Ipomoea indica (西表朝顔・ケープタウンアサガオ・オーシャンブルー・宿根朝顔の名前で市販)
Ipomoea acuminata, Ipomoea learii
花はやや濃い青色で曜と花筒が赤く着色し、日本に自生しているノアサガオ(Ipomoea indica)よりも色は濃く、花・葉ともに大型。強い自家不和合性を示しめったに結実しない。蕾も花柄に多数着き多花性を示す。葉は3尖葉であるが丸葉も混在する。性質は強健で花もちもよく、夕方まで咲いていることもある(時間が経つと赤く変色する)。繁殖力も旺盛で、地表付近から匍匐茎(ランナー)を出し、周りに広がっていく。繁殖はこの根がついたランナーを切り離して植え付ければ容易である。苗を植え付けて初年度は花が咲くまでに時間がかかることもあるが、2年目からは6月ごろから開花し始め、盛夏には一時花が少なくなるが、秋遅くまで咲きつづける。九州では冬期も葉が枯れないことがある。また日本産のノアサガオと交雑可能である。
由来は不明だがそれこそケープタウンなどの外国産のノアサガオなのかもしれない。
ランナーが非常にタフで温暖な地方では雑草化する危険性があるため栽培管理には注意が必要だと思う。
このように蕾が叢生するため多花性を示す。
7月上旬の開花の様子