渦(ct)を持たせると植物体が詰まり(肥厚し)葉芸が面白くなり、花持ちもよくなることから、渦を持つ系統も多い。この系統の渦は堺渦(sc)のように見えるが、渦を相補しない。植物体は矮性である。この系統の柳牡丹出物の出現率は1/16(6.25%)でありその分離の様子を別図に示した。名古屋の山高桂氏によって育成された系統。

私はこの系統から牡丹(dp)遺伝子をクローニングした結果、牡丹遺伝子にトランスポゾン(Tpn-botan)が挿入していた。


牡丹出物


一重出物


親木