過去ログその1

10/31/98 から 8/31/99まで

このページは上から下へ更新されています.

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にた さんからのメッセージです.

(on 10/31 , 19:41 )

これはテストです。最近めっきり寒くなってきて朝顔もだいぶ枯れてきました。種取りが忙しいですね。

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にた さんからのメッセージです.

(on 10/31 , 20:00 )

朝顔は30度の恒温の温室で育てると大体1ヶ月で開花をはじめます。

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にた さんからのメッセージです.

(on 10/31 , 21:45 )

リンク集も不完全ですので、リンク間違いやこんなサイトがあるよ。といった情報をお待ちしています。またうちでこんなアサガオが咲いたけど、といったお問い合わせもお待ちしております。

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ひろ さんからのメッセージです.

(on 11/04 , 21:08 )

とても勉強になりました。これからもがんばってください。

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にたさか さんからのメッセージです.

(on 11/05 , 02:06 )

ひろさんへ:メッセージありがとうございました。冬場に暇になったらもう少し充実させていこうと思っています。今後ともよろしく。

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NY在住親娘 さんからのメッセージです.

(on 11/11 , 23:58 )

小学校入学の娘の為、30年振りに朝顔を育てました。正しい育て方もしらず適当でしたが、朝顔はたくましいですね。 秋にこのページを見つけたので来年はもっときちんとできる事を楽しみにしています。

さて、種の中に白いものがあるのですが、これは不良なものなのでしょうか? 教えていただけますか?

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ひろ さんからのメッセージです.

(on 11/12 , 23:20 )

獅子は、なぜ、花弁が管状化するのでしょうか?器官のdorso-ventrarityに異常があるのかと思ったのですが、葉の写真を見る限りではそうではなさそうですね。

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にた さんからのメッセージです.

(on 11/13 , 04:50 )

RE:NY在住親娘さん

 NYからですか?日本の朝顔も向こうでは市販されていますが、Common morning gloryとよばれる、マルバアサガオの方がmajorのようです。日本でも北海道などではこちらがよく育てられています。栽培方法なども効率重視の方法で、もっと一般的に書こうと思っています。ところで、caという遺伝子の変異がホモになると白い種になりますので、白種の系統と以前交雑して、今年分離してきたのかもしれません。

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にた さんからのメッセージです.

(on 11/13 , 04:57 )

ひろさんへ:アサガオでは獅子だけでなく、牡丹(特に台咲きとのコンビネーション)や手長牡丹(現在突然変異体は失われています)なども管弁化します。機構は考えあぐねているのですが、獅子の弱い変異、hypomorphはただの切れ咲きのような花だったようです。また流星咲きのような著しく管弁になる獅子咲きは他のmodifierによるものではなくて強いalleleだと考えています。

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NY在住親娘 さんからのメッセージです.

(on 11/13 , 11:09 )

回答ありがとうございます。ホモとか交雑とかシロウトの私には難しいのですが、結局このごま粒程の小さな白い種は来年植えても良いということですよね。ちなみに私はニューヨークのマンションの室内で朝顔を育てております。

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にた さんからのメッセージです.

(on 11/14 , 15:55 )

その白い種がゴマ粒ほどということはただの未成熟な種かもしれません。育てているのはマルバアサガオでしたら種子はアサガオと比べてかなり小さいですけど。

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余谷  さんからのメッセージです.

(on 11/21 , 22:58 )

いつもホームページ楽しみにしています。以前はいろいろ種子を分けていただきありがとうございました。渦小人という系統ですが、渦性も木立も種子が取れるのに、この系統が正木物でないのはなぜですか?

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にた さんからのメッセージです.

(on 11/21 , 23:48 )

余谷様:以前は種子を分けていただいてありがとうございました。今年栽培して採種できました。いただいた咲き分け系統は吹雪(Bz)の咲き分けでした。これも系統によって比較的安定なものと咲き分けて不安定なものがありますが、複数の突然変異が関与しているからでしょうか。私のもっているものにも同様によく咲き分ける茶縞と紺縞の系統があります。

 ところで渦こびとですが、これは戦後みつかった変異で、著しく成長が遅いのですが、アサガオでも植物体の変異が軽微なものは稔性がありますが、激しくなってくると稔性のないものが多いようです。また2重3重突然変異となると稔性がなくなることも多いようです(例えば縮緬と立田の2重変異の車咲など)。渦こびとは一応渦とこびとの2重変異ですので。現在分離をみていますが、実際には私はこびとの単純な変異体をみたことがありませんが、稔性はどうなのでしょうか。また桔梗渦からでてくる桔梗渦こびとはこれは単に渦と桔梗渦の2重突然変異だと考えています。

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にた さんからのメッセージです.

(on 11/21 , 23:52 )

ここ2,3日ネットワークのトランシーバーが壊れて接続にご迷惑をおかけしたかもしれませんが、とりあえず復旧いたしました。このホームページのサーバはただの古いマッキントッシュですので、時々システムを終了して帰る人がいるのには困ったものです。

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塩田 さんからのメッセージです.

(on 11/22 , 19:50 )

以前不稔と言われている燕性の花の花粉に稔性が有るように思われたので獅子咲きの親木と交配させたところ結実したのですが、渦性小人の花粉にも稔性は有りますか。見たところ有りそうな気がして試みてみたのですが今年は失敗しました

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にた さんからのメッセージです.

(on 11/24 , 21:56 )

筋ものでも花粉には稔性のあるものは多いようです。ただ正木ものを見ていてもわかるように成熟した花粉をつくるのは夏のはじめか終わりから秋というように涼しくなってからです。そのため渦こびとも花粉が使える可能性はありますが、花の咲く数が少ないものでは成熟するチャンスも少ないのだと思います。獅子も原始的なタイプは稔性があったようです。しかし柳以外は親木を使った方が結局早道ではないでしょうか。おもしろい系統の作出を楽しみにしています。

 ところこのサーバがやや不安定になっており時々とまっていますが、できるだけ早く安定したシステムにしますので繋がらないこともありますがお許しください。

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いそ吉 さんからのメッセージです.

(on 12/10 , 22:40 )

今年の春、仁田坂先生から変化朝顔のタネをたくさんわけていただいたいそ吉と申します。今年は(私にしては)ものすごい数の朝顔を育てて場所に困って右往左往してしまいました。おかげさまで数々の変化朝顔を見ることができて大満足してます。

 ほとんどのものは抜き去ったのですが「石化白切れ咲き」はぽつりぽつりと咲いているのでかわいそうになって室内にとりこみました。12月に入ってもいまだに咲いてます。 その「石化」ですがものはためしということで先月挿し木してみたらどうやら発根したようです。新芽がでてないので予断を緩さいところですが、あっさりついたので拍子抜けしております。新芽が出たらまた報告させていただきます。(^^)/

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にた さんからのメッセージです.

(on 12/12 , 01:27 )

いそ吉様:いそ吉ホームページも最近いってみましたが、すばらしい花を咲かせておられますね。特に車咲牡丹はすばらしかったです。あれを綺麗に咲かせるのは難しいし、丁寧に育ててもほんの一部しか綺麗に鳥甲(とりかぶと)がつきません。挿し木もやられているとのことですが、あの石化系統は稔性が低いのでかなり長持ちします(色は面白くないですが)。今後ともよろしくお願いします。おちついたら今年の写真も入れようと思っていますし、要望の多い英語版をつくる予定です。今年は2500本ほどつくりましたが、種取りがとにかく大変でしたが、ほとんどの系統の更新ができて一安心といったところです。

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にた さんからのメッセージです.

(on 04/09 , 15:11 )

最近だれも書いてくれません。目立たないからでしょうね。きっと。

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たば さんからのメッセージです.

(on 04/12 , 23:06 )

初めの投稿よろしくお願いいたします。私は東京江戸川区に住んでいますが、付近には行灯朝顔をつくっている農家を多く見かけます。今年も温室の中には「入谷朝顔まつり」と書かれたプラスチック製の鉢がたくさん並ぶようになりました。ぼちぼち今年のアサガオもスタートでしょうか。天気に恵まれることを祈ります。

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にた さんからのメッセージです.

(on 04/14 , 19:10 )

メッセージありがとうございます。朝顔市に出す朝顔はそうやって促成栽培をしているんですね。僕も花の咲くのが遅いアフリカ系は3月に種まきしました。予想では普通の朝顔と花期がそろうはずなんですが・・・ちなみにマッピング用です。

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sekinesyouzi さんからのメッセージです.

(on 04/22 , 14:06 )

imademo hanagasaiteimasu.motironnkobatinomamade kidatino youdesuga 2.3nohanagasakimasu.motironntanemotoremasu. syouonnsitunonakadesu.turuwaamari nobinai. ro-maji. makotoni situreide gomennkudasai.

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あちゃお さんからのメッセージです.

(on 04/23 , 14:26 )

昨年、いそ吉さんから朝顔をたくさん押し付けられ、楽しい夏を過ごさせて頂きました。「八重」や、こちらのお写真の通りの「車咲牡丹」が咲いて感激しました。塾講師をしているので「車咲牡丹」は持っていって生徒らに見せたのですがあまり感動してくれませんでした。去年取れた「石化」や「枝垂」や「石畳咲」の種を今度は私が他の人に押し付けます。(^^; それで、ひとことおことわりを、と思ったのです。力ながら朝顔のファンを増やしたいと思っています。

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にた さんからのメッセージです.

(on 04/24 , 01:01 )

せきねしょうじ様:メッセージありがとうございました。温室で花を咲かせているとのこと、いろいろ大変かもしれませんね。また冬で短日のため非常に小さいうちに花が咲きます。私も温室で冬は細々とテスト播きとか早く花が見たい系統を育てていますが、大きな温室が欲しいですね。私は30度恒温、短日条件でいつも育てています。

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にた さんからのメッセージです.

(on 04/24 , 01:05 )

あちゃお様:いそ吉さん経由で・・種が人伝えで広がっているのを聞くのはうれしいですね。車咲牡丹が咲きましたか。最初からロイヤルストレートフラッシュ(ちょっと大げさ)出しましたね。どうも変化朝顔はみんな大輪咲きのイメージがあるせいか、受けが悪いですね。夏目漱石の小説にも「ぱっとしないから来年からやめる・・」とかいう記述がありますが、自分でいいと思えばそれでいいと思います。変化朝顔は江戸趣味の粋だと私は思っていますが、最近の風潮には合わないんですかねえ。今後とも変化朝顔を可愛がってください。石化とか石畳は簡単でいいと思いますし。

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あちゃお さんからのメッセージです.

(on 04/27 , 11:07 )

こんにちは。あちゃおです。ロイヤルストレートフラッシュのおかげで変化朝顔にハマってしまったようです。ありがとうございます。(^^; ところで、采咲牡丹なんですが、昨年は小さい切咲が咲き、種が取れました。今年もまいてみるつもりですが、采咲の出現率はどの程度なのでしょう?あ、もしかして聞かない方がよかったのでしょうか.....?!

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にた さんからのメッセージです.

(on 04/27 , 13:43 )

小さい切れ咲きってことは笹ですか。笹親だとすると、4分の1の確率で、糸柳がでます。ただ、その笹親が柳をヘテロにもっている確率は3分の2ですから、6分の1の確率で采咲きがでます。牡丹まで含めるともっと低くなります。采咲きは牡丹じゃないと寂しいかもしれません。頑張ってください。種が必要ならまた送ります。

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ねもふぃら さんからのメッセージです.

(on 05/04 , 21:06 )

初めまして。最近、変化咲き朝顔にはまったのですが、取りあえず図書館で借りられる資料は借りたのですが、もっと詳しい資料を探しているのですが、どうしたらいいのかわかりませんので、何方か助言を・・・。お願いします。

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みよ さんからのメッセージです.

(on 05/05 , 01:18 )

始めまして、私は大きな交差点の近くにあるマンションのベランダで毎年朝顔を栽培しています。花は咲くのですが、大気汚染のため、葉っぱが下葉から黄変して枯れ上がってきます。なんとかアサガオを大気汚染から守る方法はないものでしょうか?

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にた さんからのメッセージです.

(on 05/05 , 06:31 )

>ねもふぃらさん:

HNが渋いです。ハゼリソウ科は確かヒルガオ科と近かったような・・この掲示板はアップルスクリプトでCGIを動かしていますのでどうしてもレスポンスが遅くてすみませんと。詳しい資料とはどの程度の資料をさしているのでしょうか。現在書店で入手しやすいもので読み物的なものとしては、米田著、アサガオ江戸の贈りもの(裳花房)や渡辺著、江戸の変わり咲き朝顔(平凡社)などでしょうか。また図鑑では北隆館の原色朝顔検索図鑑(米田・竹中著)でしょうか。また日本テレビの変わり咲き朝顔(渡辺著)もまだ手にはいるかもしれません。このホームページももう少ししたら、ここで維持している系統の写真を数百枚追加する予定です。

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にた さんからのメッセージです.

(on 05/05 , 06:37 )

>みよさん:朝顔はよく大気汚染の指標植物として使います。特にスカーレットオハラというきれいな鮮紅色の系統がよく使われているようですね。大気汚染から守る方法・・汚染された雨がかからないようにビニール等でカバーをかけてみるのはどうでしょうか。少しは違うかもしれません。また室内におくと朝顔はかなりの日照を必要としますので、徒長してうまくそだたないと思います。

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ねもふぃら さんからのメッセージです.

(on 05/05 , 11:15 )

早速のお返事ありがとう御座います。メッセージにありました本は、図書館で借りた中にありました(今日とりに行くものもありますが)。これを読んで整理できてからまた、ご相談に上がってもよろしいでしょうか?話は変わりますが、今年は二〜三年前に知人より貰った種をまこうと思っていますが少々不安です(余り、保存が良くなかったようで・・・)全滅だったらどうしましょう。種を分けてくれる方を探していますが、今時分からだと遅いんでしょうね。

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にた さんからのメッセージです.

(on 05/06 , 09:45 )

室温保存だと2〜3年ものだったらよほど劣悪な環境で保存してないかぎりまだ大丈夫と思います。もし朝顔の種子が必要でしたらお知らせください。どのような系統が必要が具体的に書いていただけると助かります。すぐにお送りします(電子メールでよろしく)。種まきはまだまだ大丈夫です。朝顔は成長が早いので7月くらいに播いても十分採種できます。ただし、出物の成長の遅いものは開花までいかないかもしれません。

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MC さんからのメッセージです.

(on 05/08 , 01:51 )

朝顔の蔓は右巻きでしたっけ、左巻きでしたっけ?それに理由はあるんですか?

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みよ さんからのメッセージです.

(on 05/10 , 03:04 )

にたさん、お返事ありがとうございます。切り込みづくりをしたいので、一枚でも葉が枯れると失敗なのです。雨避けをしてがんばってみます。

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にた さんからのメッセージです.

(on 05/10 , 03:30 )

>MCさん:

朝顔のつるの巻き方ですが、これに関しては左巻き説と右巻き説があります。それぞれ根拠があるのですが、一般的には(初等教育などでも)左巻きとしていることが多いようです。これは成長にしてがって、支柱があるとすると左側から出てくるからです。牧野富太郎博士などもこの説を支持しています。しかし、成長の向きを考えないとき、下から見ると右巻きになってしまいます。

 右巻き説の根拠は朝顔は右ねじと同じ巻き方なので、右巻きとするというものです。これだと上下さかさまにしても変わりなく、いいとは思いますが一般化していないようです。

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にた さんからのメッセージです.

(on 05/10 , 03:41 )

>みよさん:なるほど、そういう理由でしたか。葉が枯れてしまうと鑑賞価値が落ちてしまうのですね。品評会に出展する朝顔の愛好会の方でしょうか。あと、潅水時に葉面スプレーを心がけると多少は違うかもしれませんが・・・私のところでは葉を食べる昆虫が大きな問題になっています。たくさん栽培するとどうしても、広がってしまいます。これには有機りん系のスミチオン、マラソンなどで対応しているのですが大変です。また花が好きらしく、毎朝やくやめしべを食べてしまうので困ります。

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ソ「フレ さんからのメッセージです.

(on 05/18 , 11:35 )

こちらへの書込みは初めてですが、昨年11月に研究室にお邪魔したものです。

昨年は、小人を1鉢だけ栽培しましたが、親木でだらだらと蔓が伸びてしまって残念でした。今年こそはと思っていますが、こればかりは運まかせですね。実は、下の方で書込みをされているあちゃおさんから種を分けていただいたので、今年は采咲牡丹なども蒔いてみました。写真を見るとどれもきれいなので、今年の夏が楽しみです。掲示板の方にもちょくちょくお邪魔させていただきますので、よろしくお願いいたします。

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にた さんからのメッセージです.

(on 05/18 , 14:57 )

なんてお読みしたらいいのでしょうか(文字化け?)私もちょっと失念してしまいましたが、どなかでしたでしょうか。次回ヒントでもお願いします。小人は子葉軸が短く発芽に失敗することも多く、予想より分離比が低いことがよくあります。また小人自身も成長が非常に遅いため管理によっては立ち枯れしてしまうこともあり、比較的育てるのが難しい部類に入ります。昨年の株がヘテロだったらいいですね。確率は2/3ですが。出物はとにかく多めに播くのがこつです。1/16の分離比のものでも50くらい播いても目的の出物が出ないことはしばしばあります。

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ueki / ソ「フレ さんからのメッセージです.

(on 05/18 , 21:31 )

名前のところが化けていたようで失礼いたしました。別に変なことはしなかったのですが、名前のところだけ漢字コードがうまく変換されなかったのかもしれませんね。改めてご挨拶させていただきます。昨年11月に研究室の方にお邪魔させていただいた植木といいます。植物ではセントポーリアをメインに栽培しておりますといえば思い出していただけますでしょうか。夕方かなり暗くなってからでしたが、栽培場を案内していただきました。それにしても、小人はそんなに難しいものだったのですか。たしかに、2粒いただいて1本しか発芽しなかった上、子葉もとても小さかった覚えがあります。昨年の株がヘテロでなければ諦めるしかありませんが、大輪朝顔に比べて場所をとらないので、アパート暮らしの僕にはちょうどいいのかもしれません。分離比のことを考えればたくさん蒔くのが一番でしょうが、広い栽培場のない身にはちょっと無理な相談のようです。出物に出会えるまで、気長につきあっていきたいと思います。

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にた さんからのメッセージです.

(on 05/19 , 05:39 )

ああ、思い出しました。学会でこちらに来ていたんでした。セントポーリアの話とか聞くにつけ、育種とかなさってるそうで、趣味の域を超えてますね。セントポーリアも品種が今では数えられないくらいあると思いますが、私も好きな花ですね。昔少しだけ集めていたことがあります。今後ともよろしく。

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にた さんからのメッセージです.

(on 05/19 , 05:42 )

渦小人も今年、渦との分離を見るためと、小人の入った系統特に牡丹咲きを作るために交配種を播いています。今から楽しみです。ちなみに桔梗渦(s)から分離してくる小人様の個体は渦との2重変異ではないかと最近思っています。実際に渦と桔梗渦の交配種ではそっくりなのが分離してきます。

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ueki さんからのメッセージです.

(on 05/21 , 09:39 )

こんにちは、植木です。覚えていて下さってありがとうございます。交配楽しそうですね。交配の真似事をしていた小学生のころを思い出してしまいました。生意気にも本で勉強して、ちゃんと前の日のうちにおしべを取り除いたりとかしていたんですよ。「劣性」って単語が読めなくて、親に聞いたりとかしていました。筒の部分は他の部分とは色の出方が違うんだなあとか、毎年いろいろと楽しんでいました。ホームページ上に写真が公開されるのを楽しみにしています。

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こけ さんからのメッセージです.

(on 05/24 , 21:15 )

はじめまして。こけといいます。初歩的な疑問でお尋ねするのも恥ずかしいのですが、実は、アサガオとヒルガオ、ユウガオの関係を知りたいと思っています。よろしかったらお教え願えないでしょうか。どうぞよろしくお願いします。

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にた さんからのメッセージです.

(on 05/25 , 13:49 )

アサガオとユウガオ、ヨルガオの違いですが、アサガオは、学名Pharbitis nilまたはIpomoea nilと呼ばれている、Ipomoea属の植物でヨルガオとは比較的近縁(同属)です。ヨルガオは白いろうと状の花を夜咲かせるIpomoea albaという学名の植物で、通称ユウガオと呼ばれることもありますが、植物学上、ユウガオというのはウリ科の植物で、日本では巻き寿司とかに使うかんぴょうの原料となる植物でこれも夜に白い花を咲かせます。またひょうたんとも近縁です。

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こけ さんからのメッセージです.

(on 05/25 , 21:32 )

こんにちは。こけです。すぐに反応していただけて感激しています。ありがとうございました。僕は、今、教育実習に取り組んでいます。国語の教材で、アサガオはなぜ朝咲くのかという文章に取り組んでいて、アサガオはなぜアサガオというのだろう。朝咲くからかな?なら、昼に咲いたらヒルガオ?夕方ならユウガオ?という風に考えているうちに、混乱してしまい、昨日のようなメッセージを書かせていただきました。本当にありがとうございました。もし、名前と、咲く時間帯が関係あるのなら、それについても是非教えてください。

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にた さんからのメッセージです.

(on 05/26 , 04:25 )

咲く時間帯はほとんどそのとおりで、朝〜午前中はアサガオ、朝から夕方まで咲くヒルガオ、夕方から早朝まで咲いているユウガオ(正確にはヨルガオ)となっています。ま、咲く時間帯も繁殖戦略とかで深い考えがあってのことでしょうね。

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こけ さんからのメッセージです.

(on 05/26 , 21:14 )

こんにちは。こけです。早速のお答えありがとうございます。僕も図鑑や野外観察ハンドブックなどで勉強しました。アサガオがヒルガオ科でサツマイモ属だということを発見してとても驚きました。植物も動物と同じでどこに親戚関係があるのか分かりませんね。アサガオについて色々教えていただいてありがとうございました。またメッセージを書かせていただきます。教育実習を頑張りたいと思います。

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東京朝顔研究会 さんからのメッセージです.

(on 06/02 , 10:44 )

変化朝顔を研究されているとのこと、興味深く拝見しました。当方は大輪朝顔の同好会です。このたびホームページを開設しました。一度ご覧戴ければ幸いです。ホームページは

http://member.nifty.ne.jp/TOKYO-ASAGAO/index.html

です。

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よた さんからのメッセージです.

(on 06/02 , 23:25 )

私は朝顔が大好きなのですが職業柄、バラの育種に少し携わってるのですが、バラも朝顔と同じで黄色花の育種はうまくいきません。育種に使われてきた原種のうち、黄色の原種のみが他と別グループで、そのためなかなか交配成功せず、1粒の種子を得るのに10年かかったとか。ホームページにあった、黄色の近縁種と朝顔の交配はやはりかなり難しいのですか?私もチャレンジしてみたいです。いつか黄色の朝顔を見てみたい。それとも青いバラみたいに遺伝子組み替えの研究でもどこかでやってるのでしょうか?

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にた さんからのメッセージです.

(on 06/03 , 20:12 )

長い歴史を誇る東京朝顔研究会のことはよく存じております。昨年も入会しようと思いましたが、いろいろ多忙でそのままになっておりました。当研究室もジャンルで言えば変化物の系統が多いわけですが、大輪咲も120系統以上保存しており、今後も収集していこうと思っております。大輪物は特に色彩と模様が豊富で朝顔の遺伝研究には欠かせません。後日入会依頼をするかもしれませんが、よろしくお願いします。ホームページも整備されて今後のますますの発展を期待しております。よろしければ、リンクに入れていただいてよろしいでしょうか?

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にた さんからのメッセージです.

(on 06/03 , 20:28 )

なるほど、黄色いバラは別系統だったんですね。そういうわけで、交雑しにくいというわけですか・・最近は種子にまでいかなくても、交雑して少し発生が進んだ胚を組織培養の培地に救い出して、育成する方法がありますが、きっとそのようなことも試されていることと思います(たしか椿と黄色い茶の雑種はこのようにして作られたのではなかったでしょうか)。

 黄色い近縁種というのは私のホームページには載っていなかったと思いますが、実際、イポメア属および近縁の属にかぼちゃのような黄色い花を咲かせる種があったと思います。ハワイなどでも見かけたことがありますが、形態的にも交雑はまず無理だと考えています。朝顔で今、黄色い朝顔というのはアントシアニン合成経路のCHI遺伝子が欠損した結果、カルコンが蓄積して黄色くなるもので、吹掛絞の系統の斑点が抑制されたもののようです。色的にはレモン色といってところで、とうてい黄色とは言えないような系統です。このカルコンの蓄積量が増えるような変異を選抜すればもう少し黄色くなるかもしれません。実際江戸時代にはもっと黄色い朝顔はあったようです。

 遺伝子工学的に青い朝顔等を作出する夢もありますが、朝顔では確実な遺伝子導入の方法がまだ開発されていません。この辺も将来、実現したいところですね。これさえうまくいけば、他のペチュニアなどを真似ていけば変わった色の朝顔も作れるかもしれません。

 ちなみに変化朝顔は形態が第一のため、色彩は比較的単純な系統が多いですね。この辺も含めて優れた系統を育成したいと思っています。

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にた さんからのメッセージです.

(on 06/03 , 20:32 )

このホームページに関して、昨年栽培した系統の写真を1000枚近くや、江戸時代のいくつかの文献の写真200枚くらいスキャナーで取りこんだんですが、まだ編集していません。これらを入れるともっとよくなると思うのですが、多忙なためなかなか着手できません。系統リストも誤字脱字が多く(朝顔を知らない人に手伝ってもらったため)、全部の情報を載せていません。これと写真をリンクさせたいですね。

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アメーバ さんからのメッセージです.

(on 06/04 , 12:47 )

通りがかりの者です。古い話題で恐縮ですが...

 ツルの右巻き左巻きの話題に関して、アッテンボローの番組を見ていると、朝顔ではないのですがツルの先端が一端木に巻き付くと、その中間部分からよじれ初めてツル全体が縮みながら自分を持ち上げていく様子が写されています。その場合、ツルの中間部を中心に左右それぞれ逆のねじれが生じているようです。ですから、最初に木に巻き付くときの巻き方の方向と、その後のねじれによって生じる巻き方の方向は必ずしも一致しないという気がしました。

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あちゃお さんからのメッセージです.

(on 06/05 , 10:03 )

あちゃおです。「松島葉」の中からアルビノがひとつ出たのですが、やはり10日ほどで枯れてしまいました。ほんとに白くてびっくりしました。それから昨年採種の采咲牡丹に出物が出そうなんです。「御尊顔を拝し、恐悦至極に存じ奉ります〜、ははーーっ」の状態です。(^^) 頂いた獅子咲にも出物な双葉があり、怪しげな本葉が出始めました。もう、うれしくてたまりません。

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にた さんからのメッセージです.

(on 06/05 , 13:00 )

>アメーバさん:蔓の巻き方に関しての興味深い話ありがとうございました。私もまだよく理解していないのですが、蔓性植物によってだいたい巻き方は決まっていますが、ツルニンジンなどのように時々巻き方を変える植物もありますね。屈触性の一種でシグナル伝達の結果、重力軸と直交する方向に植物特有のオーキシンの分布の差が生じるのではないかと思いますが、どうなんでしょう。

 朝顔にはいろいろな突然変異体の記述が今までありますが、棒蔓と呼ばれる、ほとんど巻かない変異はありますが、逆巻きのはないですね。朝顔ではきちんと規定されているのでしょうね。

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にた さんからのメッセージです.

(on 06/05 , 14:30 )

>あちゃおさん;いろいろ芽がでてきたみたいで、楽しみですね。私のところも出物がいっぱい出てきて(最近あたりまえになってるので、ちょっと感動はないが・・)、栽培計画を練っているところです。アルビノって時々ありますね。アルビノが毎回分離してくる系統もあります。大体1週間から10日で枯れてしまいます。あと低温で育てるとアルビノのようになってしまいますね。

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Light さんからのメッセージです.

(on 06/06 , 02:32 )

はじめまして Lightと申します。私もアサガオが大好きです。ところで、今年も大量に蒔いたのですが、苗のときに茎が赤いものとそうでないものがありますが、この違いはなんでしょうか。単に時々見られるものなのか、或いは育ちのよくないものなのか、間引きするときにどうすればよいか迷ってしまいます。よろしかったらご指導下さい。

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にた さんからのメッセージです.

(on 06/06 , 07:33 )

>Lightさん こんにちは

朝顔の子葉の茎の色はおおよそ花の色と関係があります。もとの系統がどのような色だったかはわかりませんが、例えば、淡色系の朝顔の子葉軸は緑色が多いのですが、赤い色の子葉が出た場合、交雑したものだと思います。そのため同一系統で例外的な子葉軸の色が出た場合は普通抜き捨てています。育ててみるのも一興ですが、ほとんどは野生型のつまらない朝顔になります。ただこれの種子はまたいろいろと分離してきますので、簡易的な育種ができます。

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Light さんからのメッセージです.

(on 06/08 , 05:34 )

ご丁寧なお返事ありがとうございました。間引きした分も捨てるのは忍びないので、育てることにしました。それにしても最近は色々な種類の種が売っているものだと感心しております。どうもありがとうございました。

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浅見 さんからのメッセージです.

(on 06/08 , 11:44 )

はじめまして。浅見と申します。おそらく、初歩的な疑問だと思うのですが、朝顔の蔓は、なぜ左巻き(上から見て)なのでしょうか。地球の自転のせいかなと思ったりして、図書館の本を見てみたのですが、不思議に理由が書いてありません。ご存じでしたら、ご教授頂けば幸いです。もし文献などがあるなら、お教え願えないでしょうか。どうぞよろしくお願いします。

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しまの さんからのメッセージです.

(on 06/08 , 17:17 )

はじめまして

しつもんがあります。この時期に、いわゆる日本の朝顔を撮影できるところを探しています(はちうえで良いのですが)どなたか、東京近郊でもう咲いているよというかたいらっしゃいませんか)

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にた さんからのメッセージです.

(on 06/09 , 13:32 )

>浅見様:右巻き左巻きを、地球の自転と関係があるかはよくわかりません。また、オーストラリアでも朝顔はよく育てられていますが、台風のように北半球と南半球では巻く方向が違うということもないようです(コリオリの力でしたっけ?)。

 右巻きと左巻きの植物が混在していますが、いろいろ調べたわけではありませんが、ヒルガオ科ではほとんど(全部)左巻きのようです。たまたま祖先種で左巻きになってそのままなのでしょうが、前にも書いたように、朝顔に右巻きのミュータントがないため、巻き方の変異はかなりしっかり遺伝的に規定されているのだと思います(数ステップの突然変異によって)。  

 ただ、同属でも右巻きと左巻きが混在している植物群もあるようなので、一般的ではないかもしれません。このようなことを論議した文献もいくつか読んだことがありますが、ちょっと失念しております。古いものだと木原均の生物学談義とか最近も外国の翻訳本が出ていたと思います。わかりましたらまた書きます。本当のところ、植物生理学者じゃないんでよくわからないんですが。

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にた さんからのメッセージです.

(on 06/09 , 13:36 )

>しまの様:昨年は今の時期温室で育てていた朝顔がまだ、たくさん咲いていたのですが、今年はないですね。園芸店で売られている朝顔も温室で育てられたものが多く、もう蕾が付いているものもあります。探して育てれば1,2週間で咲くと思います。東京近郊だと入谷の朝顔市に出品している業者さんは促成栽培をしていると聞きましたが?

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安田 さんからのメッセージです.

(on 06/10 , 17:55 )

黄色のアサガオの育種をしています。系統リストの69の黄色のイポモエアとあるのとマルバアサガオの白色種子で白色の花とを交雑して、クリーム色の花が咲きました。種子の色が黒になっただけで他の形質はマルバアサガオのままです。黄色を母方にしてあれば検定するまでもないのですが、花糸が短いなど除雄がうまくできません。今年は検定交配で確認してみます。ちなみに、黄色の小輪は午前8時位にならないと開花しません。初めてその色を見たときには本当に驚きました。

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にた さんからのメッセージです.

(on 06/10 , 18:54 )

私も69番の系統のことはすっかり忘れておりました。あれは渡辺さんからいただいたのですが、不発芽だったため、系統としては残っておりません。そのため現物は見たことがなく、写真を見せてもらっただけですが、非常に黄色いですね。これがマルバアサガオと交配可能だとすると、アフリカ系を介して将来的には黄色いアサガオも作れるかもしれませんね。ただ、種によって遺伝的バックグラウンドが異なるのでいろいろ選抜も必要だと思います。

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しおだ さんからのメッセージです.

(on 06/10 , 21:58 )

私も安田さんと同じように黄色い朝顔の育成を考えているのですが、私の場合は直接イポメアとアフリカ系朝顔を交配させようかなあと思っております。ただ2年ほど前にアフリカ系朝顔を育てた時に非常に遅咲きで九月の終わりぐらいにならないと花が咲かず、短日処理をしてもさほど効果が無かった様に記憶しておりまして、尚且つ私の住んでいる新潟では10月になると寒くなってきて種が成熟する前に枯れてしまったことから、考えているだけで今だ実行しておりません。安田さんの成果に期待します。

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浅見 さんからのメッセージです.

(on 06/11 , 10:01 )

にた様へ

朝顔の蔓の巻き方に関して教えていただき、ありがとうございました。じつは、オーストラリアでは逆向きならおもしろいな、と思っていました。ヒルガオ科はみんな左巻きだということですが、ひとりぐらい変わったのがいてもいいのに、なかなか頑固者ですね。

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にた さんからのメッセージです.

(on 06/11 , 11:49 )

しおだ様:いつもお世話になってます。ところでアフリカ系アサガオですが、私も地図つくりの目的でアサガオと花を同じ時期に咲かせたいのですが、昨年はアサガオに接木してみましたが、だめでした。短日処理も効果がなく、完全に中性植物化しているようです。そのため今年は3月に温室で播種したところかなり大きくなっていますが、ちらほら咲いている株もあります。一定以上に大きくなると花が咲くようですね。

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たば さんからのメッセージです.

(on 06/13 , 15:41 )

しまの様

東京近郊で日本朝顔の開花株をお探しとのこと。江戸川区内には朝顔を生産している農家が30件ほどあります。先週あたりからビニールハウスの中でちらほら咲き出していました。でも実が着くと樹の勢いが衰えるので、7月までは伸びた蔓を行灯にからめつつ、花ガラを取り去ってしまうとのことです。なお花市場や卸売市場には、桔梗咲を中心に見かけることが多くなりました。多摩では国立市にも朝顔農家があるそうです。土日過ぎてお役に立てなかったかもしれませんが、とりあえず情報まで。

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安田 さんからのメッセージです.

(on 06/16 , 16:47 )

 励ましのことばを頂きうれしく思います。何とか黄色のアサガオを咲かせてみたいです。それ以外にもマルバアサガオの縞模様も導入してみたい形質の一つです。これはアフリカ系のアサガオを橋渡しにすでに育てている人もいることでしょう。ところでアフリカ系アサガオはギニア産だったと聞いていますが、黄色のはケニア産で東西に分かれています。それにアメリカアサガオは北アメリカに多く、マルバはペルーの切手の図案にも使われるくらい現地では一般的なのでしょう。そんなに離れた土地にアサガオの分布があるのはどうしてなのでしょう。つるの巻き方もヒルガオ科がみんな同じなのも不思議です。ちなみに私は右巻き派です。ねじだけでなくヒダリマキマイマイの巻き方も左あがりだからです。植物の世界だけまだ混乱しています。ある本では反対巻きのアサガオもありましたが、これは単なる裏焼きの失敗でした。巻き方に関しては木原博士もよく論じられていましたね。フジでは種類によって両方の巻き方がありますし、ネジバナの花の付きかたは両方同じ割合で出てきます。ツリガネニンジンの研究もありました。

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安田 さんからのメッセージです.

(on 06/16 , 18:37 )

 たびたびすみません。黄色のアサガオの件ですが、その色はメレミアの色によく似ています。葉の形は丸葉です。Ipomoeaなのかも不安になってしまいますが、クリーム色のI.purupureaが手元にあることだけは事実です。あわせてマルバアサガオもアサガオと同じ変異が多いですね。パラレルミューテイションなのでしょうか。とどのつまり、種の分化まで調べてみたくなりますね。生命の歴史は染色体に記録されているということばが思い出されます。その材料としてアサガオは最適だと思うのは私だけではありませんね。  

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にた さんからのメッセージです.

(on 06/16 , 19:30 )

安田様:いろいろと興味深いメッセージありがとうございました。私も朝顔やその近縁種は進化の研究に適していると考えて、いろいろやっています。その一つのメリットが交配可能な近縁種が存在するということで、進化過程で固定した形質(突然変異)を遺伝的に解析することができると思います。

 パラレルミューテーションに関しても、確かにマルバアサガオではアサガオと相同な突然変異が起こっていますね。なぜこのようなことが起こるのかに関して一つの事実があります。

 アサガオの牡丹突然変異は牡丹の野生型遺伝子に存在する古いトランスポゾンの痕跡に同じタイプのトランスポゾンが挿入しています。マルバアサガオの牡丹遺伝子もこの古いトランスポゾンの痕跡はもっていますし、牡丹突然変異が存在します。もし同じ原因で突然変異が起こっていたとしたら、少なくとも牡丹遺伝子のパラレルミューテーションはイポメア属ができる前にあった古いトランスポゾンが原因だということになります。マルバアサガオの牡丹突然変異のlive stockを今探しています。

アフリカ系のアサガオは系統解析の結果、近縁種、または祖先型に近いということがわかってきました。つまりアサガオはアフリカまたは熱帯起源だということです。

また、日本産アサガオはいろいろな突然変異はありますが、その他の部分は非常に均一ですが、マルバアサガオはかなり変異に富んでいるようです。このことは日本産アサガオは、日本に中国から渡来してきた極少数の種子に由来していることに起因しているのだと思います。これも遺伝解析をやっていく上で非常にいい特性ですね。近縁種との交配は非常に面白いのですが、将来的に起源をはっきりさせておかないといろいろ連鎖解析など行う上で混乱が起こることが予想されます。

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安田 さんからのメッセージです.

(on 06/18 , 19:09 )

 久しぶりに雨が降り、草木が生き生きとしてきました。個人的にアサガオを育ててきましたが、できれば美しいアサガオの花を見て、みなさんと共に喜びあいたいですね。江戸時代の人々が見つけ出したアサガオの美が、最新の生物学に貢献でき、その美を意図的に表現できたあかつきには。芸術も生物学も何の関係もないようですが、ヒトの感性に訴える点では共通していると思います。閑話休題。いろいろと刺激を与えられてうれしくも思います。古い人間なので、また教えて頂きたいのですが、トランスポゾンとミュウタブルジーンとはどのような違いがあるのでしょうか。オシロイバナの易変性遺伝子というのがトランスポゾンと同じものならばそれほど理解に困らないのですが。

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おおうちやすゆき さんからのメッセージです.

(on 06/18 , 23:21 )

アサガオを育てて1ヶ月。ほんばが2,3枚出たところで、葉の色が茶色っぽくなり、成長が止まってしまいました。日当たりのよいところで育てており、栄養剤もあげています。原因を教えてください。

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にた さんからのメッセージです.

(on 06/19 , 13:09 )

どうしてでしょう? もう少し詳しい状況がわからないと、よくわからないのですが、肥料のやりすぎで肥あたりを起こしたか、古い土を使っていて、立ち枯れ病が出たとかの理由も考えられます。

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にた さんからのメッセージです.

(on 06/19 , 20:48 )

ミュータブルジーン(mutable gene・易変性遺伝子)とトランスポゾンの関係ですが、ほとんどの場合、野生型遺伝子にトランスポゾンが挿入しているのが、このミュータブルジーンとして知られているものだと思います。そういうわけでほとんど等価だと考えてもらっていいと思います。アサガオでは今でもTpnというトランスポゾンが元気に動いているようで、ほとんどの易変性遺伝子はこのTpnによるものだと予想しています。

あと植物の斑入りなどで不安定なものには葉緑体ゲノムの突然変異もありますが、これは分配が不規則なために起こるので本質的に異なる現象ですね。

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さと さんからのメッセージです.

(on 06/23 , 19:34 )

はじめまして。

さとも、あさがおのかんさつにっきのHPを作っています。

最近あさがおの葉っぱが,内側に丸まってかりかりっぽくなってしまいました。まだ生えたてのつるの先の小さな葉っぱもみんなそうです。同じ鉢に植えてあるほかの苗は平気です。これはもうあきらめなくちゃいけませんか?それとも,なにか治す方法がありますか?ほかのあさがおが,同じ病気にならないために気をつけることがあったらぜひぜひ教えてください。よろしくおねがいします。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Keyaki/6808

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麻生 さんからのメッセージです.

(on 06/24 , 00:15 )

はじめまして。私は、変わり咲きや大輪咲きなどではなく、ごく普通に売られている種を蒔いて楽しんでおります。20センチ位の鉢に、4株植えたのですが、つるはどれくらい伸びるのでしょうか。どなたか教えて頂けないでしょうか。

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にた さんからのメッセージです.

(on 06/24 , 11:15 )

>さとさん:いそがしくてホームページは全部見れていないのですが、朝顔を可愛がっている様子が伝わってきます。葉がカリカリになって丸まってしまうというのは、良く見ると細かな虫がついていませんか?ハダニというダニが朝顔にはつくことがあって、これが増えると葉が乾いたようになって丸まってしまうことがあります。もしこれが原因だとしたら市販のスプレー式殺虫剤を使うとすぐにいなくなります。

問題の植物の写真のURLを次回教えてください。見てみます。

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にた さんからのメッセージです.

(on 06/24 , 11:39 )

麻生さん:

朝顔は市販の普通のものを地面に植えて蔓を一本伸ばすと非常に大きくなり5mを超えることもあります。ところが、植木鉢に植えるとか、肥料、日照によって成長が違ってきます。また本蔓(最初の蔓)を摘んで子蔓とか孫蔓を伸ばすとその分成長が分散しますので、それほど伸びなくなります。今の条件なら1mから2m程度だと思います。

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浅見 さんからのメッセージです.

(on 06/24 , 16:03 )

獅子咲きのような変化朝顔を育ててみたいと思うのですが、種子はどのように入手すればいいのでしょうか。(タキイ種苗とかで、売ってるのかしら?)不念性のようですし、実験室のない素人には、難しいのでしょうか。みなさん、どうしてますか?

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にた さんからのメッセージです.

(on 06/24 , 18:40 )

今のところ私のところで希望者に種子を無償配布しています。今年も10人以上の方に種子を送りました。また8月3日から千葉県佐倉市で行われる伝統の朝顔展でも毎日先着50名に種子を配布する予定です。この企画には私が全面的に協力しております。

URL: http://www.rekihaku.ac.jp/

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にた さんからのメッセージです.

(on 06/24 , 18:44 )

種苗会社で販売している変化朝顔は桔梗咲八重(桔梗渦)、木立(サンスマイル系など)、姫(つばめ朝顔・枝垂れ朝顔と誤記して市販)くらいです。手始めに育ててみるのはいいかもしれません。しかし、紅ちどりという品種(姫性)は枝垂でもなんでもないのに、そのような名称はいただけません。またつばめという系統は本当に小さくて面白いもので、混乱するので止めてほしいのですが。

 栽培は簡単です。ただ分離したきた、普通の朝顔を一本づつ種取りして、次の年にまた獅子などが出てくる種由来の株だけ残せばよいのです。

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さと さんからのメッセージです.

(on 06/24 , 20:27 )

にたさん。お忙しいところ,さっそくお返事ありがとうございました。葉っぱの様子は,1枚だけなんですが以下のページに載せています。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Keyaki/6808/sickness.html葉っぱの裏をよ〜く見ると,なんだか赤いちっちゃなつぶつぶが見えることがあります。これがハダニなんでしょうか??

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にた さんからのメッセージです.

(on 06/24 , 21:55 )

写真見ました。確かに調子悪そうな葉ですね。赤い小さなのがあるというのは確かにハダニがいそうですね。でもこれが原因かははっきりわかりません。

朝顔は根腐れには非常に強く、以前、プランターの底の栓を抜き忘れて1〜2ヶ月水栽培していましたが大丈夫でした(成長がやや遅くなりますが)。とりあえず殺虫スプレーしてみてください。でも一本の朝顔を大切にしているという話を聞くと私は心が痛みますね。昨日も500本くらい、切って捨ててしまいました。

 沈むなんたら浮かぶ瀬もある・・・こんなことわざでしたっけ?あれ。

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しおだ さんからのメッセージです.

(on 06/24 , 22:18 )

私も紅ちどりを種苗会社の雑誌を見て購入したのですが、枝垂れにならずつるが出たので自分で枝垂れと紅ちどりを交配させて本当の枝垂の紅ちどりを作って知り合いに種をあげて喜ばれました。ちょっと自慢話でした。

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にた さんからのメッセージです.

(on 06/24 , 22:43 )

いやいや、ぜんぜん自慢話じゃないです。すばらしい。でも種苗会社も安易に名前をつけて欲しくないですね。燕も枝垂れも本家があるのに。あの姫性のかわいい朝顔が枝垂れたらきれいでしょうね。

私も普通の変化ものに加えて、やや変わった系では枝垂れ柳(昨年作った・・牡丹抜けで残念)石化牡丹、燕牡丹系、こびと牡丹系も今年作ってます。さてどうなることやら。流星獅子牡丹が白しかないので、いろいろな色パターンを作ったり、斑入の獅子咲牡丹も一系統なので、ちょっと増やそうかなと思っています。ヘデラセアの血を引く石化が今あるのですが、超早咲きです。

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麻生 さんからのメッセージです.

(on 06/25 , 03:09 )

皆さんこんにちは。2度目の投稿です。暑い夏、もう間近です。今年もまた、あさがおが一瞬の涼しさとこころに暖かさをくれる・・・旬ですね。 この掲示板もあさがおに習って、盛り上がれたらイイですね。

追伸、にたさんへ お忙しいところ、ありがとうございました。とても参考になりました。

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しおだ さんからのメッセージです.

(on 06/25 , 23:03 )

お褒めの言葉を頂いてありがとうございます。今年のうちの目玉商品は枝垂れ糸柳牡丹です。と言ってもまだ出物が出た段階でそれが枝垂れるか、枝垂れても牡丹咲になるか分かりませんが。とにかく2本の出物が出ましたので楽しみにしています。あと笹と乱菊の交配で柊葉っぽいものが出るかと思ったのですが、ちょっといびつな本葉が出てきたのでがっかりです。今まで作った中でちょっと面白いと思ったのはヘデラセア南天、黄渦性石化(燕性石化を作ろうと思った時の副産物主目的はまだ達成していません。)と燕性車咲(牡丹抜けでした)ぐらいです。今年もいろいろ構想を練っていますので面白いものができたら報告します。それとちょとパソコンの操作を間違えてすいません。

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さと さんからのメッセージです.

(on 06/26 , 00:02 )

どうもありがとうございました。さっそく,明日『ハダニ』用殺虫スプレーを買ってきます。ちゃんと、もとにもどるといいなぁ・・500本?!『捨てる神あれば・・・』ってことわざなら・・(笑)でも、そんなにたくさんのあさがおがいっぺんに咲いたら想像もつかないぐらい,すごいだろうね。

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にた さんからのメッセージです.

(on 06/26 , 01:14 )

>さと様:

 去年はいろんな系統を10000個近く種まきして、3000本くらい育ててましたよ。今年は4000個ほど種をまいて、1500本くらい育てる予定です。たくさんあると世話が大変です。病気とか虫も出ますし・・

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にた さんからのメッセージです.

(on 06/26 , 01:19 )

>しおだ様:

 

すごいですね。いろんな系統を作ってて。ぜひ、今度交換しましょう。ぼくも変わった系統ができたらお知らせします。石化糸柳が以前出たのですが、系統としてはまだ確立していません。

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安田 さんからのメッセージです.

(on 06/26 , 18:56 )

 最近は、花の種子の販売よりも苗での販売が目立ちますね。トレニアのサマーウェイブを育ててみましたら枝垂れてたくさん花が咲き始めました。アサガオにもWeepingの遺伝子があるのでいろいろな形質組み合わせてみたら面白そうですね。変化咲きのアサガオも栄養体繁殖で増殖できればもっと市井に出回るのではないでしょうか。ですが、やはり苦労して組み合わせた方が感動できるのかもしせれませんね。私もI.purpureaの花付きの良さと、縞模様を導入しようと思っています。掲示板を見させていただいてもう一つ気になったのが、超早咲きの一文。開花ホルモンの存在は、いまどのくらい解明されたのでしょうか。アサガオに色々と教えられます。

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にた さんからのメッセージです.

(on 06/26 , 19:40 )

確かに最近はいろいろなものが苗で供給されていますね。サントリーなどの育種している系統などもそうです。朝顔も不稔のものが多いのでこれを栄養生殖で増やして市販すれば、一般化するかもしれません。種苗会社がどれだけ興味を示すかが問題ですが。挿し木も比較的簡単にできますが、一度花芽が分化した株由来の個体は成長が悪かった記憶があります。

 

早咲きですが、近縁種のヘデラセア(アメリカアサガオ)は非常に早咲きで第3節前後からつぼみをつけます。そのため種間雑種も早咲きになります。開花調節に関してはアラビドプシスで遺伝子が取られていたと思いますし、イネでも研究が進んでいます。しかしこれらの植物と比較してアサガオは日長に花芽分化が依存している部分が非常に大きいので面白いと思います。しかし遺伝子レベルの解析まではいっていません。

 

現在ヘデラセアの開花時期に関する遺伝子を作成中の地図に入れつつありますが恐らく主要な1つの遺伝子によって開花時期は決定されているようです。 アサガオにもいくつか早咲き系統があり、他にも北京天壇なども非常に早咲きです。

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若山 正芳 さんからのメッセージです.

(on 06/26 , 21:09 )

どうも はじめまして

高校で生物を教えております、若山と申します。

アサガオは短日植物ということでいろいろな

教科書にでておりますが、最近疑問に思うことがあり

メールさせていただきました。

私の庭でアサガオが去年のこぼれ種で今年、発芽、生長して

開花しました。

夏至よりも前に開花をしたのですが、これは短日植物であることに

反するような気がします。

もちろん、短日処理をしてはおりません。

中性植物的な要素もあるということでしょうか。

お答えいただけたら、幸いです。

QZV06361@nifty.ne.jp 若山正芳

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しおだ さんからのメッセージです.

(on 06/26 , 22:01 )

開花ホルモンとフロリゲンとは違うものですか?また以前考えたことがあるのですが短日処理をして花芽をつけた個体からフロリゲンを抽出し、アフリカ系朝顔に与えて花を早く咲かせることはできませんか?

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にた さんからのメッセージです.

(on 06/27 , 20:12 )

>若山さま:ご指摘のことはよく聞かれることです。まず、ある一定の時間より暗期が長くなると花芽を分化するのが短日植物だと定義できると思います。夏至以前に花芽を分化するということは日本の5,6月の暗期の長さで十分花芽が分化できるということです。その問題のアサガオもたとえばもっと暗期の短い高緯度地方でそだてるとか、恒明条件で栽培すれば花が咲かないのではないでしょうか。アメリカアサガオや北京天壇などもそうですが、早く種まきすると、夏至以前に花を咲かせます。しかし、これらは限界暗期が短いだけで中性植物化しているわけではないようです。また、アフリカ系アサガオは短日処理や開花株に接木しても効果がないことから中性植物化していると思います。それと花芽分化に一番大きな影響を与えるのは日長条件ですが、他に貧栄養やその他環境条件によっても花芽を分化します。

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にた さんからのメッセージです.

(on 06/27 , 20:18 )

>しおだ様 

開花ホルモン(花成ホルモン)やフロリゲンという言葉は昔の実験から存在が予想されて実体がわからないままに名前がつけられていたもので、基本的には同じものを指しているのだと思います。アフリカ系アサガオも今まで早く開花させようとして、ためしたことは徹底した短日処理、開花株をジューサーで粉砕して、これを潅水のかわりに撒く。アサガオに接木する。どれも失敗に終わりましたが、おそらくアフリカ系ではホルモンの受容体がつぶれるなどして、完全に中性植物化しているようです。早く咲かせるには温室で早く種をまいて大きく育てるというのを実践しています。

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TK@okazaki さんからのメッセージです.

(on 06/30 , 11:36 )

初投稿です。こんにちは。大雨は無事乗り切れましたでしょうか。圃場のアサガオは倒れなかったでしょうか。こちらは温室内なので特に影響はありませんでした。早いものはもう花盛りになってます。セルフをするのが大変です。今年は伺う機会があるかどうかわかりませんが、遠くから応援しています。いろいろ聞きたいことがあるのですが、今度まとめて聞きますのでそのときは宜しくお願いいたします。系統保存がんばってください。それではまた。

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にた さんからのメッセージです.

(on 06/30 , 12:06 )

>TKさん、いつもお世話いなってます(笑)。いろいろお見舞いのメールをいただきました。

昨日はすごい大雨でした(みたいでした)。みたいでした、というのは私は出張で千葉の方にいってて、朝、圃場のアサガオが大変!という電話がかかってきて知ったのですが。圃場は水はけが悪くて昨日夕方に帰ってきたんですが、まだ池になっていました(泣)。でも、まだ育苗中の株がほとんどで、少し高いところに置いてますので、なんとか大丈夫でした。ただ石化とか背の高い株は全部倒れてました。これも大丈夫なんですが・・・

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しおだ さんからのメッセージです.

(on 07/03 , 15:46 )

ホームページを見ていたら縮緬台咲の対立遺伝子で葉の形が正常で花が台咲になる系統が有ったが現在は見られないと書いて有りましたが、この遺伝子は消滅してしまったのでしょうか?実をいうと、数年前までこの系統を持っていたのですが、花だけが台咲になる系統よりも縮緬葉台咲のほうを重視して無くしてしまったのです。思い当たる所を探したのですが分かりませんでしたきっと捨ててしまったのだと思います。もしそうだとするとすごくもったいない事をしてしまいました。記憶の中では双葉と本葉はまったく普通の朝顔と区別がつきませんが、花だけが台咲になります。台は不完全なものが多かったように記憶しております。そして縮緬葉台咲よりも花は大きかったです。残念なことをしてしまいました。もう一回探してみます

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安田 さんからのメッセージです.

(on 07/04 , 14:05 )

 先日、I. Purpureaのクリーム色が咲きました。今年はHederaceaとNilとの種間交雑は勿論、クリーム色同士の交配で少しでも色の濃いものを選抜してみようとも思っています。Purpureaの花色が不完全優性なのはすでに知られているところですが、濃桃色と淡桃色などもありポリジーン(集積遺伝子?)的なところもあるからです。コスモスのイエローガーデンという品種も有名ですね。そういえば育成者の佐俣教授は、花が咲く頃にはいつもハンカチを2枚持っていて盛んに鼻をかんでいました。アサガオの花粉はそれほど軽くはないのでアレルギー反応は起こりにくいとは思いますがどうなんでしょう。バラの専門家にはバラ花粉症の人もいるそうです。黄色いアサガオが咲いてくれるのならば、花粉症くらい我慢しましょう。

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プリズム さんからのメッセージです.

(on 07/04 , 20:53 )

私も黄色の朝顔を研究しています。昨年、大輪の薄い黄色の朝顔の"閃閣光"という品種のタネをいただいて、栽培しました。つぼみのうちは黄色なのですが、開花すると薄くなってしまいます。どうしたら濃い黄色までなるのでしょうか。でもがんばって選抜していくつもりです。黄色の朝顔を夢見て・・・。

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坊主 さんからのメッセージです.

(on 07/06 , 12:28 )

朝顔の花色のことなのですが、どうも茎の色と関係しているように思えるのですがどうでしょうか?芽が出て、双葉の頃、茎が赤っぽいと赤だし、紫っぽいと紫だし・・・というように思えるのですが。

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にた さんからのメッセージです.

(on 07/06 , 12:54 )

>しおだ様

常葉台咲は、江戸時代の文献にはたくさんみることができます。私の手持ちの系統には、ないのですが、惜しかったですね。台咲き系統にも葉の縮緬が弱くて台の小さい系統もあるんですが、対立遺伝子の違いなんでしょうか。また笹系統にも縮緬が入っているようには全く見えない系統があって、これと縮緬を交配するとF1が縮緬になるため初めて入っているのに気づくことがあります。

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にた さんからのメッセージです.

(on 07/06 , 13:04 )

>安田様:黄色を濃くするということはその遺伝子量の発現が多いものを選抜しなくてはいけないと思いますので、発現量の多型に関して選抜の効果がありそうですね。あと修飾遺伝子(モディファイアー)もいろいろあるでしょうし、黄色いアサガオの実現を楽しみにしています。アサガオの花粉のアレルギーは聞いたことがないですが、あの、けっこうちくちくする毛に触るとかぶれたり、赤くなって痒くなる学生はいます。幸い私はアレルギーではないようですが。

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にた さんからのメッセージです.

(on 07/06 , 13:14 )

>プリズム様: 

黄色いアサガオを作ろうとしている人は多いんですね。

今ある黄色いアサガオというのはほとんどが吹掛絞りの系統で、確かに吹っかけ絞りの地色は黄色いですね。このスポットが抑圧遺伝子で押さえられたものを黄色いアサガオといっています。花にカルコンが蓄積しているため黄色いのだと思うのですが(これより先の反応が進まないためーCHI遺伝子が欠損している)、この蓄積量をふやせれば濃くなるかもしれません(素人考えですが)。しかし、黄色いアサガオはどうしても花弁がちぢんでしまうものが多いようです。これはカルコンと関係があるのかはよくわかりません。

つぼみだと花色が濃いのは一般的ですね。白に見える朝顔もつぼみの着色で若干色がついているのがわかることもあります。

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にた さんからのメッセージです.

(on 07/06 , 13:16 )

>坊主様:おっしゃるとおり、子葉軸の色と花の色は関係があります。一般的に淡い花色だと子葉軸も色が薄く、濃い花色だと濃いです。この辺の関係については朝顔の園芸書によく載っています。

ただ白花に関しては、茎が有色のものもあります。

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坊主 さんからのメッセージです.

(on 07/07 , 18:19 )

>にたさん

返答ありがとうございました。園芸書に書いているのですか...私にとっては、10年掛けての大発見だったのですが...これからも、あさがおについて勉強したいです。それでは!

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たかひろ さんからのメッセージです.

(on 07/08 , 00:34 )

突然の書き込み申し訳ありません!駆け込み寺を探すようにここのページにたどり着きました。現在、ニューヨークに住んでいるものなのですが、朝顔をベランダでプランターで育てているのですが、一週間前まではとても元気に育っていたのですが、いきなり枯れはじめました!!新しい葉も葉の外側からいきなり枯れ初めて、朝見ると元気な葉っぱも夕方にはカラカラになってしまっていることもあります。このままだと多分全滅してしまう、というくらいに状態は酷いです。ダニもついているのですが、どうもダニのせいだとは思えないのです。薬も一応散布しましたが、効果はありません。どうしようもなくて、今は水をやる毎日なのですが、もし、どなたか原因をご存じの方、ここに書き込みを下さるかriver1@inch.comまでメールを下さい。本当に突然の書き込みで恐縮ですが、困っています!!

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にた さんからのメッセージです.

(on 07/08 , 18:26 )

たかひろ様:私は病気のことは今一つわかりませんが、ダニでないとすると立ち枯れ(病)でしょうか? 古い土を使っているとしばしばおこります。もし、この病気であれば、ベンレート1000倍液とかを普段散布していれば予防できますが、一度発病すると手の施しようがありません。朝顔は植物一般によく見られる根腐れという症状はほとんどありませんので、これではないと思います。

あまりお役に立てなくてすみません。

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いけだひろみ さんからのメッセージです.

(on 07/08 , 20:34 )

サツマイモにアサガオを継いで作るサツマガオの作り方を教えて下さい。文献などもあれば紹介して下さい。

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にた さんからのメッセージです.

(on 07/08 , 21:26 )

文献など、急には思い出しませんが、ときどき園芸書などに載っています。

 私も作ったことがありますが、まず買ってきたサツマイモを植木鉢に植えて芽出しします。次に数センチ伸びた芽を、カミソリで横に切って、また縦に5ミリ程度の切りこみを入れます。これに朝顔の適当な蔓をくさび型に切って差込みテープ、ビニール紐などでしっかりしばります。入手が難しいかもしれませんが、大きな園芸店や農協?などで売っている接木クリップ(坂田種苗だとキュウリ用)ではさむと非常に便利です。乾燥させると朝顔の穂木が乾いて失敗しますので、植木鉢ごとビニール袋に包んで活着するまで日陰で管理します。頻繁にみずやりするというのでも大体うまくいきます。とにかく台木(サツマイモ)と朝顔を完全に密着させることがコツのようです。

 もう少し易しい方法はよび接ぎで、サツマイモの植木鉢の横に朝顔の種を播いて(両方がくっつけられるように植える)、カミソリでそれぞれの茎を半分くらいまで削いで、これをクリップやテープでしばります。つながったら、朝顔の根側を切れば接木完了です。でも見た目は上の割り接ぎの方がいいかもしれません。

 私は普通の朝顔に他の種類を接いだりしていますが、接ぐ木クリップを使うようになって成功率はかなり高いです。

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Trunk さんからのメッセージです.

(on 07/09 , 01:38 )

にた 様

 掲示板の書き込みは、はじめてです。よろしくお願いします。

たかひろ 様

 葉枯れのことなんですが、症状が出はじめた日の前後、日本のスモッグ注意報のようなものが、発令されませんでしたか?

 アサガオは大気汚染に敏感で、指標植物として使われるくらいなので、育てていらっしゃる場所や、突然の激しい症状、若い元気な葉にも発症することを考えると、光化学オキシダントによる葉枯れの可能性があると思います。

 軽い場合は、何となく白っぽい細かい斑点が、葉一面に現れたりします。点がつながって大きな斑点になったり、葉の組織の一部が死んで茶色い斑点が出ることもあります。ひどいときは、その茶色い部分が大きく拡がって、穴があいたようになったり、葉が枯れてしまうこともあります。光合成や呼吸が盛んな壮年期の葉ほど、被害が大きいようです。酸性雨に当たっても似たような症状が出ます。

 私が住んでいる静岡(NYと比べるとまことに慎ましい都市ですが)でも、白い斑点が突然現れることがあります。ジュリアーニ市長(まだ、この人ですよね)に頼んで、今度は、空気をきれいにする強力な施策を立てていただくしかありませんね。

 結局、対処方法はないので、栽培意欲を削ぐようで申し訳ありませんが、原因はお知りになりたいと思ったので。

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ひろゆき さんからのメッセージです.

(on 07/09 , 15:51 )

初めまして。宮崎大学でアサガオの種子生産を卒論のテーマにしている者です。最近奇怪な出来事がありました。アサガオのつるの先の生長点付近がきれいに5個体ほどなくなっているのです。葉っぱなどが虫に食べられているのは今まででもあったのですけど今度のケースは初めてで戸惑っています。アサガオを好んで食べる害虫でこのような例はありますか?良かったら教えてください。

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いけだひろみ さんからのメッセージです.

(on 07/09 , 17:59 )

にたさんへお返事ありがとうございました。早速、挑戦してみたいと思います。

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にた さんからのメッセージです.

(on 07/10 , 12:38 )

朝顔を食害する害虫にはいくつかあって、エビガラスズメ(スズメガの幼虫)や名前はよくわからないのですが、茶色い2,3cmの幼虫などが私のところではよく発生します。しかしいずれも葉や花を好んで食べるようで、成長点だけ食べるというのは、経験ありません。また、朝顔はまずいらしく、鳥などはほとんど食べないですね。

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しおだ さんからのメッセージです.

(on 07/10 , 17:33 )

いつも思うのですが、江戸時代の人たちはなぜ、あのような現在よりもすばらしい変化朝顔を作り得たのでしょうか?メンデルの法則が発見される前にそのような知識を体験的に知っていたのでしょうか?当時の文献には人工的に交配が行われたと言うような事が書いてある書物は無いと聞いたことがあります。それどころかなぜ種が出来るのかさえ分からない人がほとんどだったのではないのでしょうか?何か何千年前の古代文明の人たちが、驚異的な天文学の知識を持っていたと同じような感じさえします。遺伝学の発達した現在でも当時のような、黄色い朝顔や、劣性遺伝子がいくつも重なった変化朝顔を作ることは、非常に手間がかかり難しいのに、いったいどうしてでしょう?

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にた さんからのメッセージです.

(on 07/10 , 18:49 )

>しおだ様:

私も全く同感です。受粉の仕組みがわかって、人工交雑が行われるようになるのは明治以降ですし、当時は自然交雑に任せていたのでしょう。とにかく大規模に栽培し、それから出てくる出物を選抜して鑑賞していたのだと思います。当時の図譜の朝顔はあまりに複雑なものも多く、確立した系統としては維持できていなかったのではないでしょうか。

 もちろん不稔系統を維持していたわけですから、出物がいろいろ出てくる株を残すということは経験的にわかっていたのだと思います。遺伝子は分離可能で独立に遺伝するということを観察していたからこそ、あのような命名法が確立したのだと思います。多くの突然変異が複合したら何が入っているかわからないこともありますが、兄弟株として分離してくる単純な形質を観察して、これらが複合しているということがわかっていたのでしょう。メンデル以前にすばらしい達観だと思います。

 朝顔があのように発達したのは子葉で鑑別できるという特性(というか、そのようなものが優先して選ばれた)と自殖性だったということが非常に大きいと思います。

 それと、当時朝顔を栽培していた人はかなりハイレベルな人達で、現在であればアカデミックな方向に流れているような人まで吸収していたのではないでしょうか。

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ひろゆき さんからのメッセージです.

(on 07/10 , 19:25 )

にたさん返答ありがとうございました.生長点だけというわけではなく葉っぱも食べられた形跡があります.アサガオの葉っぱはまずいと言うことでしたがウサギが食べたと言うことは考えられませんか?今日も4個体ダメになって研究が厳しくなってきました.どうかよろしくお願いします.

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にた さんからのメッセージです.

(on 07/11 , 06:56 )

うさぎは朝顔を食べます。しかし、ウサギがいるような環境なのでしょうか・・以前うちにいたウサギが殖えたので、友人に上げたら、その子ウサギがベランダの朝顔を全部食べて、死んでしまったそうです。朝顔を食べると激しい下痢をします。

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さとみ さんからのメッセージです.

(on 07/12 , 14:29 )

はじめまして。

私は、皆様のようにあさがおのことについて詳しくありませんが、毎年育てています。たまたま、桃農園を検索中に偶然あさがおの支柱を見ました。それは、竹で出来ている素敵なラセンのものでした。桃の農家さんのページでそのような物がるなんて不思議でしたが、そのあとこちらの掲示板を知り、あさがおの奥の深さに驚きました。皆さん凄く詳しい方が多いので、そんなの知ってるといわれそうですが・・・。黄色のあさがおってまだないんですね。それでは失礼します。主婦のさとみ

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にた さんからのメッセージです.

(on 07/12 , 22:58 )

>にた

さとみさん、いらっしゃいませ。これから朝顔のシーズンですし、マニアや楽しみで育てているかた問いません。また近況や面白い情報を教えてください。竹にらせん・・・らせん作りの支柱でしょうか? 尾崎哲之助氏が戦前に考案してかなり一般化しています。行灯より巻くのは楽ですが、変化もののように蔓が多いと以外と見苦しくなることもありますね。

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にた さんからのメッセージです.

(on 07/12 , 22:59 )

なんか、サーバーの調子が悪くなってて書きこめませんでした。すみません。

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たば さんからのメッセージです.

(on 07/12 , 23:14 )

(一瞬、掲示板壊しちゃった・・・と焦りました。無事でなにより)

toひろゆき様:

 アサガオの生長点が無くなってしまうとのこと。私もアサガオを育てていますが、犯人?がウサギとはにわかに信じられません。害虫は、葉は食べるがツル(茎)は残すのが普通ですし、ウサギやっぱりいるんでしょうか?。(今のところウチのネズミはアサガオを無視しています)

 花芽分化後に極端な長日や低温、窒素過多等の環境に遭遇すると、着生した蕾が未発達のまま脱落することがあります。特に、強い短日刺激を受けた場合には一度に5から7個の花芽が分化し、つるの伸張が停止することがあるので、分化後の不良環境が原因とは考えられないでしょうか。

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さとみ さんからのメッセージです.

(on 07/15 , 13:59 )

にた様 あたたかいお声がけありがとうございます。

私なんて相手にされないかと思ってましたので、とても嬉しく思います。にた様のおっしゃる通り、あさがおが好きならいいんですよね。

 らせんのことですが、最近出来た支柱のようです。その農園さんに断わりなくアドレスを書き込むことは、抵抗ありますのでやめますが、インフォシークで 桃|農園 で検索しました。ぴちぴちピーチ・・・ではじまる桃の農園さんのページに出ていました。よくわかりませんが、最近考案された支柱のようです。支柱だけでもオブジェになりそうな、とても素敵な支柱で、つるを巻きつけるのが楽しそうな、そんな支柱でした。私の家のあさがおは、園芸店で売っている輪が三段ついた支柱で、4本育てていますのでツルだらけで花が咲いても、花が葉などにぶつかったりきれいに咲かないことが結構ありました。それがスッキリしそうでした。

 ちなみに私の家のあさがおは、やっとつぼみがついた状態です。

 また、おじゃまします。  主婦のさとみ

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さとみ さんからのメッセージです.

(on 07/15 , 13:59 )

にた様 暖かいお声がけありがとうございます。

 あさがおが好きならいいんですよね。私みたいな素人が来るところではないのかとチョッピリさみしかったのですが・・・うれしいです。

らせんのことですが、にた様のいわれたものではなさそうで、最近、考案したもののようです。桃の農園さんに断わりなくアドレスを書き込むことは抵抗ありますので・・・。インフォシークで桃|農園を検索したら、「うちのあさがおは芸術的?」と書いてありました。その支柱は、そのままオブジェになりそうなセンスあるものでした。

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ひろゆき さんからのメッセージです.

(on 07/15 , 13:59 )

たばさん、にたさん返答ありがとうございました。うさぎは近くにいるといううわさだけで実際には見たことはありませんのでなんともいえませんが生長不良のため落蕾したとは考えられません。それだったら下に落ちているはずですし。生長点が無くなった後も葉っぱなどで被害が起こっています。でも生育不良なのは確かです。6月の半ばで定植してもう花芽をつけたので一度全部取り去ってもう少し大きくしてから開花させようと思います。何か他に原因が考えられれば教えてください。お願いします。

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ひろゆき さんからのメッセージです.

(on 07/15 , 14:00 )

たばさん、にたさん返答ありがとうございました。うさぎは近くにいるといううわさだけで実際には見たことはありませんのでなんともいえませんが生長不良のため落蕾したとは考えられません。それだったら下に落ちているはずですし。生長点が無くなった後も葉っぱなどで被害が起こっています。でも生育不良なのは確かです。6月の半ばで定植してもう花芽をつけたので一度全部取り去ってもう少し大きくしてから開花させようと思います。何か他に原因が考えられれば教えてください。お願いします。

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ひろゆき さんからのメッセージです.

(on 07/15 , 14:00 )

たばさん、にたさん返答ありがとうございました。うさぎは近くにいるといううわさだけで実際には見たことはありませんのでなんともいえませんが生長不良のため落蕾したとは考えられません。それだったら下に落ちているはずですし。生長点が無くなった後も葉っぱなどで被害が起こっています。でも生育不良なのは確かです。6月の半ばで定植してもう花芽をつけたので一度全部取り去ってもう少し大きくしてから開花させようと思います。何か他に原因が考えられれば教えてください。お願いします。

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morita@okazaki  さんからのメッセージです.

(on 07/15 , 14:00 )

TK@okazakiさんに続き岡崎より投稿です。仁田坂さんには色々とお世話になっております。毎回、興味深く掲示板読ませていただいております。自分も投稿してみたくなりました。皆さんよろしくお願いします。先週、サントリー基礎研究所へ実験しに行ってきました。遺伝子組み換えカーネーションは、まだ青色とは言えませんでしたが、かなり青色に近い紫(?)でした。最近、面白い結果がちょこちょこ出てきたので、また御報告できればと思っています。それでは・・・

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にた さんからのメッセージです.

(on 07/15 , 14:20 )

このホームページのサーバはマックなのですが、どうも掲示板が不調です。もし書きこめないなどありましたら、僕宛に「掲示板不調」だけでよいですから、メールいただければ幸いです。せっかくみなさんにいろいろ書いてもらって盛りあがってきたのに、水を差してすみません。安定するように整備します。

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にた さんからのメッセージです.

(on 07/16 , 11:08 )

さとみ様:うちにも、すばらしいらせん支柱を作って送ってこられた方がいます。朝顔の支柱も行灯やらせん作りだけでなくて、いろいろ工夫すると面白いですよね。今後ともよろしく。

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にた さんからのメッセージです.

(on 07/16 , 11:11 )

もりた様:おお、色の専門家が・・いつもお世話になっております。僕も勝手なことを書いてますが、いろいろ教えてください。色の道は奥が深いですね。カーネーション、ペチュニアなどの遺伝子工学的に入れて作る新色の研究は朝顔にも反映できるものもあると思います。

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にた さんからのメッセージです.

(on 07/17 , 21:37 )

テスト

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安田  さんからのメッセージです.

(on 07/19 , 14:25 )

 マルバアサガオのクリーム色が盛んに咲き始めています。ところが、先日改めて見てみましたら白ばかり。クリーム色はどこにいってしまったのか。今朝見たらクリーム色に戻っています。コスモスのイエローガーデンという黄色の花も夏の暑いときには色が薄くなります。そのためあえて早咲きにはしなかったようです。アサガオの色も時間の経過や気温によって変化してしまうのですね。クリーム色はコスモスと同じ色素だとすると納得できます。ならば交配と選抜でさらに濃くできるのではと今年も楽しみな時期を迎えました。リストナンバー69の黄色のアサガオも盛んに蔓を伸ばしています。

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いけだひろみ さんからのメッセージです.

(on 07/20 , 16:58 )

にたさんへ

サツマガオに挑戦しました。いろいろ教えていただいてありがとうございました。お陰様でなんとか元気につながっています。ところで、つないだ茎以外のサツマイモの葉は取り除いた方がよいのでしょうか。アサガオを接いだ茎以外にもたくさんの茎から葉が生い茂った状態です。

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にた さんからのメッセージです.

(on 07/20 , 20:33 )

朝顔もたとえば青系の花は午後には赤くなりますね。これは花のpH変化によるものではないでしょうか。暑さによって花色が変わるというのはあまり経験ありませんが黄色い花はそうなんですね。朝顔の黄色い色素がカルコン(テトラヒドロキシカルコン)だとすると、これも温度やpHで影響を受けるのでしょうか。私は専門外なのでよくわかりません。ヒルガオの八重の品種は淡い桃色なんですが、最近では白い花をつけています。

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にた さんからのメッセージです.

(on 07/20 , 20:35 )

>いけだ様:接いでいないサツマイモの茎は、様子を見ながらできるだけ切り取ったほうがいいと思います。そっちに栄養が行かないようにすると、接いだ朝顔もよく伸びます。

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あちゃお さんからのメッセージです.

(on 07/21 , 12:11 )

あちゃおです。朝顔が毎日ぼちぼちと咲き始め、楽しくなってきました。ところで、咲分と染分の区別がどうもわかりません。一応、そういう品種と伺って育てているのですが、両品種とも白地に青筋が入るようです。明快に筋が入るお宅や、青が咲くお宅もあるのですが、うちでは白ばかり咲きます。(^^;咲分と染分の違いをお教え頂きたいのですが。

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にた さんからのメッセージです.

(on 07/21 , 17:07 )

>あちゃお様

個人的な考えによる定義では・・咲き分け:一つの株の花ごとに色・形が異なっているもの

染め分け;一つの花の中で一部の色が異なっているもの(セクターと呼ばれる扇形の色の違う部分を作る)ですが、色の変異(雀斑など)に関していえば、どちらも同じもので発生途中のいつ変異(復帰突然変異)が起こったかの違いよるものです。白地に青の色が入る花は雀斑(そばかす・じゃくはん)または時雨絞と呼ばれる花ですが、基礎生物学研究所の飯田先生らのグループの研究でDFRという色素を作る遺伝子にTpn1というトランスポゾン(動く遺伝子)が挿入しており、これが抜けて正常な色素を作るようになるため、染め分け、咲き分け花を咲かせるということが明らかになりました。この雀斑変異は非常に変異しやすく不安定なため、あまり絞りにならない株や、全色花にもどった株を毎世代生み出します。

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あちゃお さんからのメッセージです.

(on 07/22 , 11:18 )

早速のお返事、ありがとうございました。見た目の違いについては自分の認識と合っていました。やれやれ。これからどんな花が咲くか、待ってみたいと思います。(^^)ところでまた疑問なのですが、全色花に戻ったものから取った種からは、もう雀斑変異は現れないのでしょうか。

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ぐり さんからのメッセージです.

(on 07/22 , 17:13 )

はじめまして。非常に基本的な質問なのかもしれませんが、アサガオの葉の表面にある毛はなぜついているのでしょうか?茎の毛は巻きついた茎がずり落ちないようにするためのような気がするのですが、葉はわかりません。調べているうちにここに行き着きました。どなたか、教えてください。

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いけだひろみ さんからのメッセージです.

(on 07/22 , 20:23 )

にたさんへ

どうもありがとうございました。この前接いだアサガオは、とても元気です。花が咲くのが楽しみです。

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ねもふぃら さんからのメッセージです.

(on 07/22 , 23:05 )

お久しぶりです。アサガオの芽が出て植え替え(ポットごと)をするたびに枯れてしまう水浸状になって枯れてしまっています。なぜでしょうか?どうしたら、防げるのでしょうか。

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にた さんからのメッセージです.

(on 07/23 , 07:30 )

>ぐり様

毛はやはりずり落ちないための突起だと僕も思います。また巻き付くときに方向を決める受容体の役割もしているのではないでしょうか。詳しいことは植物生理の方がわかると思いますが・・・

ちなみに朝顔には無毛や多毛のミュータントがありますが、別に登るのに困っているようには見えませんね。支柱がもっと毛羽立ったものだと差がでるのでしょうが。

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にた さんからのメッセージです.

(on 07/23 , 07:35 )

>ねもふぃら様

水浸し状というのが今一つよくわかりません。植え替えは子葉が展開する前かしてすぐ、側根があまり伸びないうちの方が痛みがなくて良いようです。立ち枯れ病がこの時期にも出てすぐにしおれたようになって枯れることがあります。この場合だと殺菌剤のベンレートの粉を種にまぶして播くか、ベンレート1000倍液を種まき後に散布しておくと有効です。

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あき さんからのメッセージです.

(on 07/24 , 21:35 )

はじめまして

今年子どもと一緒に朝顔を育てているのですが、開花をみせてやりたいのです。確かに夜中に起きればすむことですが、なかなか・・・開花の時間をずらす方法をどなたかご存じでしたら教えてくださいよく展覧会では、昼間きれいに咲いてますよね

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にた さんからのメッセージです.

(on 07/26 , 11:32 )

>あき様

朝顔の咲く時間帯は系統によって異なりますが、日本の朝顔は比較的遅くまでさく方に入ります。原種系やマルバアサガオはもっと早くしおれます。大体6時前後咲いて10時ごろまで咲いていませんか? 室内に取りこんで涼しくしておくとしおれるのが遅くなって昼過ぎまで咲いています。朝顔は暗くなっておよそ10時間後に開花するそうですから、前日に取りこんで明るい室内に夜も置いておくと開花が遅れると思います。

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あき さんからのメッセージです.

(on 07/27 , 01:27 )

にた様へ

お返事ありがとうございますなるほど朝顔はそんな性質があるのですね。はじめて知りました。朝顔は奥が本当に深いですね。

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にた さんからのメッセージです.

(on 07/30 , 00:22 )

学内の停電と私の出張が重なりサーバがちょっと停止していました。すみませんでした。

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今井 さんからのメッセージです.

(on 07/30 , 15:56 )

仁田坂さん、皆さんこんにちは。はじめて投稿します。この度、ホームページを開設いたしました。私のページはみなさんとは違い、らせん支柱を作り販売するので何かこちらへの投稿がイヤらしく思え、どうしようかと考えましたが今が旬の朝顔ですし、一つの情報として投稿させて頂きました。すみません。お暇でしたら、是非遊びに来て下さい。

アドレスは http://www.ecology-japan.com/asagao です。

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にた さんからのメッセージです.

(on 07/30 , 18:24 )

今井様:

以前はらせん支柱を送っていただいてありがとうございました。朝顔を植えて育てています。ところで、以前いけだひろみ様が7・15の投稿で桃農園ですばらしい支柱を見つけたとのメッセージがありましたが、今井さんが作られたものだったんですね。詳しくは以前のメッセージでごらんになってください。今後ともよろしく。

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今井 さんからのメッセージです.

(on 07/30 , 19:15 )

仁田坂様: あっ、どうもお世話になってます。さとみ様ですね、私貧乏暇なしだったので、こちらの掲示板をみていませんでした・・。さとみ様かわかりませんが、主婦の方で購入していただいたことがありました。ところで、仁田坂さんが歴博を支援されているんですね、行ってみたいと予定してます。

友人に聞いたところ、この掲示板は小学生も見ているらしいですよ!

やはり教材にあるせいか、江戸の文化をこうして続いているのか・・すばらしいことと思いました。

それと、この掲示板をご覧の皆様、いよいよ朝顔の季節がやってきました。夏ばてしないよう、暑中見舞い申し上げます。

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プリズム さんからのメッセージです.

(on 07/31 , 06:35 )

こんにちは。私は高校生で、植物がとても好きです。

昨年から薄い黄色品種"閃閣光"を譲ってもらって黄色の品種の研究をしています。今年も咲き出していますが、昨年より色が濃いものが多く、レモン色に近い色をしています。これらの濃いもののタネをこれから選抜して夢の黄色の朝顔を自分で作りたいと思います。では、また・・。

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新米教員 さんからのメッセージです.

(on 07/31 , 12:20 )

はじめまして。アメリカで日本人学校の一年生の担任をしています。朝顔をそだてているのですが、今年は日本から種を送ってもらってそだてました。やっぱりアメリカの品種とちょっと違いますね。古典的な青い色合いの朝顔が好きですが、今までのものは赤紫の種ばかりでした。今年はいろいろな花が咲きそうです。

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にた さんからのメッセージです.

(on 07/31 , 21:15 )

>プリズム様:

高校生でいろいろ育種をしているそうで、びっくりしています。育種は特に長い時間かけてやるものですから将来すごい品種が作れるかもしれませんね。しかし黄色い朝顔を作ろうとしている人は結構いるんですね。

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にた さんからのメッセージです.

(on 07/31 , 21:22 )

>新米教員様:アメリカの日本人学校でも、日本の小学校のように朝顔を育てているんですね。Burpeeとかいくつかの会社から日本でいう朝顔も若干市販されていますね。アメリカの種子は持っていますが育てたことはありません。蜻蛉葉の丸咲きの写真が種の袋に載っています。でもJapanese Morning Gloryというだけあって日本の方が圧倒的に品種がたくさんあります。これからもアメリカで朝顔を育てていってください。

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TK@okazaki さんからのメッセージです.

(on 08/02 , 01:53 )

こんにちは。日比谷のアサガオ展示会に行ってきました。超巨大輪アサガオは少し無気味にも思えるくらいでした。僕が見に行った時は吹雪の系統が多かったです。他の絞りは吹き掛けが3〜4品種程度でした。また、雀斑の系統を知らない人もいました。あまりメジャーではないんでしょうかね。雑多に置いてある中に、ブルーのセクターが出るものがいくつかありました。バックは明るいパープルやくすんだ青紫のものでした。パープルミュータブルしか知らなかったので後者はとても新鮮でした。他にも有色地にブルーセクタの出るものってあるんでしょうか?仁田坂さんの圃場は今どうですか?咲いている花を見ながらいろいろお話したいですね。今年はラボで行く予定はないみたいなので残念です。それではまた。

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nita さんからのメッセージです.

(on 08/04 , 00:48 )

I'm now attending botanical congress at St. Louis, MO.

My computer was broken (;_;). So I cannot read any

Japanese messages. Sorry. Please wait for replys.

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ともゆき さんからのメッセージです.

(on 08/09 , 22:43 )

突然ですが あさがおの花の咲き方の法則を教えて下さい。

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ちえこ さんからのメッセージです.

(on 08/10 , 08:22 )

突然ですが・・・・・。あさがおの実ってどの部分ですか???こどもの宿題で・・・実をとっておきましょうというのがあるのですが・・・・。種の部分とは違うんですよね?すみません・・・・教えてください!

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Mayumi さんからのメッセージです.

(on 08/10 , 17:02 )

朝顔の花が咲きません。場所はマンションのベランダで西向きです。朝日が当たらないことが原因でしょうか? 午後からの日当たりは問題ありません。つると葉はどんどんと成長しています。去年、入谷の朝顔市で買いその種を今年植えました。

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鏡子 さんからのメッセージです.

(on 08/10 , 18:55 )

あさがおが薬草として日本に入ってきた頃は牽牛子という名前があったそうですが、この牽牛と七夕の牽牛星とは何か関連があるのでしょうか。また、日本に伝えられたということは元々日本の花ではないと思われますが、英名がジャパニース゜グローリーというのは日本から英米に伝わったということでしょうか。お教え願います。

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にた さんからのメッセージです.

(on 08/11 , 12:41 )

>TKさん

山中氏からいただいた刷毛目絞りの花はグレーのバックグラウンドに青のセクターが入ります。これはdk-1またはdk-2の易変性対立遺伝子ではないかと思います。また吹雪の幅の広い系統は淡色バックグラウンドに大きく濃い色のセクターが入るように見えるものもあります。大輪咲きは色、模様の宝庫ですから今後いろいろ収集しなくてはと思っています。

 雀斑の大輪の系統も若干あって、うちにある系統もよく紅白に咲き分けます。なぜかよくある雀斑と違ってセクターの入る花が少ないのですが、転移するタイミングがちがうのでしょうか。

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にた さんからのメッセージです.

(on 08/11 , 12:49 )

>ともゆき様

 咲き方の法則とは具体的にはわかりにくいのですが、大体葉柄の根元からつぼみが1〜3程度ついて、下から順に咲いていきます。花は一日花で午前中だけ咲いてしぼみます。

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にた さんからのメッセージです.

(on 08/11 , 12:52 )

>ちえこ様

 実とは、さく果と呼ばれ、3室からなり、4〜6個の種子を包む部分のことです。熟すと茶色になってがくの部分が広がります。この実を割ると中から種子が出てきます。

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にた さんからのメッセージです.

(on 08/11 , 12:53 )

>Mayumiさま

 恐らくベランダは夜も明るいか、照明があるのではないですか?朝顔はある時間以上の暗期を経て花芽を分化しますので、夜も明るいところで育てていると一向に花が咲きません。一日でもいいですから、真っ暗にしてあげましょう。すぐにつぼみがつきます。

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にた さんからのメッセージです.

(on 08/11 , 12:58 )

鏡子様:

私も歴史的経緯は詳しくないのですが、奈良時代に中国から入ってきて朝顔は下剤として使われていたようです。中国名が牽牛子だったようですが、牛車で売り歩かれていたから牽牛子と呼ばれたと、ものの本に書いてあります。七夕の牽牛は、そのような牛をひいて荷役をする職業なのでしょうか。朝顔とは関係ないと思いますが。

 欧米には日本で改良された品種が渡ったため、Japanese morning gloryと呼ばれています。日本の朝顔を元に欧米で改良された品種にスカーレットオハラなどがあります。

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RIKA さんからのメッセージです.

(on 08/11 , 16:48 )

はじめまして!「遺伝子」のページからリンクをたどってやってきたら、朝顔だらけのページに出会って感激しています。ただ好きなだけなので、普通の朝顔を普通に育てているだけですが、時々おじゃまさせていただきますね。過去ログでにたさんが、変化朝顔について「自分でいいと思えばそれでいいと 思います。変化朝顔は江戸趣味の粋だと私は思っていますが、 最近の風潮には合わないんですかねえ。」と発言されていましたが、私も他人に認められる花を育てるのもよいけれど、自分が気に入った花を大切に育てたいと思っています。

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おおつか けん さんからのメッセージです.

(on 08/11 , 18:36 )

はじめまして。このHPでもリンクを貼っていただいている国立歴史民俗博物館で展示や研究とは全く無関係の部署にいる者です。当館の「伝統の朝顔」展はお陰さまで盛況です。変化朝顔の奥の深さに魅せられた来観者のみならず職員が増えています。毎日、違う変化朝顔が咲くので見逃せない企画になっています。当館から平成の朝顔ブームを起こせればよいのですが。それにしても、朝顔がこんなに奥のある植物だとは知りませんでした。絶大なるご協力を賜り、長年変化朝顔の系統を維持していたにたせんせいに敬意を表します。ありがとうございました。

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ちえこ さんからのメッセージです.

(on 08/12 , 11:13 )

にたさんへ・・・。ありがとうございます。。。。大変たすかりました!さっそく、むすめと一緒にとりました。。。これで、夏休みの宿題ができました(^^)とても、たよりのない親で・・(^^ ;;;;ほんとうに答えていただきありがとうございました(^0^)/

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にた さんからのメッセージです.

(on 08/12 , 13:27 )

>RIKAさま

こんなページでも気にいっていただけてうれしいです。そうですね。僕も朝顔のほかにもいろいろ園芸植物を育ててたりするんですが自分の好みにとても偏っています(笑)。

江戸時代の感覚というのは、当時のいろんな流行から窺い知るしかないですが、今では減りつつある自然というのは、当時は当たり前なので、人為的に選び出した人工美の極致のような変化朝顔がもてはやされたのでしょうね。私自身は江戸時代の人の好みに近いと思っていますが。

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にた さんからのメッセージです.

(on 08/12 , 13:36 )

>おおつかけん様:8月2日にはそちらにうかがえなかったので、展示の様子はホームページから知るしかありませんが、すばらしい展示のようですね。評判も上々とのこと。私もうれしいです。それほど、お力になれたかわかりませんが、歴博のみなさんの相当な苦労がしのばれます。23日にはそちらに伺いますが楽しみにしています。今後ともよろしくお願いします。

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白鳥 さんからのメッセージです.

(on 08/12 , 15:40 )

初心者です。変な質問ですけど教えてください。私の同僚が朝顔は、一度咲いた花が次の日も咲くと言っています。ほんとですか。教えてください。

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にた さんからのメッセージです.

(on 08/12 , 18:07 )

>白鳥様:朝顔は典型的な一日花です。そのため早朝から午前中にかけて咲いた花は午後にはしぼんで、もう咲くことはありません。以下は参考で、普通の朝顔には全くあてはまりませんが・・渦という花弁の厚い系統は秋などは二日にわたって咲いていることがありますが、これも一度しぼんで咲くわけではありません。また、牡丹と呼ばれる八重咲きの系統は外側の花が咲いたあとに中の花が翌日咲くことあります。そのため江戸時代は二度とか度咲と呼ばれていました。

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白鳥 さんからのメッセージです.

(on 08/13 , 12:48 )

にた様回答ありがとうございました。あまりにもあたりまえすぎる質問のせいか、図鑑等でも、はっきり明記されている部分を見つけ出せなかったのです。職場でもやっと解決しました。

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おおつかけん さんからのメッセージです.

(on 08/14 , 14:01 )

にた さま今年、朝顔の親木をわけてもらい種を採取するために栽培していましたが、今まで咲いた3つの花が全て親牡丹になってしまいました。牡丹咲はめしべおしべが花弁化して種が採れないと聞きました。他にも沢山蕾をつけていますが、様子が同じなので全部牡丹咲になってしまわないかと心配です。やはり、株ごと親牡丹化するのでしょうか、それとも同じ株の中でも種のとれる花もつけるのでしょうか。

 今年の鑑賞用にはとてもよいのですが、来年以降獅子咲が出る可能性のある株だったので複雑な心境です。

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にた さんからのメッセージです.

(on 08/18 , 00:41 )

今年は歴博も親木をいろいろ育てているので、種はもらえるのでは?もし手に入らなかったら春ごろまたメールください。送ります。あんまり早くリクエストもらうと送るのを忘れてしまいそうです。

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泉 さんからのメッセージです.

(on 08/25 , 01:30 )

突然失礼します。 アサガオのことを調べている高校3年生です。普通に売っているアサガオの種を植えたら、そのうちの一つが発芽に時間がかかり、変なのです。詳しく言うと、つるが伸びず、葉が殆どでない状態で花がひとつ(紫)咲き、種が出来ずに枯れてしまいました。そのあと葉が出てきたのですが、何と言うか変なんです、同じ方向に出ているというか・・・。 依然としてつるも伸びず、身長は10センチぐらいです。これは何かの突然変異なんでしょうか?教えてください。よろしくお願いします。

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morita@okazaki さんからのメッセージです.

(on 08/25 , 01:30 )  

仁田坂さん、いつもお世話になっています。先日といっても盆前に、東京朝顔会の展示会に日比谷公園に行ってきました。超大輪とは聞いていましたが、実際にあんなに大きいとは驚きでした。洲浜が、入っていない系統を一輪咲きにしたとしても普通の花と比べて大きな花が咲くんでしょうか?あんなに大きくなるとも思われないのですが。大きくなるにしても、細胞の数が増えているのか、もしくは一つ一つの細胞が大きくなっているのかも不思議です。5曜が、6曜になっているのが、ミソでしょうか?  黄色い朝顔の話がよく掲示板に出ているのを見ます。(ちょっと僕の考えです。)基本的に朝顔の黄色い花は、CHI の変異体(吹っかけ絞りが絞らなくなったもの)であると思われ、このためカルコンと言う色素の前駆体が蓄積していると思われます。カルコンがどういう形で安定化に向かうような修飾を受けるかが、問題になると思われます。凄く黄色い朝顔では、葯のところまで黄色っぽくなっているはずです。また、トリカラーの筒についても同様です(どちらも僕のアイデアではないですが・・・)。何につけても、黄色い色素を作る遺伝子と、その遺伝子を発現させる遺伝子が必要なはずです。当然、発現させる遺伝子を発現させる遺伝子も必要です???ある程度は共通だと思います(多分c,ca などの遺伝子がバックグランドでは黄色くならないと思います。トリカラーの中にフライングソサーと言う絞る花があります。もし、いままで書いたことが、あっているとするとこの変異ではCHI を含むこれより上流の色素を作る遺伝子、もしくは筒と共通の色素を作る遺伝子を発現させる遺伝子に変異があった場合筒も絞ることになります。さてどうでしょうか?)

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おおつか けん さんからのメッセージです.

(on 08/25 , 01:30 )

ご教示ありがとうございます。私は、この夏アサガオを育てるまで、全くの理科音痴で、花のつくりも図書館の子供用のアサガオの本をみてやっとわかったというありさまです。街を歩いていても昨今はアサガオがよく咲いていますね。我が家もおかげさまでよく咲いています。 さいごににたせんせいへ。 種の件は、将来・万一・ひょっとして お願いすることになったらその時はよろしくおねがいします。では、また

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おおつか けん さんからのメッセージです.

(on 08/25 , 01:30 )

ご教示ありがとうございました。掲示板にうまく書き込めなかったので短いですが、テスト送信兼お礼までに。

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5月生まれ さんからのメッセージです.

(on 08/25 , 01:30 )

朝顔が、突然枯れ出してこまっています。 ハダニとかついている様子はないのですが、葉っぱがパリパリになっていて、 NYの「たかひろ」さんと同じ症状です。(ちなみに私は日本の大阪在住)。心あたりがあるとすれば、朝顔の様子がおかしくなりはじめたころ、なぜが、植えているプランターのすみっこに、結構大きなキノコが、いきなり朝みると3本ほど生えていました。(前日まで、2日間程続けて雨が降りました)気味わるくて、ぬいちゃったのですが、そのキノコのせいなのでしょうか。 前はふかふかだった培養土も、カリカリになっています。 ちなみに、プランターはとても日当りのよい、南向きのベランダに配置しています。同じプランターには、アメリカンブルーという、花を植えています。もしかして、それが原因だったりするのでしょうか。勉強不足の初心者なので、手も足もでない状態です。どなたか、良きアドバイスをお願いします!

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おおつかけん さんからのメッセージです.

(on 08/25 , 01:31 )

ありがとうございます。きのう、何度か書き込もうとしたのですが、エラーがでて書き込めませんでした。今回はうまくことやら。おかげさまでうちのアサガオたちはよく咲いています。 街中で見かけるアサガオも今が開花の真っ只中のようですね。私も種をとって子供が小学校に入りアサガオの栽培をするときに変化朝顔で対抗したいものです。とりあえず、テスト送信をかねて、書き込みます。では、また

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りえ さんからのメッセージです.

(on 08/25 , 01:31 )

先日歴博の展示を見にいってきました。詳しく説明もしていただき、大変面白かったです。そこで、ちょっとわからなかったのですが出物は正木を何年か栽培すると自然に出てくるものなのでしょうか?それから、変化朝顔にとても興味をもったのですが、種の入手方法など教えてください。

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あちゃお さんからのメッセージです.

(on 08/25 , 01:31 )

今朝、獅子咲と采咲が咲きました!うれしくて興奮しています。獅子咲は風鈴が7つで、おしべとめしべもありました。解体したんです。(^^; 本当に不思議な花ですね。采咲はあいにく牡丹にはならず、一重でしたがとてもきれいです。

 先日、佐倉の「れきはく」に行ってきました。朝顔がたくさん見られて、図録も買い求め、大満足。準備が大変だったのではないかと思います。ありがとうございました。私もますますこの世界に入ってしまいそうです。(^^;

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おおつかけん さんからのメッセージです.

(on 08/25 , 01:31 )

にたせんせいへ今日はお会いできてよかったです。また、いろいろ教えて下さい。

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わき さんからのメッセージです.

(on 08/25 , 01:31 )

しろうと質問ですみませんが、アサガオの花が咲いてから種が取れるまで、大体何日くらいかかるのでしょうか。

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にた さんからのメッセージです.

(on 08/25 , 01:48 )

最近、お出かけが多くて困ったもんです。やっと戻ってきました。掲示板の調子が悪くて失礼しました。ちょっとシステムインストールしなおすかもしれません。レスや重複しているメッセージの整理はまた後ほど。みなさん、いろいろありがとうございました。

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にた - 99/08/25 15:37:53

タイトル:>泉さんへ

コメント:

朝顔の変異には1)栄養状態、日照、病気などで、変わってしまう後天的変異(彷徨変異)と2)遺伝子の変化である、突然変異がありますが、他の朝顔は正常ということなので、ある種の突然変異が起こっているようですね。私も大量に育てていますと、成長しない矮性の変異がたびたび見つかりますが、ほとんどが種ができない不稔株で保存できていません。また染色体異常のような変異の株も含むかもしれません。

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にた - 99/08/25 15:50:14

タイトル:>moritaさま

コメント:

大輪咲の朝顔は本当にびっくりするくらい大きいですね。もちろん系統によって花径が大分異なりますが、それに加えて、かなりの肥培をしているのもあります。今の大輪咲きは、花を大きくする主因である州浜変異と、やや大きくする蜻蛉葉、肌脱ぎ、など各種変異を多重に持つように選抜した結果だと思います。曜の数が増えると花が大きくなり、州浜では6−9曜、乱菊なども曜が増えますが、やはりやや大きめの花を咲かせますね。細胞数についてはどうでしょうか?一つの曜あたりの細胞数は決まっていて、細胞の容積が大きいのか、それとも細胞数も多いのか? 観察してわかったら教えてくれませんか? 

黄色い朝顔を作ろうとしているという人はここの掲示板に書きこんでくださる人以外にも結構いるようです。遺伝子導入が楽にできるようになったらいいですが、それまではやはりカルコンの発現の多い系統や安定度の高い系統を選抜するのが早道でしょうか。

吹掛絞にもスポットのかなり小さい系統やほとんどない系統(黄色い朝顔と呼ばれている)もありますが、なんらかの抑制遺伝子によるのでしょうね。筒白ではアントシアニン合成に関する遺伝子の発現がないか、弱くて、花筒が黄色い系統、種は花筒でCHIの発現が弱くて、カルコンが貯まっていると考えるのは短絡でしょうか?

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にた - 99/08/25 15:53:25

タイトル:>おおつか けん様

コメント:

昨日はお会いできて良かったです。こっちから出向いて挨拶しようと思っていたところでした。歴博の展示は昨日始めてみましたが、辻先生をはじめとして、みなさんの大変な努力の賜物だと感じました。もっとゆっくりしていたかったのですが、昼頃まで来園者の方と話したりして、帰ってきました。

それとホームページ見ました。朝顔の写真を多数入れてあって、大切に育てられているのが伝わってきます。また来年もよろしくお願いします。

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にた - 99/08/25 15:57:58

タイトル:>りえ さん

コメント:

種のできる系統を正木といっていますが、配布している系統は出物系統から、出物が出なくなった(抜ける)ものがあります。これはテストが不充分な可能性もありますので、来年出物が出てくるかもしれません。10粒くらいで出ないと抜けたと判断しているものもありますので。ただ、本当の正木系統をただ育てただけで、出物が出る確率(突然変異で)はかなり低いです。ただ朝顔ではトランスポゾンと呼ばれる動く遺伝子が活発に動いていますので、普通の突然変異率よりかなり高い確率ですが・・

種子は分譲できるものがあると思います。また来年の春にでもメールをいただけたら幸いです。上げれる種子はたくさんあるのですが、見繕ったり、袋詰にするのが結構大変です。

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にた - 99/08/25 16:02:03

タイトル:>あちゃおさん

コメント:

獅子咲は今残っている系統のほとんどは風鈴がつきますね。でも最近、獅子の変異した切れ咲きの乱れたような個体が出てきました。これは種がつきそうですね(弱い対立遺伝子に変化したのだと思います)。なんだか交配すると突然変異率が上がるような気がしますが、これはバックグランドが変わってトランスポゾンが動くようになるのか、気のせいなのか・・

図録も買っていただきありがとうございました。なんだか昨日はサインをしてくれということで、図録にサインをしていました????

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にた - 99/08/25 16:04:15

タイトル:>わき さんへ

コメント:

朝顔は受粉して果実が茶色くなって種子が熟すまで意外と時間がかかります。早くて一ヶ月、遅いと2ヶ月くらいでしょうか。8月に播いた種子だと冬が来る前になんとか種子がとれます。9月だとちょっと苦しいですね。

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にた - 99/08/25 16:05:32

タイトル:この掲示板も

コメント:

今日作りなおしましたが、なんとか安定しているようですね。しばらくご迷惑をおかけしてすみませんでした。あと、マックで長文を書くとおかしくなることがあるかもしれません。

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桜井均 - 99/08/25 19:07:09

コメント:

質問があります。知り合いの子供が夏休みの自由研究で朝顔の観察をしました。100本ほど育てて、朝顔のつるをよく調べてみると、100本すべて左巻きのつるだったそうです。その訳を掲示板で教えてください

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にた - 99/08/25 19:11:09

タイトル:>桜井さん

コメント:

朝顔の巻く方向は遺伝的に非常に厳密に決まっているようです。というのは今までいろいろな突然変異体が記述されていますが、逆巻きの突然変異というのが知られていません。そういうわけで、右巻きの朝顔も100本くらいでは出てこないと思います。植物の種類によっては巻く方向はいいかげんな種があるようですが、ヒルガオ科ははっきり左巻きではないでしょうか。

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桜井均 - 99/08/25 19:50:52

コメント:

有り難うございました。 遺伝によってつるの巻き方が決まるということを初めて知りました。最近、遺伝子レベルでの研究が色々な部門で行われているようですが、知れば知るほど不思議な気がします。ただ、知人の子供は小学校3年ですので、上手く説明できるかどうか自信はありませんが

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にた - 99/08/26 13:28:57

タイトル:雀斑の地色

コメント:

雀斑の系統がいくつもありますが、地色が薄い水色でこれに紺色のセクターが入るものはどのような仕組みになっているのでしょうか? 同じ系統でも地色が白のものもありますが・・

>TKさん、moritaさん・・見てるかな

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CPA - 99/08/26 13:31:54

タイトル:朝顔のはなし

電子メールアドレス:cpaqc@silver.ocn.ne.jp

コメント:

朝顔の同じ花が何日も開きますか。それとも一度開いたら二度とは開きませんか。どなたかご存じでしたら教えて下さい。

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Kaoru Kitajimja - 99/08/26 13:41:13

タイトル:Assistant Professor, U of Florida

電子メールアドレス:Kitajima@botany.ufl.edu

コメント:

初めまして。いま、フロリダアトランティク大学のDr. Dan Austin の手伝いで、朝顔に関する日本語の文献を探して翻訳してます。Austin 博士は さつまいも属の分類の専門で、Ipomea nil は多分アメリカから中国に16世紀ごろわたったのではないかと仮設してます。江戸時代前半以前の文献で、朝顔が出てくるものをごぞんじのかたはぜひごれんらくください。特に和漢方の記述で特徴が詳しく書かれてるものがあればすばらしいのですが。それから、中国では朝顔は拳牛子としてしられいて、七夕にまだ関連してます。日本でも朝顔が七夕伝説に関係してるとの文献、または地方習慣があったら、おしえてください。よろしく。 北島薫

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にた - 99/08/26 16:02:25

タイトル:>北島さま

コメント:

定説では朝顔が日本に渡来したのは、奈良時代と言われています。それらしい文献もいろいろあるようですが、絵として残っているのは平家納経(1164)に青い花の朝顔が載っているようです。また千利休の有名な逸話がありますが、このころはごく一般化していたのではないでしょうか?

牽牛と牽牛子(あさがお)の関係を今度、質問した人にも教えていただけないでしょうか。私も知らないので興味があります。

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にた - 99/08/26 16:03:23

タイトル:>CPAさん

コメント:

朝顔は典型的な一日花です。早朝咲いた花は普通午前中くらいしか咲いていません。

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にた - 99/08/26 16:10:09

タイトル:>五月生まれさん

コメント:

レスが遅れて申し訳ありません。その状況を見てみないとわからない のですが、ベランダで育てられている方によく見られるのは雨がかからないため、ハダニ(湿度に弱い)が繁殖して葉が乾燥してぱりぱりになります(表面にダニが見られます)。

先日見たものはやはりマンションのベランダで育てているもので、ハダニではなかったのですが、成長点が枯れてしまって成長が止まっていました。ただし葉は乾燥はしていまんでしたが、端から枯れていっていました。福岡でオキシダントの影響も考えにくいのですが、原因はわかりませんでした。

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柴田直美 - 99/08/27 10:50:23

タイトル:小学1年自由研究

電子メールアドレス:shibata@cty-net.ne.jp

コメント:

アサガオのにた先生はじめまして。小学1ねんの自由研究で毎朝アサガオの花の数を観察しています。昭和教材さん花の大和さんの雑種の種(子供でも確実に栽培できるように強くしてあるそうです。)学校で蒔いた苗を家で育てています。行灯仕立ての栽培キットです。しぼんだ花(はながら)を摘んで種に栄養がいかないようにしたら8月27日までに370個のはながさきました。暁の紅は120個です。370個はかなり多いと思うのですが、もし種がなるがまま栽培すると花の数は何パーセントぐらい減るのでしょうか。知人のアサガオは種がなっているので「咲かない(100個ぐらい)」とぼやいているそうです。もしかして雑種なら300、400咲くのはよくあることなのでしょうか。幼稚な質問ですいません返事を待っているのでよろしくお願いします。三重県四日市市柴田37歳主婦

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morita@okazaki - 99/08/27 11:42:45

コメント:

雀班は、a-3flecked のラインでしょうか?a-3flecked のラインならば薄い青色から濃紺には、二層がリバートすれば薄い青色になり更に一層がリバートすれば濃紺になると思います。この一層、二層の違いは、以前、雀班の系統のリバータントの後代がまた雀班になったという書き込みがあったと思いますがこのことと関係があります。一層はリバートしても(全色になっても)後代には伝わりません。これは二層も同時にリバートラバしていないためだと思われます。花を見ただけではわかりません。雀班の系統では茎/蔓をみればよいと思います。蔓は二層の組織なので、蔓が赤ければ、後代で全色の花が咲く可能性があります。  薄い青色から絞る系統には、米田先生が作った清和(条斑点絞り)ならばヘテロな状態(地色が、薄い青色)からリバートすればそういったカンジになると思います。  黄色の花についてですが、掲示板を見てる人にと思って書きました、が、安定化と言うところは?です。また、アントシアニンの生合成系の遺伝子ではCHSは、発現量が、多いものに含まれると思います。やはり、吹掛をバックグランドに持つものとインテンスなど色を濃くする(発現量を上げている?)ものと組み合わせるのが近道かもです。

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おおつか けん - 99/08/28 08:36:39

タイトル:雨?大気汚染に弱いのですか。

電子メールアドレス:fwip2005@infoweb.ne.jp

コメント:

にたせんせい 先日はありがとうございました。 私のページの朝顔を見ていただけたとは光栄です。 ところで、先週弱い夕立が久しぶりにありました。 翌朝アサガオをみると切咲の二本の葉が黄色くなっていました。 今日は、その一部の葉は枯れそうになっています。 花は最盛期でよく咲いているのですが、葉がやられてしまいました。 通勤途中の道端のアサガオでも少し黄色く枯れかけた感じになっています。 大気汚染?酸性雨?のせいなのでしょうか。 アサガオがこんなに公害に弱いとは知りませんでした。 でも、ウチのアサガオのうち縮緬葉や抱葉の方のアサガオは、変わった葉形で却って雨があたりにくかったのでしょうか変色していません。 では、また。

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にた - 99/08/28 16:19:03

タイトル:朝顔は大気汚染に

コメント:

弱いので、指標植物として各地で育てられています。確かスカーレットオハラが標準系統だったような気がします。 歴博の人も見てくれているんですか? どうもありがとうございます。 これからますます来園者が増えて10000人を超えるといいですね。 大入袋がでますか(笑)

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にた - 99/08/28 16:22:02

タイトル:>柴田さま

コメント:

朝顔は種がある程度できてくると全体を枯らして種子を成熟させるプログラムが働くようで、おっしゃる通り花をつんでいけば、花が咲きつづけます。種ができるままにしておいて何パーセント減るかという具体的な数値は持っていません。ただ種のできにくい大輪咲き、変化咲きは花が冬まで咲きつづけることも多いですし、牡丹など全く種のできない系統は温室に移せば一年くらい咲いています。

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シッグ - 99/08/30 19:49:11

タイトル:伝統の朝顔、於歴博

コメント:

昨日、佐倉の国立歴史民族博物館の“伝統の朝顔”を見てきました。“くらしの植物苑”では、色々と興味深い花が沢山咲いていましたが、中でも“鳥甲”と“紅時雨絞”の第2層全体が復帰変異した周縁キメラの花の縁が桃色の第2層起源細胞に白い第1層起源細胞が入り込んだ綺麗な白い切れ込み様の模様が見られたこと、また、“博物館”では写真でしか観たことのなかった“朝顔図譜”を幾つも直接目にすることが出来たことが、私には興味深くまた有難く思えました。 “にた”サンをはじめ、皆様方の御努力のお蔭で、アサガオへの関心も高まり、私自身もその恩恵を蒙り、良い目の保養を致しました。

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なな - 99/08/31 00:07:24

タイトル:どうして色が変わるの?

コメント:

小1の子供が「あさがおの観察」のために あさがおを育てています 先日 娘が「あさがおのお花って朝と夜と色が違うんだね どうしてなの?」と聞かれ 理科が苦手だった母は答えられませんでした。 どうしてなのか?教えて下さい 具体的に書きますと 朝 水色で咲いた花が夕方ピンクに 青で咲いた花が紫に 変わります 夕方になると 花の色が薄くなるとは聞いていたのですが・・・薄くなるのではなく はっきりと違う色になります ひょっとしたら これってあさがおの常識的知識なのでは?と恥ずかしく思いながら 子供に教えなくてはならないので なるべく優しく教えて頂けたらと思います よろしくお願いします

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柴田直美 - 99/08/31 00:52:35

電子メールアドレス:shibata@cty-net.or.jp

コメント:

にた先生有難うございました。花数405個まだもう少し咲きそうです。・・・NHKの月刊誌「趣味の園芸」9月号でも先生のページを拝見しました。四日市市柴田主婦

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にた - 99/08/31 13:22:07

タイトル:>シッグさん

コメント:

歴博に行かれたのですね。見た花がどの系統を指しているか、想像するしかないですが、紅白時雨絞(系統番号122?)は他の時雨絞(雀斑)と違って、はっきりした染め分け(花の中で色が違う)花はあまり出ず、紅と白の花が咲き分ける傾向にあります。トランスポゾンの転移のタイミングが違うのだと思いますが、ひょっとしたらa-3[f]と違う遺伝子の変異かもしれません。良く観察して比較してみたいものです。

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にた - 99/08/31 13:24:27

タイトル:>ななさん

コメント:

朝顔の花色のアントシアニンはpH(酸性・アルカリ性・中性)で色が変わります。リトマス試験紙も同じ原理です。朝咲いた青系の花は昼頃には赤みがかってくるのはごく普通のことです。これは花の細胞の中のpHが変わってくるためだと思います。

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にた - 99/08/31 13:26:41

タイトル:>柴田さん

コメント:

あ、ちょこっと載っていますね。お恥ずかしい次第です。 でも405個とはたくさん咲きましたね。うちで栽培している変化咲も今が盛りで(細葉ものはこれからですが)、一株で20−30以上一日で咲いているかぶもあります(ちょっと見苦しい)。

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シッグ - 99/08/31

22:36:20

コメント:

にたさま。コメントどうも有難う御座いました。系統122かどうかは今となっては定かではありません。記憶では、当日問題の“紅時雨絞”は3つ花を付けていて、1つは典型的な“雀斑(細かいソバカスが少し出ていた)”、他の1つには赤紫の比較的大きなセクターがあり、もう1つが第2層全体が復帰変異した周縁キメラの花(茎は緑でした)で、さらにその花の第1層由来の表層には小さなスポットが幾つか観察できました。ですから、表現型から観ると典型的なa-3/fleckedのように見受けられました。