もあって問題提起だけして逃げたような形になってしまっていて心苦しいです・・・
腰を落ちつけて書き込み、再開しますので皆さんよろしく。

ところで過去ログに、いくつかのヒルガオ科の植物について書き込みがありますが、”ハマヒルガオ”について触れたものは無かったように思います。特異な形態にもかかわらず身近な植物でこの掲示板の話題にあがっても不思議では無いと思うのですが?



にた

title:ハマヒルガオ

on 11/27,14:58
from 133.5.173.64

確かに今までハマヒルガオが話題に上ったことはなかったですね。
海岸で良く見かけますが、特異な形態とは、どこあたりでしょうか?
グンバイヒルガオ(Ipomoea属)などと一緒で、耐塩性が高く、
マングローブなどで行われているような耐塩性の研究にも面白そうです
(農学部の人によれば、耐塩性のある作物を作ることはかなりの大義名分
になるそうです・・)。

米田先生のサイトからリンクを張っておきます
ハマヒルガオの写真



新参の恵子

title:またまた素人の質問ですが。

on 11/28,09:38
from 211.122.116.214

おはようございます。
9/21に蒔いた朝顔が、今朝咲きました。
普通の丸咲の種なのに、切れ咲になり、
ビックリしました。(裂けたわけではないので)
別に珍しい事ではなく、よくあることですか?



質問犬

title:ハマヒルガオ

on 11/28,14:38
from 63.12.99.11

海岸性の植物と高山植物との類似性の指摘がありますが、アサガオも高山のきびしい環境に適応したら、案外あんな形になるのでは?と想像しました。

ケマンソウとコマクサでは”生きている場所”が全く違うのにもかかわらず、コマクサはケマンソウを”スンズマリ”にしただけの形(極端に言うなら)になっています。シロイヌナズナではいくつか”スンズマリ”遺伝子が見つかっているようですが、変化アサガオの変異ではどれが一番近いのでしょう?

アサガオの様に色の豊富なハマヒルガオがあったら育ててみたいですね。あの”姿”を可愛らしいと思っているのはボクだけじゃないと感じるので、一般にも園芸植物として広まるんじゃないでしょうか?



にた

title:切れ咲き

on 11/28,18:43
from 133.5.173.64

秋も深まってきて、涼しく(寒く)なってくると、株が弱ってきて、
丸咲きの朝顔も、切れこんだ、星咲きや切れ咲きになってきます。
割合普通のことですが、そうなる前に花が終ってしまうことも多い
ため気付かないことが多いようです。

ちなみに木立が星咲きだったり、桔梗咲きも同じような、株が
”弱っている”事情によるのだと理解しています(あまり科学的な
表現ではないですが)。



にた

title:ハマヒルガオ

on 11/28,18:50
from 133.5.173.64

確かに、海岸植物の特徴ですが、葉や茎が肥厚して、照り葉になり、寸詰まり
になっていますね。アサガオのミュータントでは,もっと極端ですが、
渦(ct)とか桔梗渦(s)、渦小人(最近はただの2重変異と思っていますが)
などが少し近いかもしれません。これらは、シロイヌナズナと同じように
ブラシノステロイドの生合成経路の変異に相当するものが多いのではない
かと予想しています。



Gera

title:教えてください

on 11/29,09:56
from 133.71.187.103

はじめまして.
黄色い遺伝子の発見のニュースに関して教えていただきたくて,投稿しました.
過去ログにあった新聞やサイエンスを捜してみましたが,どうしてもその記事が
見つかりませんでした.興味があって読んでみたいので,掲載されているサイエンスの巻とページをお教えください.
よろしくお願いします.



にた

title:Geraさま

on 11/29,13:11
from 133.5.173.64

以下のページです。

Aureusidin Synthase: A Polyphenol Oxidase Homolog Responsible for Flower Coloration

T. Nakayama, K. Yonekura-Sakakibara, T. Sato, S. Kikuchi, Y. Fukui, M. Fukuchi-Mizutani, T. Ueda, M. Nakao, Y. Tanaka, T. Kusumi, and T. Nishino

Science 2901163-1166(Nov 10 2000)



Gera

title:ありがとうございました

on 11/30,09:18
from 133.71.187.103

にた先生

早々にお返事くださいまして,どうもありがとうございます.
さっそく,探して見ます.
ありがとうございました.



新参の恵子

title:切れ咲き

on 12/01,10:18
from 211.129.78.103

お返事ありがとうございました。
またこれから伺う事もあると思いますが、
よろしくお願い致します。



安田

title:黄色いアサガオ

on 12/08,14:04
from 211.8.147.67

 私も関心があったので黄色発現の遺伝子の新聞記事を読みました。キンギョソウから取り出して、ペチュニアに導入しようとしているところのようです。理学部で
はなく工学部での研究。学際的な研究になっているのでしょうか。
 8月末に渡辺さんから頂いた三突葉のマルバアサガオ、果実も大きくなり2粒から10粒以上の種子が得られそうです。寒くなったのでガラス室に取り込んであります。葉が黄色くなり、葉脈は赤く色づいています。早く春が来ないか待ち遠しいです。



P−ちゃん

title:アサガオって・・・・

on 12/09,21:02
from 210.236.64.13

質問があるんですが、アサガオって朝咲いて夕方にはしぼみますよね?
その後って、また翌朝咲くのですか?
それとも、そのまま枯れて種になるんですか?
教えて下さい。



風来坊

title:朝顔百花

on 12/10,06:21
from 210.165.217.93

にた様
今日は
この季節はどのような事を成されているのですか。
私のHPにようやく朝顔の写真を取り込みました。
朝顔百花まではまだ程遠く朝顔三十花というとこで開設いたしています。
折りがあったら、覗いてみてください。
「水仙百花」&「朝顔百花」
www.people.or.jp/~koncyan/



質問犬

title:サンタがシアニジンを作りにやって来る

on 12/10,21:03
from 63.34.121.33

ほんとに寒くなって来て花の少ない季節となりましたが、ブラブラお散歩していると興味深い発見があって面白いものです。
19世紀に活躍したプランツマン、ロバート・フォーチュンはもっぱら人の家の庭先やお墓で植物を採集していたそうですが、山野まで出かけずとも身近な所に発見や不思議がころがっているのは、21世紀も変わらないようです。
シアニジン系色素で安定した青を作っている植物はアサガオやヤグルマギクなど全体から見ると数少ないですが、不安定なブルーイングを起こす種や個体は比較的多い様です。
この季節、早咲きのツバキは、もう花を開いていますが、花弁のフチが青くなる個体は案外多くブルーイングを起こしている部分はやがて灰色を帯びた青紫になっていきます。アサガオの様に安定したものではないのですが面白い現象です。
近所の庭先を覗いていると、植木屋さんが実生で育てた、なんのことはない赤い一重の花ですが上記のように花弁のフチがブルーイングを起こしている個体と出会うことがよくあります。冬には冬のひねくれた植物の楽しみがあるものですね。



にた

title:アサガオは一日花

on 12/12,08:22
from 133.5.173.67

です。夏だと午前中にはしぼんで、もう咲くことはありません。
2日咲きと呼ばれる渦などは、涼しい季節では次の日も萎まない
こともありますが。

うちの学生で、質問されて、1週間くらい咲いていると答えた
強者がおりました(−−;)



にた

title:すごい数の

on 12/12,08:36
from 133.5.173.67

水仙のコレクションですね。球根だと毎年継代していかないといけない
ので大変そうです(ただ、何年かは植えっぱなしで大丈夫ですよね?)

僕は最近は桜草のコレクションを始めつつあります。昔、尾崎哲之助氏
や中村長次郎氏が桜草でも有名だったというのもあって、ある程度
集めていたんですが、絶やしてしまいました。最近、加茂花菖蒲園
で長い間嘱望されていた八重咲き品種がいろいろ発表されて、また
集めたくなってきたのもあります。目白台という3倍体品種から出る
とかいう噂もあったのですが(稔性が低い気がしますね)どうなん
でしょ?

この季節は・・学生実習やら、学会やら、班会議やら、書類書き
やら、いつまでたっても暇になりません・・おまけに水曜日から
の学会で発表予定だった学生が入院したので替わりに準備しないと
いけないですし。



にた

title:フォーチュンは

on 12/12,08:42
from 133.5.173.67

ここにもちょこっと載っている八重(牡丹)咲きのヒルガオなんか
も中国で採集して欧米にもってかえったとか記録がありますね。
最近ではCalystegia floraplena(そのまんま)とかいう名称で
グランドカバーとして、大手種苗会社から市販されています。

そいうえば、比較的近縁のDichondra(アオイゴケ)もおくグランド
カバー植物として植えられていますが、なんかハマヒルガオにも
似ていますね。



定吉

title:Re : フォーチュン

on 12/13,18:28
from 150.18.144.2

にた先生

学名に強くないので、floraplenaの意味を教えていただけませんか?
カタログで見かけたので、すっかり正式名かと思っていました。



にた

title:私も

on 12/15,17:39
from 210.250.126.221

学名やらラテン語に強いわけではありませんが、花が八重咲きという意味
ではないでしょうか。八重の品種名でなんとかplenaというのはよく見かけ
ます。



風来坊

title:ありがとうございます

on 12/17,06:51
from 210.165.217.75

にた様
おはようございます。
早速リンクしてくださいまして有り難う御座います。
皆様の応援を得て力強く感じています。
水仙のデータべースとして使えるよう内容を充実していきたいと思っています。
これからもよろしくお願い致します。歴博の変化朝顔展や古典菊展の写真を紹介しているHPがありました。
www5.ocn.ne.jp/~koyama/





title:冬を越しますか?

on 12/17,21:48
from 210.141.49.90

 今晩は、仁田坂さん。

 12月の朝顔を目指したのですが、
11月27日に小さな花をつけてくれましたが、
残念ながら12月の朝顔にはなりませんでした。
意味なく始めたのですが、頑張ってくれたようでした、廣島の裕でした。http://www11.freeweb.ne.jp/diary/masu901/page6x18.html



おーつかけん

title:ご無沙汰しています。

on 12/18,17:49
from 202.255.203.2

にたせんせいをはじめ皆様へ、ご無沙汰しています。

12月の10日に最後の朝顔を抜きこの今年のシーズンは終わりとなりました。
ただ、2鉢だけ「宿根あさがお」と生協のカタログに載っていたものを購入し、
育てているものだけは、まだ、残っています。
11月下旬に入っても咲いていました。

風来坊さま
見つけられたホームページの件
私へもメールでお知らせくださいましてありがとうございました。
多分、朝顔市情報のチロリさんのお知り合いの方がつくられているのではないでしょうか?
[G−Life]というメーリングリストがあり、この夏には、
チロリさん中心に朝顔についてのいろいろな情報交換があったようです。

最後に、
ためしまき、失敗かもしれません。
蒔くのが遅すぎて葉の色も冴えません。
にたせんせい!!
年度末初は仕事の方がバタバタしますが、忘れずにリクエストしますので
お助けを・・・

でえは、また。



定吉

title:ラテン語

on 12/18,17:59
from 150.18.144.2

にた先生

ご返答、ありがとうございます。
なるほど八重咲きですか。園芸分野は、植物名や学名など
いい加減なことも多いですから、気を付けないといけませんね。
今年の夏、友人のくれたフランス土産のアサガオ種子に至っては
パッケージは日本朝顔とソライロアサガオの写真だったのに
中身は全部マルバでした。もっとも、蒔いた種子から何色も
咲いて楽しませてくれましたが。



質問犬

title:???

on 12/18,18:34
from 63.12.99.92

確かにお花屋さんの鉢に刺さっているラベルは間違っている物が多いですよね。でも、もともとの学名自体、分類のしかたで変って来るし、種を分けるほどの違いも無いのに別種となっているものも多く、首を傾げたくなるような例はありますね。インターネットでも種名リストが入手出来ますが、変なの多いですよ!特に中国の学者さんは何でも新種にしちゃうみたいで・・・・



もんせ

title:アサガオ好きのひとりです

on 12/18,20:56
from 150.46.100.173

初めまして。門瀬と申します。
神戸でいろいろとアサガオについて教えて下さいまして、
仁多坂先生に感謝致しております。
こちらでは仁多坂先生をはじめとしてアサガオの好きな方々が
おられ、とても心の踊る思いです。
アサガオについてはまだまだ知らないことが多い私ですが、
皆さん、どうぞよろしくお願いします。
また参ります。では、失礼します。



にた

title:冬になると

on 12/18,21:19
from 133.5.173.64

めっきり朝顔は弱りますね。うちでも生き残っているのはソライロアサガオ
だけです。これもついに枯れてきました。ふう。

しかし、アサガオは水もやらんで放置しておいて葉が全部落ちても
花だけはしばらくは咲かせてくれます。けなげです。



にた

title:例の

on 12/18,21:23
from 133.5.173.64

宿根朝顔として売られているものは、九州あたりだと、葉は青いまま
冬を越します。まだ花が咲いていますし。ものすごいランナー
(匍匐枝)を出して周りに広がっていきまして、雑草化しそうで
怖いので一部を残して根から綺麗に刈り取りました。今年から売り出された
日本産ノアサガオの色変わりはだめですね。花つきが悪いし、茎ばっかり
伸びてこれまた雑草化しそうなので、鉢植えを除き全部捨ててしまいました。



にた

title:僕も

on 12/18,21:44
from 133.5.173.64

外国の朝顔の仲間の種子をいろいろ播いてみましたが、学名が間違っている
のはよくありますが、種子の色から、花の色までいろいろなものの混合
(ラベルはMIXではないにもかかわらず)もよくあります。特にイタリアン
のものなど(笑)。

そういえば知人の分類関係の人も言っておりました。中国の人が(タイプ標本
など気にせずに)勝手に名前をつけるから混乱に拍車をかけていると。
アサガオの属名も僕はIpomoeaを使っているのですが、植物生理学など
ずっとやられている方はPharbitisに大変こだわりがあるようです。
萩原先生の文章を読んでいたら、ノアサガオはPharbitis indica Hagiwara
となっていました。あれ、Phabitisだとcongestaじゃなかったっけ?



にた

title:もんせ様

on 12/18,21:48
from 133.5.173.64

この前は私のつたない説明を聞いてもらって感謝です。最近更新する暇も
ないですが、ときどき覗いてみてください。

友人の結婚式もあったので、その夜はルミナリアとやらに行きました。
福岡で言うと西鉄の花バスが束になった感じですか(意味不明)。しかし
人が多かった・・・



フィリップの母エミリー

title:必殺仕事人IV

on 12/20,17:28
from 163.221.234.107

はじめまして。大阪に住む「フィリップの母エミリー」
と申します。
昨日12月19日昼に再放送されていた「必殺仕事人IV」で、
江戸時代の変化朝顔をとりあつかったものがありました。
タイトルは「主水世にも不思議な朝顔を作る」
冒頭は、アサガオの鉢植えの競売のシーンで、
「紫覆輪桔梗朝顔」「州濱性牡丹咲」「黄色まんだら入大輪朝顔」が登場、「紫覆輪桔梗朝顔」が、30両で落札されるところから話がはじまりました。
変化朝顔作りを商売にしている老舗の園芸店で、
そこの使用人が作った新種の変化朝顔を
店の若だんなが横取りしようとして、
殺人事件が起こる、というストーリーでした。
騒動のもとになった新種の変化朝顔は、
赤と白の覆輪?で、牡丹咲きになっているように見えました。



朝顔資料館

title:三都一朝などなど

on 12/21,04:36
from 211.18.28.53

にた先生、しばらくです。
「歴史と旅」の原稿を執筆いただき有難う
ございました。秋田書店の編集長が卒業生
なのでぜひ先生に依頼してはどうかと有山
氏(担当)に伝えておきました。執筆者の
皆さんからも原稿が集まったようです。
 さて、私も朝顔の採種が終わり、ほっと
しています。でも雑用(忘年会などなど)
に追われています。
 話は変わりますが、先生の「三都一朝」
の画像を拝見しました。78図のようでし
たが、私の持っている「三都一朝」は初摺
の完本で100図です。(上巻32図、中巻
34図、下巻34図)長い間調査をして、よ
うやく結論がでました。世間に流布するもの
では、版を異にするもの、丁数の不揃いのも
の、図は同じだが、作出者の名前を変更した
ものなどがありました。
 「阿佐加保聚」を最近入手しました。
故浅井敬太郎先生が所蔵されていた手写本で
す。この写本は岡不崩が持っていましたが、
入札の時、私も入札したのですが浅井先生の
所に落札された思い出のある写本です。
「丁丑朝顔譜」にでている花と葉の一部の特徴
を描いていますが、花名は「譜」よりさらに
詳細に記されています。明治35年に小野沢
多楼が写していますが、その原本は文化13年
の「譜」のようです。これから詳細にわたって
調べてみるつもりです。
「必殺仕事人IV」は、私が協力した番組です。
成田屋留次郎をモデルにしたものを脚色した話
です。それからNHKの「コメディお江戸でござる」
(平成7年8月3日放送)の第17回で「恐れ入
谷の朝顔侍」も私が協力した番組です。
 それでは、よい年を迎えて下さい。来年もよろしく。

 
 



にた

title:熱海

on 12/23,04:16
from 133.5.173.64

さきほど熱海より戻ってまいりました。九州という辺鄙なところに住んで
いるにもかかわらず、11月から今日まで毎週のようになんだかんだで
主に関東方面に出ておりました。今年はもうお出かけはないもようで、
ちょっとほっとしております。

ここに載せている古文献も復刻本だったり、版の後の方の分だったり
いい加減なものが多いわけで、まったくお恥ずかしい限りですが、時間が
あればスキャニングしなおしたり、いろいろしないといけないと思って
います。歴史と旅の件はそういう経緯があったのですね。今度の成田屋
留次郎のお話も楽しみにしています。先生には文献のことでお世話に
なりっぱなしで、感謝のしようがありません。ご連絡しようと思いつつ、
多忙のせいにして、感けておりました。すみません。

必殺仕事人の話はどこかで記憶があるような気もするのですが、渡辺先生の
監修だったのですね。納得いたしました。天網恢恢疎にして漏らさず、と
いうのは実際はドラマや漫画(ゴルゴ13?)だけの世界なのがちょっと
納得いきませんね。



おーつかけん

title:何を隠そう必殺ファンです。

on 12/25,09:18
from 202.255.203.2

ここで、必殺仕事人の話しがでてくるとは思いませんでした。
初期の池波正太郎原作の必殺仕掛人から、最後の必殺仕事人に至まで、
再放送は必ず録画しています。
時代劇にしては、ウエスタン調の音楽が使われているところに惹かれて
います。
ちなみに、この10月に千葉テレビで再放送していたシリーズの中の
「必殺からくり人」では、今や国会議員の森田健作が仕掛け花火職人で、
口から火のつけた花火を入れ、お腹の中で爆発させて殺すという技?を
使っていました。

そうそう、
後期の仕事人では村上弘明が花屋で、
殺しに行く途中に花や木の枝をちぎりその枝で突き刺すという技もありました。
さすがに朝顔はありませんでしたが、あじさいの枝を使ったことがあり、
「そんなことできるんかいな?」とフィクションとわかっていながらも思った
記憶があります。

などなど、話すときりはないのですが、
変化朝顔のを取り上げた回は知りませんでした。
もっとも、水戸黄門といっしょで、録画してしまうと、最後の15分くらい
しか見ないので、気がつかなかったのかもしれません。

見直してみます。

渡辺せんせいもにたせんせいも「師走」だけあって相変わらずお忙しいご様子
ですね。

ちょっと早いですが、書き込みもれのないよう、年末のご挨拶をしておきます。
今年は、いろいろとありがとうございました。
また、来年もよろしくおねがい申し上げます。

では、また。



植木

title:冬でも賑やかですね

on 01/04,09:51
from 202.245.100.67

昨年は、渡辺先生宅でいろいろお話を伺うこともできて、
とても楽しかったです。今年もどうぞよろしくお願い
いたします。
今年はベランダの広いアパートに引っ越そうと野望を
燃やしています。朝顔もい〜っぱい作りたいです。



おーつかけん

title:あけましておめでとうございます。

on 01/04,10:04
from 202.255.203.2

旧年中は、皆様方のご指導等をいただきありがとうございました。

実は、祖母の葬儀が12月30日にあり、あわただしい年末を過ごしました。
この正月休みに種の整理をしようとしましたが、手をつけられずじまいでした。

にたせんせい、他皆様、今年も宜しくお願い致します。



にた

title:ご挨拶が遅れました

on 01/04,15:59
from 133.5.173.64

今年も、いや21世紀もよろしくお願いします。

今年こそはこのページをもっと整備したく思っております。



あちゃお

title:謹賀新年

on 01/05,11:48
from 210.250.64.176

昨年は本当にありがとうございました。
おかげさまで楽しい年でした。今年も、いえ、新世紀も
よろしくご指導下さいますようお願いいたします。(^^)
冬晴れが続いています。最低気温は連日−2℃程度でしょうか。
お体にお気をつけ下さいませ。



にた

title:こちらこそ

on 01/08,12:16
from 133.5.5.119

旧年中はいろいろお世話になりました。今年もまた盛り上げていきま
しょう。

福岡は日本海側気候とかなんだかんだ言っても九州ですので、氷点下に
なることはまずありません。ここ2,3日は暖かい感じですね。



TK@okazaki

title:今年もよろしくお願いします

on 01/09,00:33
from 133.48.48.78

アサガオの葉がますます元気に育つ日長になってきました。
昨世紀同様今世紀もよろしくお願いいたします。
今は20時間照明、28℃の温室では蔓が周囲に絡まらんばかりに伸びています。葉も手のひら大です。花もでかい・・・不思議・・・
この時期に実験が滞ることなく出来ることに感謝しながらアサガオとも付き合っていきたいと思っています。
また岡崎でお会いしましょう。



質問犬

title:********

on 01/12,14:26
from 63.12.99.184

ちょっと遅いですけど、あけましておめでとう!



にた

title:こちらこそ

on 01/13,12:25
from 133.5.173.64

今年もよろしくです。>質問犬さん、TKさん

今ごろ年賀状を書いている私って一体・・



はせがわ

title:大輪系の朝顔は・・・

on 01/16,20:52
from 211.15.18.167

どのくらい大きいものがあるのでしょうか?
先日名古屋朝顔会の会報紙を見る機会があってどひゃ〜と
驚いた次第です。仕立て方といい、大きさといいちょっと
不思議な感じがしました。
今年の名城公園の展示会には出かけてみようと思っています。

遅れましたが明けましておめでとうございます。



にた

title:正確な数値は

on 01/18,13:42
from 133.5.173.64

ちょっと失念しましたが(どなたかフォローお願いします)、昔は夢の9寸花
(27cm)と言っていたと思いますが、それを超えて最高27.5cm
くらいではなかったでしょうか・・

大きく咲かせるにはまず良い品種を使うことと徹底した肥培をすることが
必要です。この辺の技術が面倒で、自信もない私は変化咲きが好きです。



安田

title:日本学生科学賞

on 01/23,12:42
from 211.8.147.67

 日本学生科学賞で群馬大学教育学部付属中学校のアサガオの研究が入選していました。おめでとうございます。紅色の野生のマルバアサガオと白花の野生化アサガオの交雑から中間雑種、マルバ淡紅が作出されたようです。ここに使われた野生化アサガオについてもう少し詳しく知りたいと思います。ご存じの方はいらっしゃいませんか。



にた

title:RE

on 01/25,09:58
from 133.5.173.64

その白の野生化アサガオというのがなんなのか僕も興味があって探してみたん
ですが詳細な情報はネット上では得られませんでした。
米田先生の研究等によればマルバアサガオと交配可能なのはマルバ以外は
ほとんど考えられないと思うのですが・・・

話は変わりますが、今年からサカタ種苗がフライング・ソーサー(ズ)の
市販を始めましたね。



安田

title:野生化アサガオ

on 01/25,13:52
from 211.8.147.67

 情報ありがとうございました。アサガオと交配可能な種があれば、黄色アサガオ
との交配も試みたかったものですから。逆交配では雑種が出来なかったのもなぜなのか気になるところです。栽培の時期に現物を見てみたいですね。
 フライング・ソーサーの縞模様を見たくて、西洋アサガオ(トリコロール)の混
合を育てたこともありましたが、単色ばかりでした。マルバアサガオの縞もアサガオの縞と違って、フライング・ソーサと同じ刷毛目縞に近い感じがします。マルバの縞の品種に、アサガオ形の品種を交配するのも今年の計画の一つです。
 ところで園芸大辞典?にアメリカアサガオと西洋アサガオの交雑が可能だという記載があったのですが、どこかにそのような報告があったのでしょうか。



にた

title:交配可能な種

on 01/25,23:32
from 133.5.173.64

をまとめてみますと・・
もちろん、同じ種と分類されているものは交配可能ですが、
アメリカアサガオとアサガオは比較的低い確率ですが交配可能です
(五−10%程度)。マルバアサガオとアサガオは交配不可能ですが
アフリカ系(祖先種に近いため)はマルバアサガオと低い成功率で
交配可能です。アメリカアサガオとマルバアサガオは米田先生が
非常に多数の交配の結果成功されていますが、基本的には不可能です。
アサガオは割合、DNAから計る距離と交配の可能性は相関があるようです。

西洋アサガオというのはIpomoea triclorのことでしたら、これはどちら
かというとヨルガオなどに近いのでアサガオ・マルバ・アメリカなどとは
交配不可能だと思います。もちろんスカーレットオハラなど西洋アサガオに
入れられることもあるアサガオもありますが、これは基本的には日本の
アサガオが欧米で改良されたものです。



安田

title:種間雑種

on 01/26,11:30
from 211.8.147.67

 アサガオの時期ではないのに、早速のご教示ありがとうございます。実は私の卒業論文のテーマが、アサガオ属の種間交雑でした。もう20年以上も前です。その間、米田先生によって、アフリカ系アサガオを橋渡しにマルバとの交雑に成功し、曜白アサガオが育種されたりもしました。マルバの花付きのよさや、寒さにも強いようですね。ケニアで採種した三種類の一つはマルバでした。もう一つが黄色の極小輪。それと葉の切れ込みが深いのもありましたが、花が咲かず種子がとれなかったのもありました。日長の関係だったのでしょうか。アフリカ大陸にはそれ以外にもアサガオ属の種があるようなので、その起源はアフリカなのかもしれませんね。



にた

title:アサガオの起源

on 01/29,01:20
from 133.5.173.64

ショウジョウバエやヒトなどの起源はアフリカと考えられていて、アサガオ
も含めてそうかと思っていたのですが・・・
確かに、DNAを解析したアフリカ・北京・ネパール・日本産のアサガオ
の中ではアフリカ系が祖先種に近いということは間違いないのですが、
アフリカ系とそっくりなブラジル系は解析していないのでなんとも言えま
せん。ただ形態からブラジル系とアフリカ系もそれほど遺伝的距離はない
のではないかと思います。起源地に近い方が種数も多いという原理と上記
のことから、熱帯アメリカあたりがアサガオ(Ipomoea nil)の起源では
ないかと考えています。

また米田先生によるとアフリカ系は現地では栽培種だということでした。



にた

title:日曜美術館

on 01/29,01:23
from 133.5.173.64

今日の日曜美術館で、以前お宅にお伺いしてすごい数の文献を見せて
いただいた園芸研究家の小笠原亮先生がアサガオを含めた江戸時代の
本草や園芸について語っておられました。また米田先生も出演されて
いました・・・番組予告が遅くなってしまいました。再放送がある
かもしれませんのでぜひどうぞ。



安田

title:黄色の品種

on 01/29,16:21
from 211.8.147.67

 機会があれば、アフリカのギニアや反対側のケニアへも行ってみたいです。南米のペルーの切手にはマルバアサガオが描かれているのがあります。それくらいたくさん繁茂しているのでしょう。
 番組は違うかもしれませんが、テレビで昔の本にニホンサクラソウの黄色の品種があるのを知りました。アサガオと同じように、変異固体を見逃さない、当時の人々の鑑識眼には驚かされます。
 まずはアサガオの黄色品種を作ることが当面の夢です。アサガオの時期には早いので、ペチュニアの種子を播きましたら、芽が出てきました。ペチュニアにはいくつかの黄色の品種がでてきましたね。どれが濃いか較べてみようと思います。



定吉

title:Re : 日曜美術館

on 01/29,19:03
from 150.18.144.2

私もテレビで見ましたが、さすがにNHK、単なる美術番組には
とどまらずに、米田先生まで出演していたのには驚きました。
ただ、朝が本放送で、夜に再放送でしたので、この先はBSでも
流してくれると良いのですが、どうでしょう。
この番組のおかげで、趣味の園芸で小川信太郎氏が「変化朝顔」で
出演したのを録画したテープがあるはずと、探し回りました。
なんとか見つけたのですが、どうも15年前の放送ですので
(雑誌も保存してありました)古いためかトラッキングがずれており
調整には一苦労しましたが、何とか画像を見ることが出来ました。

仁田坂先生も執筆された「歴史と旅」の江戸のガーデニング特集号も
同じ日に見つけたので、冬の朝顔も風流なものと、なかなかに満足な
一日でした。



にた

title:歴史と旅・・

on 01/29,23:42
from 133.5.173.64

なんか断わりそこねて、そのうち本が送ってきて、表紙をみてびっくり。
”応募者全員に変化朝顔の種プレゼント”まだ種子は送ってませんが、
たくさん送らないといけないみたいです。しかし一部の人にプレゼント
ってわけじゃないんですね。一体何部くらい売れてる雑誌なんだか。



あちゃお

title:歴史と旅

on 02/02,13:35
from 210.132.167.60

あちゃおです。ご無沙汰してます。(^^)

「歴史と旅」、買いました! 面白いお話がいっぱいでした。
昔の人々が植物を大切に育てて楽しんでいた、というのは
うれしくなってしまいます。徳川家が代々園芸マニアだったとは。
知らなかったですぅ。

種。私も応募しようかしらん。(^^;
何が来るかわからないのは、魅力的です。(変化朝顔と同じ?)
今年は歴博で頂いたのとコレを作ろうかなあ。
でも、全員プレゼントとはすごいですね。大切に育てて下さることを
祈っています。にた先生の種バンクがすっからかんになったら
どーしよう、とちょっと心配しています。(^^;

「日曜美術館」、全然知らなくてがっかりしました。えーん。



質問犬

title:ジェームス三木と村上龍と晴郎の背脂

on 02/03,12:13
from 63.12.99.236

徳川秀忠はツバキのコレクターとして、有名ですがNHKのドラマには、そういう場面は全く出てこなかったですね。(と言っても、ボクは、ほとんど見てなかったのですが・・・)ジェームス三木脚本のドラマは、どこか欠陥があるような気が・・・。村上龍監督の映画は、どこか欠陥があるような気が・・・。水野晴郎はレザー・ファッションが好きなような気が・・・。

ところで、安田さんが黄色い桜草の話を、ちょっと前に書いていましたが、アントシアニンの合成が阻害される事による黄色花(その、桜草もたぶん、そうなのでしょう)は比較的出現しやすい様で、記録にだけ残って現在失われている”幻の黄色い何々”という植物の多くがこういう個体のようです。今、品種として販売されている黄色いシクラメンも、戦中に失われた他の個体があったそうですし。

また、話は変わるんですが、先日何気なく立寄った古本屋で江幡潤著「色名の由来」という本を見ていたら、室町時代における新出色名という項で”柿色”と”柿渋色”が挙げられていていました。園芸界では、柿色=茶系色となっている様ですが、そこでは”柿色=強い赤みオレンジ/柿渋と弁柄を染料とする”となっていました。



にた

title:柿渋色

on 02/04,01:50
from 133.5.173.64

質問犬さんおひさしぶりです。私の手元にも色の本がちょっとあって(色々な色、日本の伝統色)これには前者では、柿色、柿の実の色で赤みのオレンジ、柿渋色(略して柿色)は茶系統の色で云々・・後者では、柿渋・紅柄で染めた黄赤(赤茶)、などとありますね。本来、柿色という場合は二通りの解釈があるんでしょうが、アサガオで柿渋色の省略だとして使っていることが多いのかなと思っています。

サクラソウも確かに黄色い花の記述がありますね。今年はちょっとまた集めてみて300種類ほど植えてみましたが、アサガオのCHI(吹掛絞)と同じような変異なんでしょうか? サクラソウで今熱いのは今まで記録のあまりなかった八重咲きですね。持ってないけど。アサガオでも有名な中村長次郎氏は今にのこる優秀な花をつくりましたが、無花弁花や帯化などの奇花も作っていました。これまた残っていないのが残念ですが・・



風来坊

title:これからの管理

on 02/04,12:00
from 210.165.217.13

ご無沙汰しています。春のご挨拶にまいりました。
温床マットの変わりに安い電気敷き毛布(2.3千円 55W表面温度20℃ー45℃)を使って発芽テストをしてみたら、夜間熱源のないところでも、地温15℃以上あり、日中は25℃で、4日目に一部が発芽してくれました。今後、これを育成するには大気温度は最低何℃必要ですか。また、順長に育ったとすれば開花はいつ頃になりますか。



にた

title:温床マット

on 02/04,23:23
from 133.5.5.123

市販されている温床マットを使うと寒い時期でも発芽させられますね。
実際、歴博の渡辺先生はまだ寒い時期にこれで発芽させておられました。
発芽時にあまり低温だとアルビノ状になるのでわかります。

ただ、生育にはある程度の気温が必要だと思います。20度以上は
キープしたいところですね。これ以下だと発育不良になると思います。
うちではちょっと高めですが30度にキープしていますが短日条件
も相まって播種後1ヶ月で開花し始めます。もう少し低温でも短日
ですから2ヶ月以内で開花すると思います。

ホームセンターなんかにあるちゃちなビニールの温室みたいなのと
電気ドライヤーみたいな電熱器でも結構有効です。電気敷毛布とは
考えましたね。水分による漏電とかに気をつければかなり有効なん
だと思います。



おーつかけん

title:歴史と旅3月号

on 02/06,12:57
from 202.255.203.2

わたしも新聞の広告を見て買いました。

さらに
にたせんせいに直接お願いできるとわかっていながら、タネの応募をしてしまいました。
自分の技量(というか面倒を見られる手間のかけ方と、時間)を考えなければいけないとはわかっていながら、私も応募してしまったので、にたせんせいが心配しているくらい沢山応募があるかもしれませんよ。

年度末年度初めでしばらくは書き込む機会が減ると思いますが、忘れないでいて下さい。

では、また。



質問犬

title:悪玉コレステロール・チャンピオン・カーニバル

on 02/10,08:35
from 63.12.99.136

桜草の八重咲が珍しいというのは聞いていたのですが、江戸時代の記録にも残っていないですか?桜草の仲間が特に八重化しずらいということは園芸化されている他のプリムラを見ても無いと思うのですが、日本のサクラソウに独特な器官の安定化をはかる遺伝子でもあるのでしょうか?
たしか、サクラソウとカッコソウの雑種で八重が出たというのを何かで読んだことがあったのですが、桜草の園芸化に雑種がかかわっていない為、結果として八重が出ずらいと言うことなのでしょうか?



風来坊

title:講演会のお知らせ

on 02/11,10:17
from 210.165.217.6

「シロイヌナズナ」ゲノム解読記念講演会があります。

2月25日午後1時半より

千葉県幕張メッセ国際会議場

「DNA研究の意義と今回のゲノム解読の意義について]

「ゲノム解読と植物バイオテクノロジーとの関係について」

入場無料

申し込みは23日まで、電話で「かずさDNA研究所事務局」

TEL0438−52−3900



にた

title:咲き分け花

on 02/11,13:15
from 133.5.5.121

は(日本)桜草でも結構みられるために多くの変異は、やはり
トランスポゾンによるものだと思います。このトランスポゾンって
いうのは主に遺伝子の発現を潰す(loss-of-function)方向に
変異を起こします。花の形づくりの仕組みはABCモデルで説明できる
ような大まかなところは一緒だと思いますが、細かなところは
植物によって微妙に異なっているのでしょう。特に遺伝子の冗長性
(redundancy)があるところでは一発潰すだけでは変異が起こらない
ため、2重・3重にならないとはっきり目に見えてこないというのは
あるようです。このような理由で植物種によって出やすい変異と
そうでない変異というのがあるのかもしれません。

桜草でも目白台(3倍体・近縁種との雑種の可能性も疑われてい
た(る)品種)から八重花が出やすいという記述がありますが
この品種がある目に見えない突然変異をもっているからかも
しれません。

アサガオの牡丹(八重咲き)変異はトランスポゾンの挿入部位に
同じ種類のトランスポゾンが過去挿入した痕跡があり、これが
牡丹変異が多少起こりやすい原因かなと思っていますし、いろいろ
他にも複雑な事情もあるのでしょう。



にた

title:千葉県は偉い

on 02/11,13:23
from 133.5.5.121

かずさDNA研究所や他の国の協力でシロイヌナズナ(Arabisopsis)の
全ゲノムが明らかにされましたね(Natureの特集号はメールで申し込む
と無料でもらえます)。アサガオなど一見遠い感じの植物でもデータ
ベースの相同性の検索によって大変恩恵にあずかっています。

相同性がないと、新規の遺伝子で面白いんでしょうが、一歩踏み込んだ
解析が必要とされて、大変です・・・(うちでもハエの遺伝子で、そんな
のがいくつかあるんですけど)

シロイヌナズナのゲノム解読では国別に分担が決まっていたのですが
かずさが担当したところは国旗ではなくて、千葉県の旗を出してい
ました。日本国がなにも貢献してくれなかったからだそうです。



にた

title:あちゃ

on 02/11,13:25
from 133.5.5.121

ArabisopsisじゃなくてArabidopsisです。

そういえば桜草の黄色花(極黄)が載っている、桜草勝花品も幕末
のころの出版でしたね(1835)



質問犬

title:千葉ディズニー・ランド

on 02/11,16:54
from 63.12.99.227

その、3倍体のサクラソウの稔性や種子の発芽、成長は、どんな感じなんですか?

ツバキには”熊谷”や”加茂本阿弥”など同質3倍体の品種があるのですが、稔性極めて悪く、播種後の成長も最悪です。ただ、種を播くと変わり者が出易く、面白いのですが・・(極端な細葉、丸葉、根しか伸びない、など一二年で枯れてしまいますが)やはり、見た目にも正常な(奇形的でない)個体が残りますね。
種子が稔る所までは上手くいっても、染色体数の乱れ、など生存に不利な要素を抱えているのでしょうか?
また、異質3数体にハルサザンカ(サザンカとツバキの雑種)品種が幾つかありますが、播種後の成長は悪くない様です。

千葉には”チバ・リアル・ディズニー・ランド”というのがあって、ミッキー・マウスが四つんばいで台所を駆け回るんだそうです。



にた

title:サクラソウの倍数体

on 02/12,01:05
from 133.5.173.64

はかなりの品種が知られていて、3倍体はやや大型で丈夫な感じになります。
あまり記憶がないですが、稔性はかなり低いのは当然だと思います。4倍体は
もっと豪華で大型のものも多いですが、性質は弱くなります。サクラソウは
一応近縁種との交雑はなくて、すべて同質倍数体と思っていますが今なら
AFLPなどで調べてみるとおおよそのことはすぐにわかるでしょう。

最近、加茂花菖蒲園でたくさん発表された八重花の親木はなんなのかはよく
知りません。確かペチュニアの八重咲きも異数性によるものなので、同じ
ような仕組みによるものかもしれませんが・・

アサガオは半数性が稀に出てきたという記録がありますが、これは弱くて
笹のような表現型です。



妖精

title:質問犬様に質問

on 02/16,10:26
from 211.0.183.166

”チバ・リアル・ディズニー・ランド”とは何?行ってみたいと思います。諸先生方のお話最近は難しくて、でも為になるかしらと思いず〜と拝見させて頂いておりました。花の間を飛び回って(今は椿だけ)暮らしておりますのでこちらの掲示板は楽しみにしております。



質問犬

title:嘘です☆

on 02/17,11:27
from 63.40.192.177

タダの冗談ですよ!行かないでください。

ここの掲示板は気温に依存するので、ちょっと書いてみただけです。他のアサガオ系の掲示板も、今はさびしいですからね。

スカンジナビアには、妖精を騙す昔話が幾つかありますけど、妖精をだましたヤツは必ず、ひどい目にあってますね☆
ミッキーからペストに感染したり・・・



妖精

title:ご心配なく!

on 02/18,11:34
from 210.132.16.112

質問犬様・・・素早く白状してくださったのでひどい目には合わないと思います。その様なミッキーでしたら家にも居りました。パソコンや電話のコードをかじるという悪戯をしたのでチーズでおびき出し捕らえて出て行ってもらいました。

庭のサンシュウがほころび始めて黄色が覗いていました。いよいよ春かな〜と思い昨年いっぱい採りおきしたアサガオの種を確認したところです。今年もいっぱい変化をだしてご近所の皆さんをびっくりさせてあげようと思っております。頑張ります。



にた

title:??

on 02/19,15:49
from 133.5.173.67

よくわかんない掛け合いですけど今後ともよろしく。確かに冬場はここは盛り上がってないです(オーナーの気分がローなのが原因かも。すみません)

歴史と旅の配付用種子をやっと送りました。1000人以上応募があったとのことでした。渡辺先生のが来るのか私のが来るのか、またどの系統が来るのかは出版社なり運次第ですが、私は(余っている)出物系統ばかり送りました。親木もそれなりに楽しめるかもしれないですね。まあ、多少でも変化朝顔がポピュラーになることを望んでおります。


    親木表現型           出物表現型
---------------------------------------------------------------------
R1 青笹葉青切咲         切咲牡丹・雨龍葉(笹+縮緬)
R2 青斑入笹葉水色覆輪青切咲   切咲牡丹・糸柳葉采咲(笹+柳)
R3 青小常葉青紫丸咲       柳葉撫子咲・獅子
R4 青常葉水色地紫車絞丸咲    柳葉撫子咲・牡丹咲
R5 青常葉藤紫丸咲        柳葉撫子咲・牡丹咲
R6 青渦葉水色丸咲        笹葉切咲・柳葉撫子咲・糸柳葉采咲
R7 青笹葉淡藤切咲        青笹葉淡藤切咲牡丹
402 青林風抱鍬形葉白丸咲     雨龍葉流星獅子咲
415 青斑入抱常葉くすみ淡藤色丸咲 青斑入握爪龍葉風鈴獅子咲
448 黄林風抱葉紅丸咲       黄林風掬水爪龍葉紅風鈴獅子咲



あちゃお

title:アールスメール

on 02/20,16:17
from 210.132.167.130

あちゃおです。ご無沙汰してます。(^^
アールスメールのことを先生の掲示板に書こう書こうと
思っているうちに、日にちが過ぎてしまいました。(^^;

載っている中で目を引いたのは

Ipomea Gypsy Bride(白地に紫がわずかに入る、八重咲)
          写真では二重に見えます。

Ipomea Gypsy Jamboree(紫、桃、白の混合。八重咲)
           これはドラマティックに見えます。

Ipomea Carmen(黒に近いダークパープル)
Ipomea Knowlians Black(上のCarmenに非常に似ている)

です。この他、Milky Way や Flying saucers など
おなじみの品種も。

先生、ご注文されます?
私は Gypsy Bride を注文しましたが。 Jamboree も
やっぱり欲しいなあ、と思っているところです。(^^;
ご入用なら、お申し付けくださいませ。よろこんで、
お引き受けします。(^^)

でも。カタログ請求ものんびり、カタログ眺めるのも
のんびり、で売り切れてないといいのですが。



にた

title:あ、助かります

on 02/20,17:35
from 133.5.173.64

ってメールでやりとりすればいいことかもしれないですが・・(笑)
ウェブで公開している割には郵便振替だったり、カタログ注文
だったり。

ではそのI.Grypsy Bride, ..Jamboree, Carmenを私の分も
注文してもらってもいいですか? Knowlian Blackは別会社
の同じ品種みたいなやつですよね。特にJamboreeは混合で10粒
みたいなのでできれば2袋お願いいたします。代金は確実に
お支払いいたします。あとで振込み先をメールでお知らせください。

今年増やしてみたいと思います。



あちゃお

title:見てね

on 02/23,12:55
from 210.250.64.174

種苗・園芸用品輸入販売アールスメールのサイトです。
http://www.aalsmeer.co.jp/

話題に出ている朝顔は
英国Plants of Distinction社で、
http://www.aalsmeer.co.jp/idxpod/new2001/index.html

に写真がありますから、見て下さい!>みなさん



安田

title:外国産の種子

on 02/23,15:16
from 211.8.147.67

外国の種苗会社にも簡単に注文ができる時代になったのですね。残念ながら私は語学が苦手なのでできません。ですが、園芸の専門店などでわずかですが、外国のも
のも販売していることがあります。その中には日本の種苗会社でも扱っていない変わりものがあったりします。キンギョソウのチャイニーズ・ランタンというのを今
育てていますが、ペンヅュラとあるので、垂れ性なのでしょう。苗で販売されているのは見たことがあったのですが、種子は初めてでした。逆にアサガオの品種が外国からも求められるようになるといいですね。たとえば枝垂れアサガオなどは人気が出そうに思いませんか。外国の品種で注意しないといけないと思ったのは、ときに同じ品種に別の名前が付けられていることがあることです。たとえば、ビオラのシルキーブルーとYTTソルベットを比較栽培してみましたら、ほとんどというより全く同じ。そんなことに気がつくのも育てる楽しみかもしれませんね。



安田

title:外国産の種子 追伸

on 02/26,16:57
from 211.8.147.67

あちゃおさんの掲示にあったアールスメイル社のホームページをクリックしたところ注文の仕方なども書いてありとても助かりました。Ipomoeaのジプシーブライドは写真で見るとpurpureaのひげ咲きのようですがいかがですか。早速、私もカタログを取り寄せて注文しようと思います。外国では、モーニング・グローリーというとマルバアサガオのようですね。まだ黄色の品種はないとは思うのですが、日本
以外に同じような試みをしている人がいるかもしれません。楽しみがまた増えました。



にた

title:おっしゃるとおり

on 02/26,23:21
from 133.5.173.64

例のジプシー・ブライドはマルバアサガオのひげ咲きだと思います。
このマルバアサガオはこのひげ咲きが出やすく、丸咲きのものでも
少しだけひげが出てきたりします。程度の高いものは、このジプシー
ブライドくらいになることがありますが、同じ株でも安定していませんね。
今井先生の論文(1927)などにも記述があり、後ろのカラー図版に
同じような程度の高いひげ咲き(double flower, fearhered corolla
とあります)が載っています。蔓の勢いがある部分は程度が弱く、勢いが
ない部分は八重性が強くなると書いてあります。アサガオの獅子咲き
(乱獅子)に相当するものと言われています。花だけを見ると桐にも
似ています。

このジプシー・ブライドが安定して、程度の高い八重咲きだったらいい
ですね。



あちゃお

title:外国産の種子

on 02/27,11:34
from 210.250.64.90

こんにちは。あちゃおです。
>安田様
そうなんですよ! アールスメールは日本の代理店なので、
日本語で大丈夫です。カタログも日本語です。
でないと私、注文できませんです。(^^;



はまっこ

title:ハマヒルガオ

on 02/27,17:32
from 133.43.208.175

はじめまして。
突然で大変申し訳ないのですが、ハマヒルガオの種子を
入手できるお店をどなたかご存知ですか?
(卒業研究に使いたいので。)
知っていたら教えて下さい。
よろしくお願いします。



にた

title:私は

on 02/27,23:13
from 133.5.173.64

知りませんが・・・自家不和合性が高くて種子が少ない気がしますが、
いかがでしょう。野外に採集に行かれて苗を取ってきたらよいのでは
ないでしょうか。栄養生殖で簡単に増やせると思います。



定吉

title:マルバアサガオひげ咲き

on 02/28,18:56
from 150.18.144.2

昨年、園芸店で赤ひげ咲きの苗が売られていたので栽培してみました。
確かに、八重咲きはあまり安定していませんでしたが、感想としては
気温が高い夏はほとんど一重だったものが、涼しい秋になると豪華な
八重になるようです。そのため、気温で咲き方が変わるのではないかと
考えていましたが、蔓の勢いが影響しているのでしょうか。どなたか
他に栽培された方がおられれば、その経験をお聞きしたいものです。



にた

title:うちにも

on 03/01,02:18
from 133.5.173.64

いろいろひげ(八重)咲きのマルバアサガオがありますが、今井さんの
書いているように、蔓の勢いが関係しているように思いました。

坂田から市販されている(た)白種子のマルバアサガオもかなりひげが
出てきます。



定吉

title:ご返答ありがとうございます

on 03/02,19:26
from 150.18.144.2

桔梗咲きの八重は大好きで毎年栽培していますが、マルバひげ咲きも含めて
確かにおっしゃるとおりのようです。朝顔の栽培も奥が深いです。

また、種子の分譲をお願いすることもあるかと思いますが、
よろしくお願いいたします。



ふじたま

title:買ってしまいました。

on 03/11,22:51
from 211.126.4.248

久しぶりに来て、あちゃおさんの書き込みを見て、さっそくカタログを頼んで、
Ipomea Gypsy Brideと Jamboree買ってしまいました。
タキイの八重咲き昼顔も買ったので、この夏が楽しみです。




あちゃお

title:種送付

on 03/14,12:26
from 210.144.211.197

種、お送りしました。
今日ぐらい、届くのではないかと思います。でわ。



安田

title:種子が届きました

on 03/14,13:33
from 211.8.147.67

ジプシーブライドの種子が私にも届きました。他の品種もいくつか購入しました。
売り切れていなくてよかったです。一袋に14粒、入っていました。カタログを見ていて、日本の富士シリーズは日本からの輸入なので、日本への販売はしませんと
いうことが書かれていました。さすがに日本はアサガオ先進国ですね。
先日、松本を旅行したおり、マルバアサガオの果実がたくさんあったので、あちらこちらのを採ってきました。どんなのが咲くか、これも楽しみです。かつて、マルバアサガオの青色のストライプの種子を播いたところ、八重咲きの花が咲きました。ですが八重のため種子が採れず、それでお終い。元の株の種子を採っておけば、
親株を作れたかもしれません。



にた

title:今日は

on 03/14,17:37
from 133.5.173.64

気温が18度くらいでとても暖かな日です。去年のアサガオの整理をまだ
していますが、さく果剥きをしていたら、埃っぽくて喉が痛くなります。
風邪もひいて、鼻水かみかみやってました。

ジプシーブライドが人気みたいですね。私も楽しみにしてます>TNXあちゃおさん
>安田さま
その八重咲きのマルバというのはとても面白いですね。種子ができないかった
ということは、牡丹咲きなのでしょうか? マルバもときどき牡丹咲きの
ものが出てきているようですが、不稔なので保存できているものはないようです。
今年はテキサスの野外集団由来の種子(牡丹ヘテロが含まれる?)を播いてみて
分離させてみようと思っています。



かまだ

title:早咲き

on 03/15,12:53
from 210.224.31.242

早咲きのヘブンリーブルーが市販されていると聞きました。
どこの種苗会社か、ご存じのかたは教えてください。



にた

title:サカタ種苗

on 03/15,13:36
from 133.5.173.64

のが早かったように思いますが、品質が安定しているかはよくわかりません。

あと、欧米系の種苗会社のものも6月下旬から咲き始める早いものが多い
ですが、夏場は栄養成長が盛んになるのと暑さのせいか、花を休んで、また
秋から盛んに咲くものが多いように思いますが。



質問犬

title:電気製品が次々と壊れる春

on 03/15,17:26
from 63.12.99.199

PCがいきなり壊れて腹を立てていたら、今度はエアコンが壊れて・・・今はテレビがバチバチいってます。それにしても、生まれてはじめてPCが”自然”に壊れるのを経験しました。壊れかけのMACを使っていたガキの頃でも、そんなことはなかったのに・・。ハードディスクが交換されて帰って来たのですが、本当に魂、抜かれた状態ですね。(バックアップしとかないと・・)



にた

title:私も

on 03/15,18:21
from 133.5.173.64

ハードディスクの破損はしばしば経験します(同じ症状かわからないですが)
壊れる前に読みこみエラーが発生しはじめ、そのうち、アームの異常な
アクセス音が出てきて、これで2,3日放置しておくと起動しなくなりますね。
異音がしてから、あわててバックアップを取れば結構大丈夫です。
ま、突然壊れるときもあるんですけど。
最近はハードディスクも馬鹿でかいので、バックアップするのも大変ですが。

以前うちの4年生がデータのバックアップがなにもないままハードディスクが
クラッシュしたので、ハードを空けてアームをだましだまし動かしながら
データを取り出したこともあります。ハードディスクのがりがりっていう音は
嫌ですねえ。しかし昔たったの40Mのハードを15万くらいで買ったりして
ました。今なら1000倍の容量で2万くらいですか・・マックの場合は
拡張フォーマットになってから明らかに破損が増えましたね。



あちゃお

title:種まき時期

on 03/16,11:51
from 202.217.120.231

こんにちは。
人気のジプシーブライド他、西洋朝顔の種まきはいつ頃が適期なのですか。
種袋には2〜4月とありますが、これはあちらの国で、ですよね。
西洋朝顔は初めてなもので。普通の朝顔より早めにまくのでしょうか。

#アームをだましだまし、っていうのはすごいですね。感心。



にた

title:普通の

on 03/16,13:28
from 133.5.173.64

アサガオと同じでよいと思います。マルバアサガオの方が低温に耐えるので
最低発芽温度も低いかもしれませんが、成長は早いので遅く播いても
すぐに大きくなります。しかしなんといってもtricolor(ヘブンリーブルー等)
が一番寒さに強いですね。

#昔、ドライバーが滑って基盤の表面を傷つけてPCが起動しなくなったので
実体顕微鏡下で半田付けして直したことがあります。こんなのばっかし。



質問犬

title:メガマックスはなじる2001

on 03/16,13:59
from 63.12.99.198

最近のマッキントッシュの事はよく分からないのですが、ウィン・マシンは変になると本当に後々まで引きずっちゃいますね。昔のマックは再起動すると結構元気になってくれたりしたんですが・・。今回もいつもの事と、達観してそのまま使っていたのですが、デフラグをかけたら一気に駄目になって、大量のメールと作ったばかりのムービーファイル失ってしまって・・。マイドキュメントに放りこんでいたファイルはバックアップしてあって助かったのですが。
モーターでディスクをブンブン回すのはもうやめて!(市民団体のデモを報じる朝日新聞)

排気ガスと砂ぼこりと花粉の舞う川口に久しぶりに行って来たのですが、やっぱりよいですね。色々面白い植物がありました。今年はアレルギー症状も軽く、はなじる、じるじるせずに済みました。キャップで耳を冷やさないようにしてサングラスで眼をまもると、よいという事を今頃気づきました。



風来坊

title:交換会

on 03/21,10:39
from 210.165.217.18

にた先生今日は
先日は沢山の系統をお送り下さいまして有難う御座います。
今回の分、先回の分、渡辺先生や定吉さんの分、その他でずいぶん沢山の種類に成りました。この夏は個人展示会でもと考えています。
昨日配布用に小分けをしました。出物は一袋20−25粒いれました。

4月1日と4月15日にかねてからの計画どうり、この掲示板のおなじみの方々と水仙をみながら、種子の交換、配布会を行います。
詳細は当方の掲示板をご覧下さい。(HPかなり重いので覚悟が必要です。(ーー;)

「水仙百花&朝顔百花」



gatto

title:はじめまして

on 03/25,22:47
from 210.254.105.183

こんばんわ
gattoと申します。
こちらのページは台東区の恵ちゃんから紹介を受けまして参りました。
朝顔に関して昨年は恵ちゃんからいろいろなレクチャーを受けました。
朝顔、恐るべし、、、
これからゆっくりホームページをみていきたいと思います
又遊びに参ります

http://www.baynet.ne.jp/~gatto/



にた

title:恵ちゃん

on 03/26,11:48
from 133.5.173.64

とは、平野さんですか? 僕もいろいろお世話になってます。
彼女本当にいろいろ詳しいですよね。今後ともよろしく。

今日は大学は卒業式です。桜も5分咲きくらい。綺麗になって
きました。



gatto

title:そうですそうです

on 03/28,14:19
from 210.197.82.9

こんにちわgattoです。
そうです、そうです。
恵ちゃんとは平野さんです。
台東区の桜もずいぶん咲いてきました。
もう春ですね、、、



平野

title:お久しぶりです

on 03/28,14:32
from 210.197.82.9

お久しぶりです。歴史と旅、ご苦労さまでした。
何を隠そう私も応募したのですが、
送られてきた種に朝顔の名前がないのが、不満でした
(仁田坂さんのせいではないと思いますが)。
今、桜草の本を見ています。連のことも出てきました。もっと早く見ていれば…と、後悔しきりです。
この間のメールは、後ろの席に座っている橋本というヤツです。アロマテラピーをやっているそうです。仲良くしてやってください。
新宿の小田急で牧野富太郎展を見てきました。朝顔の絵も描いている服部雪斎の絵も出ていました。美しかったです。
以上近況でした。



にた

title:歴史と旅

on 03/29,14:23
from 133.5.173.64

こちらこそ、夏はばたばたしててもうしわけありませんでした。
歴史と旅の種子プレゼントには1160人ほど応募があったそうです。
歴博も入れるとかなりの種子を全国にばらまいたことになりますね。
朝顔の種子は私からの出物系統(花銘つき)と、渡辺先生からの複数
系統をミックスしたものがあり、それぞれ説明が違うため、別々に送
ったそうです。平野さんには渡辺先生の系統が来たみたいですね。

うちの学生も応募していたみたいで、僕の系統が来たようです。
なんてこったい(笑)
そういえば昨日は歴博の辻先生が来て、遅くまで大騒ぎで楽しかったですよ。



安田

title:春になりましたね

on 03/30,14:46
from 211.8.147.67

 私も台東区には少しだけ縁があります。高校が台東商業でした。墨田公園のソメイヨシノは30年も前の思い出です。
変化アサガオに興味をもったときに、今戸焼きは無いものか土地勘を生かせて歩き
まわったものです。残念ながら見つかりませんでした。入谷の鬼子母神にはアサガオ市のないときに行っただけです。
 先日、屋根裏を掃除していましたら、東京朝顔研究会の会報が出てきました。自分の住所が品川区だったり、江東区だったり、はたまた横浜市。ずいぶんと引っ越しをしていたものです。ようやく腰が座りました。
 引っ越しの荷物も大変ですが、変化アサガオの仕訳はもっと大変なのではありませんか。渡辺先生のお宅の冷蔵庫の中は全部アサガオの種子でした。
 暖かくなったので、そろそろアサガオの種子を播こうかと思います。まずはマルバアサガオから。
 



にた

title:種子

on 03/30,16:26
from 133.5.173.64

僕もいろいろあたってみたことがあるのですが、今戸焼の鉢はもう生産業者
がなくて入手できないですね。あれば僕も使ってみたいです。
今は歴博でヒントを得て5号の菊鉢を使っていますが、安くて(駄温鉢
より安い!)寸胴なのですわりがよくてよいですね。風が吹いても倒れに
くいし。あの銀色もすぐ汚れてある意味風情が出てきますし。
難を言えば、中に重ねたときのためか、段がついていて行灯を差すときに
ちょっとやりにくいですね。

昨年の種子のテスト播きにやっと着手しました。今のところ6000粒程度
もっと増える予定です。これを記録して、整理するだけで大変です。冷蔵庫
も種子で一杯になってきたのでまた買い足す必要があるかもしれません。



風来坊

title:テストまき

on 03/31,10:08
from 210.165.217.20

おはよう御座います。
電気敷毛布利用の簡易発芽器の効果は大いにあり、3−5日で80%ほどの発芽を見ることが出来ました。
これを使用して先週WD629のテスト蒔きをおこないました。
300本ほどの子苗用に簡易温風温室も先週ようやくつくりました。
外気温より10℃ほど高く保温されています。
今年の品種が沢山なの1000粒ははるかに超えそうです。
明日は1回目の交換会ですが、いまの所2名です。



おゆき

title:蔓の巻き方について質問

on 03/31,23:13
from 61.120.160.135

はじめまして。
アサガオの深淵な世界を垣間見て、ただただ驚いている一般ガーデナーです。
こんなこと聞いていいのかなぁと思いつつ、疑問を解決したいので質問させて
いただきます。
●質問
先日、アサガオの蔓の巻き方が北半球と南半球では逆だという話を聞いたので
すが、それは本当でしょうか?真偽の程を教えていただけないでしょうか?

話を聞かなければ考えもしなかったのですが、聞いた以上確かめたくなってし
まって・・・。このもやもやをスッキリ解消できれば、花粉症もいくらか楽に
なりそうな気がします。
どうぞよろしくお願いいたします。



安田

title:左右性について

on 04/01,13:33
from 211.8.147.67

 左右性については、小麦の研究で有名な故 木原 均 博士などの興味深い研究
や調査があります。アサガオの蔓の巻き方は右巻きという人と左巻きという人の両方の人がいます。植物の世界だけは混乱があります。でも同じ巻き方です。木原説では右上がりなので右巻き。右ねじも右上がり、ヒダリマキマイマイは左上がり、DNAも右巻きの螺旋構造となっており、右上がり。植物界だけが混乱しているのは、牧野富太郎博士の影響が強いのでしょうか。その図鑑には左巻きと書かれています。そろそろ統一してもいいのではないでしょうか。この事は木原博士も世界的な学会で発表しています。
 アサガオだけでなく、ヒルガオ、ルコウソウなどもみな同じ巻き方です。南半球のものも同じです。植物によっては、種の違い(フジの仲間など)によっては反対の巻き方になったり、ネジバナの花のつき方のように、同数現れたりもするものがあります。
 シドニーオリンピックが開催されたとき、北半球と南半球の天気図の違いに驚かされたことがあります。低気圧への風の吹き込み方も反対だったはずです。地球の
自転による影響なのでしょう。ですが遺伝の力はそれ以上のようです。



にた

title:テスト

on 04/01,13:46
from 133.5.173.67

ちょっとテストです



にた

title:テスト

on 04/01,13:50
from 133.5.173.67

アサガオの蔓の巻き方は北半球と南半球で異なるのです。これは
おそらく、蔓の巻く方向は、台風などと同じように地球の自転に
よって生じるコリオリの力(Coriolis force;詳しくは物理学の
教科書を参照してください)によって支配されているからです。

またコリオリの力が拮抗する赤道に近い地域では蔓が巻きつかずに
棒状の匍匐枝となります。たとえばギニア原産のアフリカ系では
この匍匐枝が発達しており、多くの蔓が地面を這います。
より詳しい情報は


安田

title:自転、恐るべし。

on 04/01,15:31
from 211.8.147.67

南半球では、アサガオの蔓の巻き方が反対だったとは、勉強不足でした。飛行機
が嫌いで、未だ外国に行ったこともありません。
 無重力ではどのようになるかの研究をしてみたらどうかという話は聞いたことは
ありましたが。
 反対の巻き方のアサガオの写真もときにあります。これは単なる裏焼きというもののようですが。



風来坊

title:ショック!

on 04/01,19:44
from 210.253.173.254

此花は今日開花したんですね。
明日もさいていますか。



風来坊

title:ショック!

on 04/01,19:44
from 210.253.173.254

此花は今日開花したんですね。
明日もさいていますか。



シッグ

title:ショック#2

on 04/01,21:08
from 133.48.48.38

私達が長年暖め、その為に吹掛絞りはCHI 遺伝子の変異だと同定し、イヨイヨという時になって、にた大先生に先を越されるとは・・・・。
流石とシャッポ脱ぎます。
どうやら本日はお日柄が悪いようです。



Yamanaka

title:ショック#3

on 04/02,01:45
from 143.90.251.8

おめでとうございます。それと、お疲れさまでした。
新年度の最初に日に咲くとは、何かの暗示でしょうか?
明日のTVや新聞も、楽しみです。

画像だと、茎が着色しているように見えますが?
種子稔性は、どうなんでしょう?遺伝は?
いろいろ興味がつきません。

とにかく、うれしい事件です。



おゆき

title:ありがとうございました

on 04/02,01:59
from 61.120.163.147

にた先生へ
蔓の巻き方について、早速ご回答いただきありがとうございました。
巧妙な仕掛けまでしてあって・・・。お茶目な演出が心憎いばかりです。
とにかく、すっきりいたしました。どうもありがとうございました。

安田様もありがとうございました。遺伝の力は偉大なり、ですね。

PS.黄色いアサガオを見た瞬間「美味しそう」と思いました。なぜか。



にた

title:すみません

on 04/02,03:30
from 133.5.173.64

まあ、年に一回の戯れってことで許してやってください。
しかし黄色いアサガオが見れた人は今年良いことがあるでしょう(希望)



朝顔資料館

title:歴史と旅

on 04/02,04:56
from 211.18.25.74


仁田坂先生、おはようございます。種子プレゼントでは大変お世話にな
りました。
最初の計画では、先生の系統(出物系統)と、私の複数系統をミックス
したものを2袋宛送付予定でしたが、応募者が予想以上に多かったため、
1袋ずつになりました。なお、この掲示板に登場いただいている方に限り
5袋(品種名つき)を無料で直接私から送付いたしますのでご連絡くださ
い。
  E-mail: yoshitaka@h2.dion.ne.jp

蔓の巻き方(アサガオの)が話題になっているようですが、私は右巻き説を
支持しています。木原説の右巻き説には、アサガオのラセン状を植物の生長
プロセスを無視して逆様にラセンの左右性を論じている点で疑問です。私は
「生態(生体)」の見方をとっています。

安田さんへ
今戸焼のアサガオ鉢は私の所にあります。そのうち見に来て下さい。

THE CARD 4月号 に花物語に朝顔の記事を書きました。なお、この
号には牧野富太郎についての記事もあります。園長の小山鐵夫さんに取材
した内容が紹介されています。
4月8日まで新宿の小田急百貨店新宿店本館11階で、牧野富太郎が描い
たスケッチや植物画、画工たちの作品が展示されている「牧野富太郎と植
物画展」が開催されています。(入場料 一般800円)関心のある方は
どうぞ。





安田

title:濃黄色のアサガオ

on 04/02,10:23
from 211.8.147.67

黄色いアサガオが咲いたようですね。私も早く見てみたいと思います。残るはルテア(仮称)の濃色の黄(橙)色ですね。出物を得るために相当数の種子を播かね
ばならないようですが、それに負けないように今年もたくさん交雑しようと思います。ちなみにルテアにマルバを交配して数粒の種子を得ています。ただし、老眼の
ため、ルテアの除雄をしていないので、また自家受粉の可能性も多分にあります。
混合授粉による種間雑種の成功例もあるようなので、その期待もあるのですが。
 昨日、マルバの種子蒔きを行いました。昨年、渡辺先生よりいただいた、三突葉
のも含まれています。2粒の種子が13粒に増えました。残りはもっと暖かくなってから播きます。アサガオ好きな人は割とせっかちな人が多いようですね。
 アサガオの蔓の巻き方、刺激が大きかった分、反響を呼んでくれればよいのですが。右巻きの方向で統一できないものでしょうか。 



森川

title:残念!!

on 04/02,12:25
from 210.161.8.146

夕べ遅くにこのHPのぞいたら、なんと黄色いアサガオが
目にとびこんできました。ビックリ!
で、今日それを壁紙にとおもったら・・・
そうか、昨日は4月1日だったんだ、(てなことないか)

ところで、初歩的質問。
ここに登場される皆さん、熱心なかたばかりですが
趣味でされてるかたで出物系統の栽培、
どれくらいの鉢数育てられてるんでしょうか。
1000粒、2000粒と聞いてビックリしてるんですが。



定吉

title:やっぱり、、

on 04/02,13:00
from 150.18.144.2

昨日の夜、表紙に黄色のアサガオを発見して驚いたのですが、
掲示板にも蔓の巻き方で怪しい解説があるし、ちゃんと日付が
4月1日になっているしで、よく見ると以前に同じ画像で
花色がちゃんと青色のものを見た覚えもあり、しばらくして
やっとエイプリルフールと気が付きました。

うーん、やられました。でも、今年は何か良いことがあるかも。

ところで、アサガオの蔓の巻き方ですが、私自身は工学系の
出身なもので、木原説の支持者です。やはり分野が違うと
呼称が違うのは、どうにも馴染めません。



質問犬

title:フェイク

on 04/02,18:35
from 63.12.99.136

濃黄色のフェイク・アサガオの表紙、見てなかったです。残念??
被害者の書き込みが中々よいですね。

お江戸・フェイク?
ところで、サクラ品種の‘うこん’や‘御衣黄’は黄色い花と言われていますが、どう見ても”黄緑色”ですよね。古い品種なので、版画が残っていると思うのですが、そこでどういう風に描かれているか気になりますね。というのも江戸時代の版画の黄花はどれも似たり寄ったりの色で着色されていて、同一の顔料が使われているようなのですが、これがもし、葉緑体、カロチノイド、フラボノイドによる別の”黄花?”も「黄色い花と言われているから・・」という理由で定番の顔料で着色していたとしたら・・。シアニック系の花からの黄花の作出法は、よく「アントシアニンの合成がうまく黄色色素(カルコン?)の所で止まっている個体を・・・」という説明がされますが、色素体による黄花というのも考えた方がいいのかも・・。



あちゃお

title:フェイクは味噌こねた

on 04/02,23:29
from 210.144.210.80

たのしいえいぷりるふーる